パトラッシュさんの競馬日記

有馬記念、今年のダイユウサクです(´・Д・)」

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 さて、枠順も決まったところで、ダイユウサクの奇跡は再現されるのか?という点について、検討してみましょう。

 とりあえず中位人気ですが、こちらはさらっと。

 まずは、昨年の有馬で4着のヤマカツエースにふれなくてはならないでしょう。池添は、オルフェーブルで二度、ドリームジャーニーでも一度有馬を制していて、機種の中では一番の実績になっています。この3勝は、いずれも人気馬に乗ってのことですが、人気を背負って勝つのも、そう簡単なことではなく、ゴールドシップやブエナビスタ等、名馬も、一番人気ですんなり勝ち切れているわけではありません。

 池添騎手が技術的にどうかはコメントできませんが、気風の良さを感じさせる騎乗がプラスアルファにつながっているのかもしれません。

あとは、3歳勢のサトノクロニクルとブレスジャーニーはそこそこ人気しそうな気はしますが、食指は動かないですね。



 ダイユウサクがメジロマックイーンを破って、正規の番狂わせといわれた有馬記念は1991年。いまから四半世紀も前になります。しかし、そのインパクトの大きさか、その年の有馬記念に関する動画はけっこうネット上に残っているので、見てみました。

 漠然と、プリティキャストの天皇賞やイングランディーレの天皇賞のように、大逃げをうったダイユウサクを後ろの馬がけん制し合って、というイメージを想定していたのですが、あにはからんや、道中は他の有力馬と同様、中段やや後方でじっくり、直線で馬群を縫って先頭に踊りだし、メジロマックイーンの追撃を振り切るというオーソドックスな競馬で栄冠を勝ち取っています。

 確かに、以前と違って、大逃げ=大番狂わせというパターンは厳しそうです。そもそも、圧倒的な人気を背負うと思われるキタサンブラックが好枠から逃げ、もしくは2番手につけるでしょうし、対抗馬のシュヴぁルグランもJCのように、キタサンをマークしているという展開になることが予想されますし、今年の出走馬を大逃げという戦い方を選択できそうなのは、カレンミロティックということになります。ただ15番という枠順からでは、良い位置をとるのにエネルギーを費やすことになりそうです。

 実際には、ダイユウサクという馬自体、(現在でいう)GIにも何度か出走し、天皇賞でも、それほどひどい着順ではなかったようですから、スプリンターというイメージがあったのが、人気のなかった大きな理由のようです。当時、馬主さんは、奇跡の瞬間を見逃した、ってくらいの期待度だったようですが、調教師は「正装していった」らしいです。そういう意味では、何らかの盲点があったからの人気のなさだったわけです。ダイユウサクの場合、距離がもつわけがない、ということになります。

 とりあえず、不当な評価ではないかという疑いのある馬を内枠から行ってみたいと思います。

3番 クイーンズリング GI馬なのに、エリ女の成績で、でも、ルメールプレミアムでプラマイゼロではないかと思います。

4番 ブレスジャーニー 東スポ杯でスワーブリチャードに勝ってるよ、でも3歳プレミアムがつきそう。三浦騎手が思い切った競馬をすれば?

5番 トーセンビクトリー 重賞買ってないし、力足りないでしょ。でも、トゥザビクトリーの血でのプラスアルファが・・・。

トゥザグローリー、トゥザワールドとも既に重賞勝ち、勢いのある3歳でしたから、ちょっと厳しいと思いますが、田辺騎手が気になるところ。思い切った大逃げうっちゃえば・・・。

9番 サクラアンプルール 札幌記念勝ったけど、天皇賞では全く駄目だったし。でも、札幌記念では、2着がナリタハリケーンというダートから参戦だったので、微妙な感じを与えたと思いますが、3着以下ヤマカツエース、サウンズオブアース、エアスピネル、という面々、中山記念ではネオリアリズムに0.1秒、ロゴタイプ、アンビシャス、ヴィブロスに先着。中山も3.1.1.0ということですから、人気になってもおかしくはないのですが、昨年まで条件馬、中山記念でおっというとこ見せて、次2戦惨敗、札幌記念勝ったけど、2着がダート馬という特殊な条件でフロックと思われたか、天皇賞は12番人気、さらに人気は下がり、絶好の買い時かと思います。

15番 カレンミロティック 年も年だし、1年のブランクがあって、そのあとも冴えないし、15番枠だろ?でも、昨年春の天皇賞ではキタサンをあわてさせた実績もあり、川田騎手への乗り替わりが吉と出れば?

16番 サウンズオブアース 今年のあの体たらくだし、大外の16番枠。今年は買えないな。京都記念に続き、JCでもあのレースぶり、でも、デムーロ弟を乗せてきました。乗り替わりが刺激になれば?

 ということで、サクラアンプルールに期待したいと思います。運さえあれば、場群の中を切り裂いて、キタサンブラックを交わして、スワーブリチャード以下の追撃を振り切る勇姿が見られると確信しています。

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