佐藤洋一郎さんの競馬日記

電子版穴馬絞り JC そして、だれも来なくなった

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【東京11R・ジャパンカップ】
第一回JCは北米とアジア圏からの招待だったが、翌年から欧州馬も招
かれて大いに盛り上がった。がしかし、英国やフランスの関係者から「馬
場が固すぎて馬が壊れてしまう、このままでは出走をやめて連れて帰る!
」といったクレームがつき、JRAはやむなく芝コースに散水して急場を
しのいだ。
が、その”硬速芝”で急激な進化を遂げている日本馬のスピードとキレに、
欧州馬が日本の馬場で対決するメリットは少ない。リスクを覚悟してまで
遠征するほどの名誉もえられない…そして、だれも来なくなった。
 なんという皮肉か。外国馬皆無となった令和元年のJCに、硬い馬場を
柔らかくする天の恵み(雨)が降りそそいでいる。その雨音が、そういう
タフな馬場でしっかり競馬のできる馬こそアーク(凱旋門賞)に行くべき
なのだーという天の声に聞こえる。
ノーザン11頭、社台2頭、追分Ⅰ頭という15頭中14頭が集うシャダ
イの身内の運動会を、まともに応援する気にはならない。これら良家のボ
ンボンの中にも、過酷なアークを力走できる馬…が【◎】ユーキャンスマイ
ル。昔の3200の天皇賞をイメージしつつ、2000のトリッキーなス
テージに改悪されたのをを承知の上で◎を打ったのは、JCなら良馬場で
も勝ち負けになるし、重~不良なら圧勝、アレ(GO!)、ダァルク!!
の力走をイメージしてのことだった。
 ステイヤーが育ちにくいマイラー王国になってしまった”世界の離島”にも
、掘り出し物は埋もれている。菊花賞で◎を打ったデイヴァインフォース(
4着)と★メロディーレーン(5着)は有馬記念をも見据えての、異色の長
距離ランナーであることを確認した。
 ユーキャンスマイルはこの2頭を牽引できる現役最強のアークハンター
と見込み、再CP着で長距離界への返り咲きを期す 武豊・マカヒキのたづの
手綱にも注目したい。

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この日記へのコメント

ネアルコとハイペリオン ネアルコとハイペリオン|2019年11月24日 15:30 ナイス! (2)

日記をスパム投稿。そして、だれも来なくなった

ネアルコとハイペリオン ネアルコとハイペリオン|2019年11月24日 14:15 ナイス! (2)

なぜ5連続同じ日記投稿w佐藤洋一郎プロスパム祭りw

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