佐藤洋一郎さんの競馬日記

鬼滅ケイバ  其の二弐

 公開

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エフォーリア おまえもか!?

ニューヨークタイムズ紙が「ぼったくり男爵
(Ripp off Ballon)IOCバッハ会
長の化けの皮をはがした。

あまりに遅い対応(米国はTV放映権料だけ
でIOC予算の7割をまかなっているという大
スポンサーゆえに?)だが、それがあたり
まえのジャーナリズムの仕事であり、本来
ならば、もっと早く本質に迫るべき日本の
メディア(大手新聞=TVがこぞって東京5輪
に多額のスポンサー料を献金?している)
や「専門家」(コロナ込みのTV出演やコメ
ンテイターとして大繁盛)も仕方なく、政治
主導と利権まみれの救いようのない「伏魔殿
・五輪の塔」に”自滅の刃”を向けざるをえ
なくなっている。
 
 コロナ禍はいまや、すべての組織を連鎖的
に崩壊し、自らも朽ち果てるガン細胞のよう
な「終息」の時を迎えようとしている。
「これこそアルマゲドン。終わり日はすでに
そこまで来ている」(某予言者)

そもそもオリンピックを力づくで誘致したの
はあのヒト…女性蔑視発言で自ら墓穴を掘っ
て辞任したあの御大を、昨年1月にチェックし
たグーグルの人名検索でもう一度クリックし
てみた。なに?
  
 「森喜朗 死去」 

 5月17日正午過ぎだった。その見出しが
活字媒体の誤字・誤植のようなトラブルだった
のか、何者かによる嫌がらせやフェイクのた
ぐいなのだったのかは、ネット事情にはチン
プンカンプンのアナ(ログ)おやじにはわから
ない。

 見出しのすぐ下の本文「森裕喜 日本の政治
家 生年月日 1964年10月15日 没年
月日2011年11月25日親族 森喜朗(父)」

 を見て、ご子息の?ではない。10年も前
の訃報が「森 喜朗 死去」になるわけがない。  
 
この摩訶不思議な”超常ネット現象”に度肝を
ぬかれ、一気呵成に攻め込んで決着すべく振り
上げたコロナ・五輪・ケイバ鬼滅の刃を鞘にお
さめた。
実はその刃で雪女のアバター奇跡のブランシュ
・ネージュ(白雪姫・ソダチ)をウマニティで
「消」したばかりだった。

 オークスを楽勝してエネイブルのように3
歳牝馬でアーク(凱旋門賞)女王なれるかも
しれない…という夢幻を、芦毛(白馬)の初
代GⅠ(1977年菊花賞)馬プレストウコ
ウの記憶が打ち砕いた。
 
 クロフネの子は長距離GⅠは勝てないーと
いう血統論者もいるようだが、大橋巨泉が「
スプリンター色の濃いパノラマ・ホイッスラ
ー系のグスタフ(父)が3000mでもつはず
がない!」と豪語したプレストウコウが、こ
ともあろうに菊花賞をレースレコードで楽勝
した。
 このときの巨泉の気まずそうな顔を覚えて
いるが、しかし巨泉の予言はあながち的外れ
ではなかった。翌春の天皇賞(京都3200)
で「銀髪鬼」はその本性をあらわにした。

1週目の下り坂で押さえがきかなくなり、剛
腕・郷原が仁王立ちになって手綱を引いて踏
ん張ったときに、なんと鞍がズルリと肩のあ
たりまでズレてしまった。アブミに頼ること
も、鞍を戻すこともできずに、ただ馬の背に
しがみつくような体勢のまま走路を外れて競
走中止…。
 
アメリカ流の調教や馬装具などで旋風を巻き
起していた”白井”の白馬の、モンキースタ
イルに適したウエスタン(米)サドル専用の
、ゴムハラ(ゴム製の腹帯)が巻き起こした
、前代未聞のアクシデントだった。

その不祥事以来、気性の激しい、コントロー
ルに手こずる悍馬にゴムハラは禁物となった。
 
タマモクロスやオグリキャップのようにとめ
どなく強くなる怪物も出るには出る。が、芦
(白)毛の多くは、インブリードや多重配合
による変異遺伝子のなせるわざかどうか、あ
る日突然、馬が変わったような得体の知れな
い気質に支配されて衰退、凋落してゆく。

厩舎の先輩ゴールドシップがそうだったよう
に、ソダシにもすでにそうした因子が見え隠
れしている。きつい流れの1マイル桜花賞で
は折り合ってレコード勝ちしたが、一気に距
離が延びるオークスの緩流に折り合えるかど
うか。

プレストウコウのように、スローの馬込みに
耐えられず、掛かって自滅する様がはっきり
見えてきて、前日予想で初めての「消」を打
ち込んだ。
 
 ここで急事態発生!
 
まだ「温暖、快適、アスリートにとっても申
し分のない季節」という虚偽のプレゼンをぶ
ちあげて、8月開催を前提としての「TOK
YO」を誘致した東京5輪を強行しようとし
ているIOCや政治(名声)と経済(金)の
亡者たちのたむろする百鬼夜行の伏魔殿の実
体、新型コロナの特効薬が発見されたのに、
それを公表・配布しようとしていないメディ
アや政府の鈍足ぶりなど、本当の本題にはた
どりついてはいない。

 が、ダービーが刻々と迫りつつある今、時
間が足りない。まずはそちらを片づけるまで
のune pouse-cafe(cofee break)。小休止。

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