競馬戦略研究所所長さんの競馬日記

重賞回顧 ヴィクトリアマイル

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まずはアーモンドアイ陣営の仕上げ、選択に拍手を送りたいと心から思うレースでした。出走すれば当たり前に勝てた馬の状態の不安での回避もありましたが、ここを選択して万が一負けていたことを考えれば、炎上状態になるのは明らかな状況。そんなプレッシャーを跳ね除けるべくアーモンドアイは、パドックから落ち着きを払い、レースに行くと自分の仕事を淡々とこなしての楽勝。今の日本の競馬を見渡しても勝負になりそうな馬はおらず、次走はやはり副賞でついた優先出走権をコロナが収束して使って欲しいとおもいます。
2着には調子に良さでサウンドキアラが入りました。武豊騎手が番手に下げ内に寄ったタイミングでアーモンドアイの前で競馬をする勝ちに行く競馬。負けはしたものの、この馬もマイルまでなら秋も主役を晴れます。3着にはベテランの味で、自分の競馬に徹した横山典騎手のノームコア。この馬も極限に仕上げて来ただけに、夏場は休養して秋には頑張って貰いたい。AI◎プリモシーン、所長◎ビーチサンバは後方から見せ場なく8着、9着。アーモンドアイの後ろからの競馬ではノーチャンスでした。惜しかったのは、4着のトロワゼトワル。三浦皇成騎手は中間、アーモンドアイの調教をつけていただけに、アーモンドアイの状態も見極め、自ら極限状態の逃げに出て、あわや3着もあるかのレース。自分の競馬をすると力は足りることが分かっただけに、次走以降も相手次第で狙ってみたい。

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