佐藤洋一郎さんの競馬日記

電子版穴馬絞り 帝王のパパが2頭出し

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穴馬絞り9・28

【中京11R・神戸新聞杯】春の二冠馬タニ
ノムーティエ(喘鳴症)、カブラヤオー(屈
腱炎)、サニーブライアン(同)などの疾病
は「鬼門の夏」に発症していた。

 ミスターシービーが越夏初戦の京都新聞杯
(万馬券ゲット!)を取りこぼしたのも、デ
ィープインパクト系と同じような父(トウシ
ョウボーイ)譲りの肢勢から発した蹄の不安
にあった。
 シービーは元祖カリスマ装蹄師正野稔さん
が100円のボンドで張り付けた鉄片によっ
て追い切りができ、急仕上げの京都新聞杯を
叩いて(4着)菊の大輪をもぎ取った。
 「心臓がのどから飛び出すような衝撃」を
受けて椅子から転げ落そうになった松山康久
調教師が息せき切って吉永・シービーの口取
りに駆けつけたシーンを思い出す。

 こうした茨の道、修羅場を楽屋裏から眺め
てきたキャリアが、無敗だろうが無敵だろう
が秋初戦の若駒の”絶対”を受け入れること
を拒む。具体的な不安材料がみつからなくて
も、負けてしまうこともある。それを覚悟し
て予想するにはコントレイルは居ないものと
して、残り17頭の優劣、序列を吟味する。

 その結果がダービーで”心臓が飛び出すよ
うな”まくりをかけてハナに立ち、最後の1
F標(2200m)を過ぎても踏ん張っていた
マイラプソディにファンタスティック!なパ
フォーマンスの再現を期して◎を打った。
 
 展開の魔術師・横山典騎手からお手馬の背
に戻った武豊騎手が継承する(?)サプライ
ズのゴッドハンドを空想しつつ⑰単複。

 サンスポ予想の段階では★⑫メイショウボ
サツ、▲③ビターエンダーを3連単フォーメ
ンショウに組込んだが、グリーンチャネルの
パドック映像をみながら、トウカイテイオー
を生産した長浜牧場(長浜忠場長)の☆⑤ロ
バートソンキー、△シンボの2頭出し我目に
つき、⑤⑰、⑮⑰のワイドを押さえておくこ
とにした。

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