山崎エリカさんの競馬日記

本日の見所(富士S)

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今年からG2に格上げされた、マイルCSの前哨戦の富士S。過去10年でエイシンアポロン(2011年)、ダノンシャーク(2014年)、ペルシアンナイト(2017年)の3頭がここをステップにして、本番を制していますが、このレースの格上げによって、より活躍馬が出現するでしょう。

また、短距離指向の強い馬は翌週のスワンS(京都芝1400m)へ回る一方、このレースはマイル路線の既成勢力に加えて、中距離路線馬が参戦してくることが多く、それらが活躍することが多いのが特徴。過去10年の連対馬20頭のうち、5頭が前走で芝1800m以上に出走していた馬でした。この傾向は安田記念を始めとする春のマイル路線の上位馬や京成杯オータムHや関屋記念で上位の新興勢力が出走してくる中で、高確率での活躍ぶりです。

中距離路線馬が活躍する理由として、スプリンターが出走してこないために東京芝1600mとしてはスローペースになりやすく、決着タイムが遅くなることが多いこと。クラシックティスタンス、チャンピオンティスタンスが主流の日本は、マイル路線よりも中距離路線のレベルが高いことにあるでしょう。

高速馬場で快速馬マルターズアポジーがレースを引っ張って、1分31秒7の好時計で決着した一昨年ほど速いタイムになると中距離路線馬は二の脚で置かれ気味となり、チャンスは皆無に近くなります。しかし、あと1秒以上は遅い決着なら中距離路線馬にも十分チャンスがあります。というか、時計が遅い決着ほど、中距離路線馬に優位性があるでしょう。

今年はクッション値の導入に加えて、週末が雨に祟られたことが多く、東京芝コースでも時計を要しています。マルターズアポジーのような逃げ馬が不在で、モズダディーやスマイルカナがレースを引っ張るとなると、1分33秒台半ばの決着にはなりそう。中距路線馬を積極的に狙っていきましょう(^_-)-☆


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