ゼファーさんの競馬日記

第26回 函館スプリントステークスGⅢ

 公開

1,147

競走馬用飼料から禁止薬物が検出され、
出走予定馬13頭中、下記の6頭が競走除外となった。
3枠3番 シュウジ
4枠4番 ライトオンキュー
4枠5番 リナーテ
5枠6番 ダノンスマッシュ
6枠8番 トウショウピスト
8枠12番 タマモブリリアン

競馬歴は長いですが、初めての経験でびっくりしております!

<馬場状態>

土曜日の夜から、雨予報の函館
日曜日も降り続けるので、おそらく重馬場でしょう。

洋芝100%の馬場が重馬場になれば、↓の通り、かなり時計が遅くなる?

洋芝と野芝の比較から、
馬が野芝の上を走る時、目に見える表面の芝部分ではなく、
地中で横に伸びる匍匐茎(ほふくけい)に蹄を引っ掛けて、
その推進力で前に進み、スピードを生んでいる。
野芝はこの匍匐茎がしっかりしているから、馬の蹄でもちぎれにくく、支持力が強い。

では、洋芝はどうかというと、
洋芝の匍匐茎は、野芝ほど強くなく、細かい茎や根の集まりで支持力を出している。
この洋芝特有の細かい茎や根の集まりをマット層と呼び、野芝の匍匐茎の替わりとなる。
このマット層は、野芝の匍匐茎ほどしっかりしていないので蹄の衝撃で芝がちぎれやすい。
又、このマット層の茎は上に重なって厚みを増す為、スポンジみたいな感じとなり、
フワフワした所に蹄が着地するから脚元が不安定な状態となり、多少推進力も落ちる。
ましてや雨が降ると、このマット層に水が溜まり、そこに蹄が入ると余計ちぎれやすくなる。
つまり、野芝と洋芝の茎の性質の違いが、時計の違いとなる。

そしてもう一つ、路盤に違いがある。
芝コースは路盤の上に芝馬場がある構造になっているけど、
函館・札幌は、砂丘の様な砂を使用して路盤が造られている。
この砂は、水はけは良いけど、締りが悪て支持力が弱いので、洋芝のマット層が破れると、
締まりの悪い砂の上を直接走っているみたいになり、時計が非常に掛かるようになる。
らしいです。

<馬精査>

タワーオブロンドン

第64回 京王杯スプリングカップGⅡ 1着がこの馬のベストレース
速い馬場で脚を溜めて、切れ脚で仕留める戦法
洋芝の重馬場で、58kg・・・切れ脚が発揮されず伸びてこれない可能性が高い!

アスターペガサス

第50回 函館2歳ステークスGⅢ 1着も、
第2回 葵ステークス重賞 2着も、テン3F:34.6で行って、末脚で勝負して上位へ
小崎 綾也Jなら、函館2歳ステークスのイメージで前には行かないだろう。
そうなると52kgでも末が伸びない洋芝の重馬場に嫌われる。

ペイシャフェリシタ

近4走は、前壁や苦手な時計の速い馬場で目をつぶる
第13回 キーンランドカップGⅢ 3着だけ走れば、
今回、岩田 康誠Jで上積みが大きく、先行して踏ん張って勝ち切る。

ダイメイフジ

↑とは逆に、時計の速い馬場が得意で、今回の馬場は厳しい
前走の時計の速い第64回 京王杯スプリングカップGⅡで垂れている様では。

カイザーメランジェ
韋駄天ステークスで魅せた先行力で、ハナへ
サンライズステークス 1着 上り34.5
HBC賞 1着 上り34.6
の切れない脚が、いかにも洋芝の重馬場に活きそう
元祖穴男 江田 照男Jが思い切って行けば、馬場が後ろを封じる。

サフランハート

道頓堀ステークス 1着が、4回阪神9日目で時計の掛かる馬場で魅力だが、
野芝が傷んだ馬場と、洋芝が雨で重い馬場とは、質が違うと思う。
3着には押さえておくが。

ユキノアイオロス

11歳、さすがに辛い

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