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サウスヴィグラスがいなくなった影響は非常に大きいだろう─競馬HEADLINE/ 2018年3月7日 11時13分
https://keiba-headline.com/impact-of-south-vigorous-death-20787/
ダート短距離種牡馬の雄、地方競馬でも大活躍していたサウスヴィグラスが死んだ。ダートに特化した種牡馬で地方競馬では距離も不問で活躍馬を排出していただけに替えが利かないほどの損失という印象を受ける。
また、すでに地盤沈下気味の日本のダート路線だが、ゴールドアリュールに続きダートのトップサイアーがいなくなり今後のダート路線の先行きが非常に不安にもなる。
個人的にはサウスヴィグラスが現役の頃が最も熱く・厚く馬券を買っていた時代だったという気がする。そして今思えばこの頃のダート短距離路線はタレント揃いだった。
サウスヴィグラスと対戦歴のある重賞ウィナーを何頭か羅列するが、ニホンピロサート・ディバインシルバー・ノボジャック・ノボトゥルー・ブロードアピール・スターリングローズ、そしてマイル戦にはクロフネ・アグネスデジタルらの参戦もあった。
彼らからこれという後継馬が出てきていないことは残念なのだが、羅列したうちニホンピロサート・スターリングローズの2頭以外はサウスヴィグラスも含め外国産馬・米国産馬である。
自身は芝で頂点まで登り詰めた外国産・米国産のエルコンドルパサーやシンボリクリスエスも産駒はダートでの活躍馬も多く、ダート路線の底上げのため外国産・米国産の活躍馬にも出てきてほしい状況と思える昨今なのである。
ただ、そういう外国産馬が出てくる可能性は上記各馬がそうであるように、アメリカの土のダートに特化した印象で日本の砂のダートでは走りづらそうな印象を受けるタピット産駒など北米のチャンピオンサイアーからではない可能性が高い気がしている。
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