熊悶さんの競馬日記

G1レポート チャンピオンズカップ上位人気予想5頭+外国馬の取捨診断書

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おこんにちは~|ω・)


今日は、週のG1チャンピオンズカップで、

上位人気が予想される5頭について、

このレースへの適性を診断します。

予想・馬券検討の参考にどうぞご覧くださいまし。



1番人気想定 ルヴァンスレーヴ


【4L血統】

父   シンボリクリスエス(欧州ロベルト系)

母父  ネオユニヴァース(日本Dサンデー系)

父母父 米国型ボールドルーラー系

母母父 米国型ミスプロ系



父のシンボリクリスエスは、欧州ロベルト系に属しますが、

その産駒には、ダートG1を3勝したサクセスブロッケンが

居るように、芝・ダート兼用種牡馬。



それ以外の3系統はダート血統で固められ、

サンデー系とボールドルーラーがスピードを補完。

更にミスプロ系がパワーを補完し、ロベルトが

スタミナを補うと言う、あらゆるコースのダート重賞で

活躍できるだけの「血のバックボーン」を持っている馬。



距離・コーナーの回数・右回り・左回り、

特に弱点は見当たらないですが、唯一の敗戦

中山ダート1800mの伏竜Sの敗因が、

騎手の乗り方だったのか?ゴール前の急坂なのか?

1800mという「非根幹距離」なのか?

それとも調教パターンなのか?



乗り方については、決して「好騎乗!」

と言えるものでは無かったのは事実。



それよりも急坂と調教パターンが関係ありそう。



通常は、南Wコースと美浦坂路の併用調教なのが、

この時は南Wコース追いのみで、坂路追い無し。



坂の有るコースに出走するのに何故に?(゜_゜)

と感じた記憶が有りますなぁ・・・



ルヴァンスが坂が得意ではなく、

相手(ドンフォルティス)が

坂が得意だったのならば、

差を詰め切れなかったのも道理。



今回は、坂路追いを多用しているところを見ると、

陣営も「坂に慣らす」事に注力しているのかも。



昨日(28日)の美浦トレセンは、

濃霧の為に計時は出来なかった模様ですが、

南Wコースでの併せ馬で、軽く仕掛けて3馬身先着。

状態に不安は無さそう。



今回のメンバー構成ではハイペースの可能性は低く、

スタートが速い方では無いこの馬にとって、

楽な展開とはならないかも知れませぬが、

捲る脚を持っており、まして鞍上がミルコ殿ならば、

決して無様を晒すような競馬にはならないと見ております。



2番人気想定 ケイティブレイブ

【4L血統】

父   アドマイヤマックス(日本Pサンデー系)

母父  サクラローレル(欧州レッドゴッド系)

父母父 日本ノーザンテースト系

母母父 欧州ノーザンダンサー系



父は芝のスプリントG1ホースですが、

大成する産駒は何故かダートホース。



4L内に米国型の血脈を持たないこの馬が、

何故に上級条件のダートでここまで走るのか?

これはもう、ず~っと不思議。



なので、当然のように、

前走のJBCクラシックでは、

バッサリ斬り捨て!

そして返り討ち・・・(/ω\)



ただ、このレースと好相性の

「ノーザンダンサーのクロス持ち」

ですから、軽視するのは危険なのかも知れませんが・・・



この馬の弱点になりそうなポイントは、

母父サクラローレルの血が色濃く出ているのか、

距離が延びる程強いという点でしょうか。

1800mは微妙に短い可能性は否定出来ないポイント。



また、ゴール前に坂の有る1800m戦では6戦して

【1・2・2・1】と言う成績で悪くはないものの、

これが良馬場に限定すると・・・

【0・0・1・1】

連対できていないのが現実。



つまり、雨で渋った脚抜きの良い馬場なら

誤魔化しが利くけれど、力の要る良馬場では

坂に弱いとも考えられる訳で、これは血統による

バックボーンの薄さが理由だとも考えられますな。



4Lに米国型のミスプロやノーザンダンサー系の血を

持たないこの馬は、車で言えば「ガソリン車タイプ」。



脚抜きのいい雨馬場のJRA成績

【1・2・2・1】複勝率83.3%



これに対して、良馬場のJRAでは

【2・1・1・5】複勝率44.4%



元々が雨馬場が得意なこの馬。



良馬場や、急坂を登坂するのに本当に必要になる

ディーゼルタイプの「太いトルク」が欠けているのが

原因なんじゃないの?(゜_゜)とか考えとります。



今回は降雨が望み薄で、良馬場が濃厚。

適性の低い条件でのG1で勝ち負け出来るか?

会見で自信満々だった福永殿のお手並み拝見。




3番人気想定 オメガパフューム


【4L血統】

父   スウェプトオーヴァーボード(米国フォーティーナイナー系)

母父  ゴールドアリュール(日本Dサンデー系)

父母父 米国ダマスカス系

母母父 欧州ロベルト系



父は短距離ダートのメジャー種牡馬。

父母父のダマスカスも短距離戦での

スピードを維持する血統イメージ。



母父ゴールドアリュールは芝ダート兼用馬。

スピードとスタミナをバランスよく産駒に伝え、

母母父のリアルシャダイが無尽蔵のスタミナを補完。



それらすべてが上手く噛み合っているのが

この馬の血統的なイメージですな。



ゴール前に坂の有る阪神コースで3戦3勝。

馬場状態も良~不良馬場全てOKの、

いわゆるオールウェザータイプ。



4L系統にノーザンダンサー系は持っておりませぬが、

5代血統表で確認すると、「ノーザンダンサー5×5」

のクロスを内包しとりますな。



特にケチをつける部分が見当たらない。

と言うのが拙者の所見でございまする。



唯一の不安材料は、このレースは

前身のジャパンカップダート時代を含めても、

過去10年で3歳馬が勝てていない。

という事くらいでしょうな。



ただそれも、今年の3歳馬のレベルの高さを考えれば、

恐らくは杞憂に終わるのではなかろうかと存じまする。



すいません、長くなりすぎるので、この続きは・・・

競馬の参考書 K-MAX

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