グリーンセンスセラさんの競馬日記

アルゼンチン共和国杯(G2)

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ゴールドアクターに続く躍動馬は生まれるのか? 今後の中長距離戦線へ影響を与えるアルゼンチン共和国杯(G2)に注目!━Gambling Journal ギャンブルジャーナル / 2016年10月31日 7時58分
http://biz-journal.jp/gj/2016/10/post_1675.html

 G1の谷間週に開催されるアルゼンチン共和国杯(G2)。通常G1馬の参戦がないという事もあり「地味」な印象を持たれがちなレースだ。

 しかし近10年でG1馬を4頭も輩出。昨年の有馬記念(G1)覇者ゴールドアクターや、08年のジャパンC(G1)を制したスクリーンヒーローなど、躍進を期す馬達が集うレースだ。今後の中長距離戦線を占う意味でも、見逃せない一戦といえるだろう。

 まず注目したいのは秋華賞(G1)を制したヴィブロスの半兄にあたる、シュヴァルグラン(牡4歳、栗東・友道康厩舎)。

 今年は日経新春杯(G2)2着、阪神大賞典(G2)1着、天皇賞・春(G1)3着と実績は十分。ココでも上位人気になる事が確実視されている。前走の宝塚記念(G1)は9着と大敗したが、直線で下がってきた馬が邪魔になるアクシデントが影響した事。何よりも本馬にとって、距離が短かった事は明白で度外視できる。今回は6戦して「4・1・1・0」とすべて馬券圏内を確保している得意な長距離(2400m以上)。前走のような結果にはならないであろう。

 東京コースは初となるが広いコースでこそ持ち味がでるタイプ。その点に関して不安は感じられず好走が期待できる。目標は次走以降となるであろうが、相手関係を含めた条件面を考えれば大崩れする結果は予想し難い。

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 東京では8戦し、3勝を含み5回馬券圏内を確保しているアルバート(牡5歳、美浦・ 堀宣厩舎)も有力な一頭。

 4歳夏まではマイルから1800m以下を中心に使われていたが、距離延長を機に破竹の4連勝。長距離路線ではトップクラスの存在といえるだろう。昨年の冬にはステイヤーズS(G2)を制しているが、キャリア6勝はすべて8月から12月に挙げている。今回は得意の時期に目標を定め入念に調整してきたようだ。

 昨年の有馬記念(G1)から3連続で馬券圏内を逃しているが、ココでの変わり身は十分に期待できる。

 モンドインテロ(牡4歳、美浦・手塚貴厩舎)にもチャンスはある。

 3歳3月という遅いデビューであった為、キャリアはまだ11戦。今後の活躍が期待されている一頭だ。

 前走の札幌日経OPでは人気に応え快勝。 鞍上を務めたC.ルメール騎手が「重賞を勝てると思う」と絶賛したように、一気に既存勢力を飲み込むポテンシャルを秘めている。これまで掲示板を外したのは初の3400mで稍重というタイトな条件となったダイヤモンドS(G3)での6着のみ。その勝ち馬トゥインクルには前走で勝利。5月の目黒記念(G2)でも掲示板を確保している事からも、重賞レベルの力は既に備わっていると捉えてもいいだろう。ココで才能を爆発させ、一気に飛躍する可能性も十分。

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 近5戦は全て馬券圏内を確保と、安定感抜群なヴォルシェーブ(牡5歳、栗東・友道康厩舎)も侮れない一頭。

 シュヴァルグランと同じく「大魔神」でお馴染みの佐々木主浩氏の所有馬で、3歳時は菊花賞にも出走した素質馬。脚部の不安から1年以上の休養を挟んだが、復帰後の2戦は「2着・1着」と好走。叩き3戦目となる今回は、更なる前進が期待できる。3戦し「2・1・0・0」と得意にしている東京コースで、初タイトルを狙う。

 他にも一昨年の覇者であり、2着入選を果たした今年のダイヤモンドS(G3)では後続へ5馬身差を付ける好走を披露。年齢の衰えが感じられないフェイムゲーム(せん6歳、美浦・宗像義厩舎)。

 本レースを含め東京2500mでの実績十分なムスカテール(牡8歳、栗東・友道康厩舎)や、ダイヤモンドS(G3)を圧勝したトゥインクル(牡5歳、栗東・牧田和厩舎)など実力馬が出走予定となっている。

 昨年のゴールドアクターに続く躍動馬は生まれるのか?アルゼンチン共和国杯(G2)は11月6日(日)15時35分に発送予定だ。

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