グリーンセンスセラさんの競馬日記

エアスピネル全弟を大絶賛

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武豊騎手が「メッチャいい!」ついに『JRA全G1完全勝利』の大記録達成なるか!?日本競馬のレジェンドがデビュー間近のエアスピネル全弟を大絶賛!━
Gambling Journal ギャンブルジャーナル / 2016年9月16日 10時3分 http://biz-journal.jp/gj/2016/09/post_1283.html

「メッチャいい!」

 無敗の三冠馬ディープインパクトに、世界最高評価を受けたエイシンヒカリなど、これまで数多の名馬とコンビを組んできた武豊騎手が開口一番、笑顔をはじけさせた。

 14日、デビューを控える2歳馬の調教に、競馬界を代表するレジェンドが自ら跨る一幕があった。「見た目は違うけど、乗り味は似ている。心臓が強い」とエアウィンザー(牡2歳、栗東・角居厩舎)の動きに大きな手応えを感じ取ったようだ。

 父がダービー馬キングカメハメハで、母が秋華賞馬エアメサイア。そう、今年のクラシックで史上最強クラスの戦いを演じている『BIG5』の一角エアスピネルの全弟である。

 これはもしかしたら兄を超える逸材になるかもしれない......すでに調教では1つ年上のエルプシャフトと互角以上の動き。このエルプシャフトとてデビュー戦を快勝し、2戦目で京都新聞杯(G2)に挑みながらも5着した素質馬であり、6冠牝馬ブエナビスタの半弟にあたる超良血馬だ。

 調教とはいえ、そんなエルプシャフトと遜色ない動きは、すでに2歳馬離れしていると関係者の間でも評判。あの武豊が、デビュー前から追い切りを付けるほどの逸材というのも納得だ。

 すでに来週の9月25日に開催される阪神のデビュー戦が予定されているが、順調に行けば最初に狙うのは当然、昨年は兄が2着と涙を飲んだ朝日杯フューチュリティS(G1)になる。

 昨年12月の朝日杯FS。エアウィンザーの兄エアスピネルは単勝1.5倍の断トツ人気に推されていた。鞍上はもちろん武豊。しかも、これは武にとってJRA全G1制覇という前人未到の大記録が懸かった一戦でもあった。

 迎えた最後の直線、力強く抜け出したエアスピネル。まさに絵に描いたような横綱相撲の競馬であり、間近に迫った大記録達成の瞬間にスタンドからは大歓声が上がった。

  ところがゴール寸前、外から異次元の末脚で飛んできた馬がいた。

■次のページ▶▶▶ 昨日の敵は今日の……

 エアスピネルの母エアメサイアのオークス制覇を、寸でのところで打ち砕いたシーザリオの息子リオンディーズである。信じられないような強襲劇を母仔2代にわたって受けた武豊にとっては、まさに悪夢のような瞬間だっただろう。

 あれから9カ月、エアスピネルとリオンディーズの対決は2勝2敗の互角。エアウィンザーがデビューを予定している9月25日の神戸新聞杯(G2)で、通算5度目の対決に挑もうとしている。同日に同騎手で同競馬場を走る弟エアウィンザーとしては、なんとしてもデビュー戦を快勝し、兄エアスピネルの後押しをしたいところだ。

 しかし、ここでまた「複雑な運命」が絡み合っている。

 実はエアウィンザーを管理する角居調教師は、同時にエアスピネルの最大のライバル・リオンディーズを管理する調教師でもあるのだ。プロフェッショナルの世界に「私情」を挟む余地などないだろうが、複雑な心境なのは間違いないだろう。

 ただ、逆に「昨日の敵は今日の友」ではないが、相手の優秀さを知る分、この上なく頼もしい味方ともいえる。

 いずれにせよ、仮にエアウィンザーがデビュー戦を突破すれば、朝日杯FS制覇ひいては武豊騎手のJRA全G1制覇という大記録の可能性が一気に高まって来る。武豊騎手としては、リーチを掛けた2012年から4年になるが、目と鼻の先まで迫ったエアスピネルの弟で悲願のリベンジ達成なるだろうか。

 まずは9月25日のデビュー戦に注目したい。

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