山崎エリカさんの競馬日記

本日の見所(きさらぎ賞など)

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2021年 きさらぎ賞・東京新聞杯
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●きさらぎ賞

前日にはエルフィンS、翌週にはクイーンCや共同通信杯とこの2週に3歳のオープンや重賞が集中していることもあり、きさらぎ賞は毎年のように小頭数になります。このため道悪にでもならない限り、平均~スローペースが通常化。過去10年で逃げ馬の1着1回、2着2回、3着1回という素晴らしい成績を収めています。

1着の該当馬は、2018年のサトノフェイバー(10頭立て/4番人気)、2着の該当馬は、2011年のリキサンマックス(12頭立て/8番人気)、2013年のマズルファイヤー(8頭立て/5番人気)、2014年のバンドワゴン(9頭立て/2番人気)、3着の該当馬は、2019年のランスオブプラーナ(8頭立て/7番人気)とバンドワゴン以外は、全て4番人気以下の人気薄ばかり。つまり、前が楽な展開になりやすいということです。

今年も小頭数11頭立て。今回もタガノカイの逃げでスローペースが予想され、2番手はホープフルSで前に馬が置けずに暴走、逸走したランドオブリバティが濃厚。同馬は新馬戦、芙蓉Sと前に馬を置くことで何とか折り合いがついて連勝した馬だけに、今回で1番人気に支持されるのも頷けるものがります。

しかし、今年は中京芝2000mが舞台。現在の芝は内が荒れて、外差しが優勢。また、中京芝2000mは前半が上り坂で後半が下り坂。3~4コーナーの下り坂で勢いに乗せられる馬、すなわちトップスピードを持続させられる、後半型の馬がしばしば穴を輩出します。勢いに乗せたまま、馬場の良い外目を通せるからです。そこに注目していくと、ランドオブリバティは絶対の存在とは言えず、穴馬にぶち当たります。


●東京新聞杯

Dコース使用の東京芝コースは、内目前目が有利な傾向。昨日の東京もその傾向が如実に現れていました。実際に東京新聞杯の過去10年も、近年のマイル路線は強い逃げ馬不在の影響もあって、ほぼスローペースで決着しています。特に2016年、2017年は、それまで末脚型だったスマートレイアーやブラックスピネルが逃げて、良馬場ながら前半4F48秒~49秒台の超絶スローペースになったほど。

今回は中距離路線で前に行ってこそのダイワキャグニーが最内枠を引いたことで、さすがに差し馬が逃げるという展開はなさそう。しかし、先行馬が手薄なだけに、遅い流れからの速い上がりの決着は避けられそうにありません。位置取りがあまりに後方からになる馬や、鋭い末脚が使えない馬は狙い下げたいもの。

詳しくは『SPAIA AI競馬』さんのコラムを参考にして下さい♪ 当コラムではPP指数を用いて、指数上位馬や穴馬などを綴っておりますm(__)m。


https://spaia-keiba.com/news/detail/12462


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