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「ウマニティでは100%を超える回収率を通算でも達成できているのに、なぜ実馬券では勝てないのだろう」
「期待値の高い馬を選定する方法をもっているはずなのに、なぜ気がつくとお金がなくなっているのだろう」
予想上手の馬券下手、とは昔からよく聞く言葉ですが、これは単なる負け惜しみから出る言葉ではなくて、なるほど競馬に限らず「賭け事」の本質を捉えた言葉だったんだなと最近思うようになりました。
つまり、「予想が上手」(≒期待値の高い予想手段を持っている)なだけでは馬券では勝てない。馬券で勝つには、「賭け事も上手」にならないといけない。私は競馬以外のギャンブルを全くやらずに今まで来たので、ギャンブルに関する知識が乏しかった(馬券を買えない年齢から競馬を観てきたせいで、競馬自体に愛着があって、競馬=ギャンブルにしたくなかったため敢えてそういうものから距離をとっていたのもあります…)のですが、知れば知るほど、競馬と同じように、賭け事というのは奥が深いと思い知りました。
私もまだまだ勉強中で、最近はPINNACLEというブックメーカーのサイトにあるベッティングに関する記事を読んでいるのですが、非常に面白いので興味のある方は読んでみてください(https://www.pinnacle.com/ja/betting-resources/archive)。「ベッティングの知識」「ベッティング心理学」あたりの記事がとくにおすすめです。
今日はそのなかから、ドローダウンについて学んだことを書かせてもらいます。
「予想は上手くできてるのに、気づくとPATの口座残高がなくなってる」という経験のある方には参考になると思います。
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(ドローダウンと複勝馬券にこだわる理由)
問題です。
今、あなたが平均して約10倍のオッズの単勝馬券を買い続けて110%の回収率が期待できる予想方法を持っているとして、1R単勝10,000円で1,000R(土日48R購入なら約5ヶ月)買い続ける場合、その5ヶ月の間で資金が底を尽きないようにするにはいくら口座に用意しておけばよいでしょうか。
換言すれば、5ヶ月の間で負けが込む時期がありますが、通常、最大でどのくらい負けるのでしょうか。
平均してオッズ10倍で期待収益率が110%なので、的中率は11%です。平均すれば10回に1回以上当たるわけです。そう考えると、まぁ負けが込んでもそのくらいの予想技術があるなら悪くても20回くらい買えば1回当たるだろうから、300,000円くらいあれば資金がショートすることはないんじゃない?私はそんなふうに考えていました。
正解は、840,000円です。11%の確率で10倍を的中する儲かる予想方法なのに、です。84R分の資金が必要なのです。
これはシミュレーションの結果なのですが、あくまでドローダウン(下落幅)の平均値であり、運がよければこの金額より少なくて済むケースもありますが、運が悪いと(具体的には約25%もの確率で)100万以上負けるそうです(10,000回のシミュレーションのなかでは、最悪のケースでなんと302万の損失が発生したケースというものもあったそうです。期待収益率は110%という優れた予想法を持っているのに!)。
期待収益率110%ですから、1,000R=10,000,000円購入で1,000,000円の利益を見込むわけですが、その過程で平均して840,000円の最大損失が生じる…。優れた予想技術を持っていても、「運が悪い」とそれを証明する前に302万円の損失が出てパンクしてしまう…。
このドローダウンのシミュレーションから言えることは、
①(短期・中期の)馬券の収支は予想技術の高さを測るモノサシとして役に立たない
②予想が上手でも、実際に利益を手にするまでには想像以上の一時的損失に耐えなければならない
とくに②ですね。
私も1ヶ月くらい結果が出ないとすぐ予想方法を変えたりしてなかなか一貫性を保てませんでした。資金についてもいつも途中で底をつき、予想どおりに馬券を買えないことも多々ありました。
私のように「自分の予想法は優れている」という思いが強い人ほど、このドローダウンへの耐性が低くなりがちです。それは、「優れた予想法をもっているのだから、自分がこんなに負けるはずがない」という意識が働くからです。そうすると、少し負けが続いただけで、予想スタンスは崩れ、資金もあっという間に底を尽きます。
あなたがどんなに優れたギャンブラーであっても、こんなに負けるんです。
馬券の収支がいかに大きく偶然に左右されているかということをもっと知るべきなのです。
長期的に利益を手にするためには、自分の賭け方でどの程度勝てるかではなく、どの程度負けるのかということこそもっと知るべきなのです。
そうでなければ、ドローダウンの前ではせっかく磨いた予想技術もまったく活かすことはできません。
ちなみに、先ほどと同様の条件で平均オッズ2.0倍のシミュレーションの場合、ドローダウンの平均は175,000円です。10.0倍の場合は840,000円でした。ドローダウンが与える心理的・金銭的影響を考えると、この差は非常に大きいです。私が複勝馬券にこだわる理由のひとつがこうしたドローダウンの少なさです。
参考にした記事のリンクを張っておくので興味のある方は読んでみてください。ドローダウンの管理についてだけではなく、長期的に勝つために必要な姿勢についても非常に示唆に富んだ内容です。結果ではなくプロセスで自分のベットを評価すること。短期、中期が何ヶ月、何年を指すかはその人の購入している平均オッズで全く異なるので一概には言えませんが、少なくとも一週間、一ヶ月の結果を左右するのは運であって、運によってもたらされた結果から今の自分の予想方法について判断できることは何もないし、それは往々にして誤った評価につながるから、判断すべきでもない。
(https://www.pinnacle.com/ja/betting-articles/educational/drawdowns-in-betting/5WR2BJK223G5ZFSC)
コメント投稿
コメントの投稿は会員登録(無料)が必要です。(退会ユーザー)|2020年4月24日 17:25 | (0) |
ちゃんこさん、こんにちは。
ご返信ありがとうございます。
私も同じくまだまだ勉強中ですし、
思ったように勝てず、毎週末とても苦労しています(笑)
ガチに勝ちたいとは思うのですが、夢見心地ですので、
まだまだ他の方に助言できるほどではありませんよ。
お互い満足できるくらい勝てる予想家を目指して頑張りましょう!
ちゃんこ|2020年4月24日 10:53 | (2) |
>損太郎さん
私の書き方が悪いのですが、ドローダウンの平均が84万なので準備金84万円だと破産する可能性が3割近くありまして(感覚的には、単勝2.5倍を買ってハズれるくらいの確率で破産してしまいます…。)、また仮に破産を免れるとしても破産ギリギリまで追い詰められる過程で間違いなくメンタルが耐え切れないと思うので、実際の準備金は200万以上ないと自分の予想スタンスを維持することはできないと思います。資金力がベッティングには欠かせない理由ですよね。
あとは1R10,000円と設定しているので、1,000円くらいに下げるというのが最も現実的な解決法なのでしょうが、そうすると利益率は変わりませんが得られる利益も10分の1になってしまうのが悩ましいところです。
マーチンゲールは、受け売りですがこの皮肉な一言に尽きると思います。
「無尽蔵の資金があれば成功するが、それだけの資金があるならそもそもこのようなリスクに手を出す必要がない」
>夢見ガチさん
ありがとうございます。私もまだまだ勉強中の身なので、間違っている点も多々あるかもしれません。夢見ガチさんもガチで馬券で勝とうとされている方とお見受けしましたので、助言など頂けるとありがたいです。
損太郎|2020年4月23日 7:35 | (2) |
ちゃんこ様 おはようございます。
日本のギャンブル四天王ネタにすり寄りです。
準備金 競馬84万円ならば、パチンコ もそのくらい必要なのでしょう。
しかしながら哲也の法則では麻雀は文無しで!
みたいな例もあるようです。
何が言いたいかと申しますと 最後の難関
マリッジ
果たして攻略方法はあるのか?!永遠にドローダウンな予想家だらけなのか?
歴史上 マリッジにマーチンゲイル適用出来るのは イイね光源氏くんだけかもね
ちゃんこ様
私の方こそネタが分かりにくくて申し訳ございません。
パチンコや競馬より 結婚の方がはるかに準備金が必要 と言いたかった次第です。
我が配偶者となるものはさらにリスクを背負うだろう。。。