覆面ドクター・英さんの競馬日記

覆面ドクター・英の 天皇賞 (春) 2023

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まずは先々週の皐月賞の回顧から。ソールオリエンスが豪快に後方から大外差し切って、的中でき痛快なレースでしたが、正直四角手前までは、ダメかなと思ってしまいました。京成杯の四角ふくらんだ後の、ぐっと重心沈みこんでからの末脚は尋常でなく、本命打ちましたが、今回もいい末脚見せてくれました。キタサンブラックは想像以上にいい種牡馬なようですね。人気上がって繁殖レベルも上がっていくものと思われます。2着3着も厚めに持っている連中だったので、◎△△で、WIN5のとりがみを取り返してくれる的中でした。WIN5は4レース目と5レース目を1点にして、3レース目までをこれまでないくらい目一杯広げてみたのですが、堅い決着で、的中しながらもしょんぼりしてたのですが、まあ5万円返ってきたし、まあそのうち大きいのまた当てます。先週のWIN5は〇〇〇××と3つ止まりで、あんまり惜しくなかったです。シュネルマイスターの復活やゴールデンハインドの逃げ切りの逆をいってしまいました。

春の天皇賞ですが、距離長く、敬遠されがちなレースとなってしまいましたが、個人的には好きなレースで、昔は春の古馬中距離以上のG1と言えば、ここと宝塚記念だったし、海外遠征なんてあんまり無い時代だっただけに、ともにオールスターみたいなメンツで、安田記念はさすがにマイルで中距離以下馬向きなのですが、それでも、王道路線として、この3つのうち2~3レース使われてる馬がたくさん居ました。それぞれの適距離使われるのは、もちろんいい事なんでしょうが、強豪馬の距離適性いまいちながらも直接対決というのも面白かったものです。今年は復活した昨年のこのレース勝ったディフェンディングチャンピオンであるタイトルホルダーの相手探しのレースではないでしょうか。

あと時事ネタとしては、我々の高校の先輩である大泉兄が函館市長選で圧勝して、函館観光とか盛り上がってくれるの楽しみです。コロナおさまったら函館観光おすすめです。私も道南勤務時期に週末はよく函館に行ってました。食べ物もおいしいし、色々見るところもあるんですよ。あと函館は塩ラーメンが有名で実際美味しいんですが、なんとなく海産物おいしいから塩ラーメンなのかな、と道産子ながらずっと思ってたのですが、鎖国から開国の際に、下田と箱館を開港したりで中国人料理人がたくさんやってきて、清湯スープが函館塩ラーメンの起源ということで、実は本格的中華料理が起源にあるようで、是非味わってもらいたいです。塩ラーメンて函館以外では、ほとんど頼まないのですが、これがとっても美味しいんです。お土産用の箱ラーメンとかでも結構おいしいんです。

それでは恒例の全頭診断へ。
<全頭診断>
1番人気想定 タイトルホルダー:一昨年の菊花賞馬で昨年はこの時期好調で日経賞、天皇賞(春)、宝塚記念と3連勝の大活躍だった。その後、凱旋門賞で不発、有馬記念も体調整わず9着と凡走して、心身ともに立て直すの難しいのかと思われたが、まだ5歳と若く、前走の日経賞圧勝で、復調示した。調教も豪快に動いており人気だろうが素直に本命打つつもり。ひとつ下の世代のジャスティンパレスやボルドグフーシュ、アスクビクターモアとはスケール違うのでは。

2番人気想定 ジャスティンパレス:昨秋は神戸新聞杯勝ち、菊花賞3着、そして前走阪神大賞典勝ちと順調にステップアップしてきた。前走は2番人気だったが1番人気の同期のボルドグフーシュに先着して、菊花賞と有馬記念は負けたが、神戸新聞杯以来のリベンジ果たした。ただタイトルホルダーの逃げにつきあうと、結構しまいきつくなるかも。先行脚質だけに最内も悪くないし、調教の動きも良い。

3番人気想定 ボルドグフーシュ:菊花賞2着、有馬記念2着、阪神大賞典2着と阪神・中山での好走続いているが、今年は京都での天皇賞(春)に戻るのはスクリーンヒーロー産駒だけにマイナスかもしれない。後方からになりやすい脚質だけに改修後で芝が傷んでない京都だと前が止まらず間に合わないかも。川田騎手人気もあり妙味ない側か。調教の動きはすごく良い。

4番人気想定 アスクビクターモア:昨年は弥生賞勝つも皐月賞5着、ダービー3着、セントライト記念2着となかなか勝てなかったが菊花賞勝ちと、G1馬となった。今年初戦の日経賞は1番人気9着と凡走したが道悪もあり、タイトルホルダー圧勝見ちゃうと気持ちも切れたかも。ディープインパクト産駒だけに道悪よりは今回の京都向く可能性高そうで見直しは必要か。ただ菊花賞はいろいろうまくいった感じもあり、菊花賞馬だがタイトルホルダーを脅かす感じは無いか。

5番人気想定 メロディーレーン:タイトルホルダーの半姉である小さいステイヤー。7歳でも元気に走っているが358kgの馬が56kg背負うのはきつそう。G1で今更買う必要なさそうな7歳牝馬だが、頑張ってほしい。

6番人気想定 ディープボンド:昨年のこのレース2着のキズナ産駒のステイヤー。昨年のこのレース以降パッとしないで人気落しそうだが改修前の京都で京都新聞杯勝ちや菊花賞4着などあり、好走は十分期待できる。調教の動きも良くまだ老け込む時期でないのでは。

7番人気想定 マテンロウレオ:皐月賞12着、ダービー13着とクラシック路線では活躍できませんでしたが、秋になりリステッド競走のアンドロメダステークス勝ち、中日新聞杯2着、中山金杯5着、京都記念2着、大阪杯4着とじわじわハーツクライ産駒らしく強くなってきている。ただハーツクライ産駒は京都の下り坂苦手とされており、京都開催に戻ったのはマイナスか。調教の動きは良い。

8番人気想定 ヒュミドール:7歳セン馬で前走かなり久々に好走してダイヤモンドSで13番人気で2着と頑張った。田辺騎手の工夫での好走だけに、今更G1でどうこうという感じでないのでは。調教の動きは良いが、再度の激走はここではないのでは。

9番人気想定 シルヴァーソニック:昨年は阪神大賞典3着から春の天皇賞に臨んで元気余っての落馬。昨年末のステイヤーズSと海外遠征での2連勝しての参戦。Dレーン騎手でもっと人気になるのかもしれないが7歳だけに、ここでの激走厳しいのでは。調教は悪くないが。

10番人気以下想定
ディープモンスター:デビューから4戦目のすみれS勝ちまでは毎度一番人気だったが、皐月賞7着、ダービー16着、菊花賞5着とクラシック路線では不発。ただ昨年秋から再度の成長みせて前走金鯱賞5着と重賞でも好走。ただ瞬発力足りない感じでローカル中距離G3あたりが出番か。調教の動きは良い。

トーセンカンビーナ:昨年の天皇賞(春)10着以来のレースだった、長期休養明けの前走ダイヤモンドSでも後方をとぼとぼ走って8着とさっぱりだった7歳だけに、不要では。調教の動き悪くないが。

アイアンバローズ:昨年は阪神大賞典で2着から春の天皇賞に向かい3番人気5着と、そこそこ好走。ただそれ以降冴えず、今年は阪神大賞典でも7着と凡走した。その前にダートの東海S使ってみたり、復調の糸口探っているのだろうが、激走は厳しそう。調教の動きは普通。

エンドロール:滅多に見ないガルボ産駒(父マンハッタンカフェ)で2勝クラスを勝っての参戦。好調なのだろうがここまで長い距離が良いかというとそうでもなさそうで、不要か。調教の動きは良いが。

ブレークアップ:昨秋のアルゼンチン共和国杯を勝ったノヴェリスト産駒で、阪神大賞典でも3着とそれなりに頑張った。ただオープン特別あたりの似合うステイヤーという感じで、ノヴェリスト産駒はG1では要らないのでは。調教の動きは普通。

アフリカンゴールド:ステイゴールド産駒なのとセン馬なのもあり8歳でもそれなりに元気で頑張っていて前走阪神大賞典も4着だったが、この1年馬券になってないようにG1で、今更どうこう言うタイプではないのでは。調教では元気に動いている。

ディアスティマ:一昨年は2連勝で春の天皇賞に臨んで6着と頑張り、その次にステイヤー能力問われる札幌2600Mの札幌日経OP勝ちと好調だった。その後、長期休養を経て昨秋から使い出して、イマイチな状況だったが前走日経賞は3着と復調みせた。瞬発力のない前で粘るタイプのディープインパクト産駒だが、今回の顔ぶれなら上位に来てもおかしくない。調教の動きも悪くない。

サンレイポケット:ジャングルポケット産駒もうかなり少なくなってきたが、中距離中心に長く頑張っている。前走の阪神大賞典は、中距離中心に使われてきて、正直あんまり向かないのかなあと思ったが、そう差のない6着に頑張った。ヒモ穴にはいいのでは。調教の動きは引き続き良い。

<まとめ>
有力:タイトルホルダー

ヒモに:ディープボンド、ジャスティンパレス、ボルドグフーシュ、アスクビクターモア

穴で:ディアスティマ、サンレイポケット

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