グリーンセンスセラさんの競馬日記

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シュヴァルグラン三浦皇成「最大の好機」に福永祐一戦々恐々? 「外国人じゃなくてもG1制覇」となると絶望か......─ Gambling Journal ギャンブルジャーナル/ 2018年2月1日 10時43分 http://biz-journal.jp/gj/2018/02/post_5715.html

 昨年、ジャパンC(G1)を勝ったシュヴァルグラン(牡6歳、栗東・友道康夫厩舎)。今年は大阪杯(G1、4月1日)から始動することになるが、その鞍上を三浦皇成騎手が務めると各スポーツ紙が報じた。

 シュヴァルグランは昨年のジャパンCでH.ボウマン騎手とタッグを組み、悲願のG1初制覇を達成。今年は大阪杯から始動して、天皇賞・春(G1)を春の大目標としていた。だが、天皇賞・春ではH.ボウマン騎手とのコンビ再結成が早々と発表されていたものの、大阪杯の鞍上は「未定」のままだった。

 以前から、大阪杯の鞍上候補には"元"主戦騎手の福永祐一騎手や、M.デムーロ騎手らの名前がウワサされていた。だがその誰とも違う三浦皇成騎手のまさかの大抜擢は、競馬ファンから大きな驚きを持って迎えられているようだ。

「今回、シュヴァルグランの大阪杯の鞍上がめぐってきたのは、三浦騎手の騎手生活の中でも『もっともG1制覇が近づいた瞬間』と言っても過言ではないと思います。早くから活躍しており、すでに中堅の域に差し掛かっている三浦騎手ですが、これまでG1制覇の経験はありません。14年のNHKマイルカップはタガノブルグで2着、同年の安田記念でもグランプリボスで2着と、あと一歩のところで涙を飲んできました。是が非でもこの機会をものにしたいところでしょう」(記者)

 だが"春の大目標"にはH.ボウマン騎手が据えられる予定のため、あくまでも三浦騎手は代打的存在と見るのが正しいだろう。管理する友道康夫調教師も「2000mの適性は『?』マーク」と語っており、シュヴァルグランにとっては「距離不安」に「叩き台濃厚」なのは明らかだ。

 それでも多くの騎手の中から白羽の矢を立てられたのは、馬主の佐々木主浩オーナーを始めとする陣営から、「一定の評価」をされているためだ。シュヴァルグランで好騎乗を見せることができれば、今後も佐々木オーナーが所有する実力馬、素質馬が回ってくることも考えられる。

🏇次のページ 今後の騎手生活が大きく変化すると予想される三浦騎手。その一方で………

この大チャンスを物にするか否かで今後の騎手生活が大きく変化すると予想される三浦騎手。その一方で、この鞍上の行方を苦々しく思っている騎手もいるという。

「福永騎手の心境は複雑でしょうね。幾度となくシュヴァルグランと大舞台を戦うも結局、G1制覇は達成ならず。さらには乗り方などを巡って佐々木オーナーと仲違いをしてしまい、主戦騎手から降ろされてしまうなど散々な結果に終わっていました。

 叩き台は濃厚と言えども実力はトップクラスの馬ですので、これで三浦騎手が勝ってしまえば福永騎手の立つ瀬はなくなりますよ。それでなくとも今年に入ってからは調子が上がらず不調気味。これで三浦騎手に勝たれようものならば、まさに泣きっ面に蜂でしょうね」(競馬誌ライター)

 チャンスを手にした三浦騎手と、チャンスを失ってしまった福永騎手。ふたりの明暗はくっきりと別れてしまったようだ。

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