パトラッシュさんの競馬日記

中日新聞杯は鬼門?

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例年、微妙なメンバーが集まる中日新聞杯。今年も、戦力比較のしにくい臨戦過程を経て、微妙な力量のメンバーが揃いました。
人気になりそうなのは、GⅡの常連、サトノノブレス。2戦連続3着で、GⅢだったら、すぐにでも三つ目の重賞に手が届きそうですが、同じ舞台の昨年暮れの金鯱賞も勝ち切れなかったことを考えると、すんなりいきそうにはありません。
一方、四歳のアルバートドック、小倉大賞典で重賞初勝利を挙げましたが、相手が58キロ背負ったダコールと金杯7着のネオリアリズム、ただでさえ、癖のある中京、とても信頼のおける軸馬とは言えません。
昨年の中日新聞杯で、ディサイファの二着と適性を示したのがデウスウルト。
しかし、この馬もそれ以来、ぼろぼろの成績で、小倉大賞典も11着。昨年の中日新聞杯は、その前の二つの重賞で惜しい競馬をしてからの参戦だっただけに、適性があることを鵜呑みにできない状況です。
ようやく覚醒したかと思えるのが、ヒストリカル。毎日杯を勝って、ダービーでは6番人気を背負いながら、ここまで3年間、重賞とは無縁でしたが、チャレンジCでフルーキーの二着、京都記念でも別格だったサトノクラウンを除けば惜しい競馬をしています。中京が初めてなのが、どうかということがポイントになりそうです。
中京適性は紛れもないのが、バウンスシャッセ。昨年勝利した中山牝馬Sを蹴っ飛ばして、牡馬相手のこちらに参戦、ということ一つとっても適性の高さがわかります。加えて、牡馬のほうが、ルージュバックより与しやすいということもあったかと。
この馬の唯一の懸念は、三歳以来、牡馬との対戦がないことに尽きます。皐月賞で0.7秒差、トーセンスターダムと同着ですから、悪くはないですが、最近の力関係は、まったくといっていいほどわかりません。
しかし、14年の愛知杯の覇者ディアデラマドレが、GⅡで0.4秒差7着、GⅠで0.3秒差6着と牡馬の一線級と互角以上、13年の覇者フーラブライドも混合戦で健闘していることを考えると、バウンスシャッセで、十分勝負になると思います。
55.5キロでフィーバーか(笑)
京都記念は重馬場原因と信じて、ショウナンバッハ筆頭に、アルバートドック、クルーガー、サトノノブレス、ヒストリカル、ブライトエンブレム、レコンダイトといったところに流そうと思っています。

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