モズ@さんの競馬日記

チャンピオンズカップ過去3年の振り返り

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【2016年】


12.7 - 11.3 - 12.3 - 12.5 - 11.8 - 11.8 - 12.4 - 12.4 - 12.9


序盤は前5頭、中団6頭、後ろ4頭に分かれる隊列。

向正面に入ると
中団外にいたゴールドドリームの抑えが利かず
先団を煽る形になったことで前がペースアップ。

これにより後続も流れが速まり馬群もバラけ気味に。

最後方のインをキープし続けた
サウンドトゥルーは馬群がバラけたことで
勝負所も最内をロスなく回れる展開には恵まれた競馬。

中団前の内目にいたアウォーディーも
前がペースを上げてくれたことで空間に余裕ができ
包まれることなく外に持ち出せることに。
結果、外々を回ることにはなってしまったが、
大型馬なので内に居続けるよりは良かったか。

道中サウンドトゥルーの外目にいたカフジテイクは
相手に進路を取られてしまったことで内を突けず、
更にはコーナーでモタつくノンコノユメが壁になったことで
大外を回るしかないロスの大きな運びに。

そのノンコノユメは
アポロケンタッキーとともに
向正面で動きにくい運びになってしまい
2頭ともコーナーでの加速を要求される苦しい展開。


サウンドトゥルー、アウォーディーは
馬群がバラけたことで走りやすい条件が整い、

カフジテイク、ノンコノユメ、アポロケンタッキーは
展開を味方にしきれなかったことが敗因。

向正面でのゴールドドリームの動きが
レースの流れを大きく変えることになった。





【2015年】


12.7 - 11.0 - 11.8 - 12.5 - 12.2 - 12.3 - 12.5 - 12.5 - 12.9


外目から好発を切ったコーリンベリーが行くと見せかけて
真ん中から立ち遅れ気味のコパノリッキーがハナを切る展開。

この時、コーリンベリーが逃げると踏んだ
クリノスターオーとガンピットも外枠から押し上げていくが、
相手が中途半端な所で馬を抑えてしまったため
勢いよくコパノリッキーに絡むような運びになり、
先団はペースが上がってしまうことに。

結果的に2F目でペースを上げた先団8頭は全滅で
2F目に付き合わず最内から位置を上げたサンビスタが1着。

2着馬のノンコノユメは後方3番手のインを守り続け、
先団が固まったことで進路上のスペースも十分。
終始前がガラ空きで内ラチ沿いを回れる絶好の展開。

最後方にいたサウンドトゥルーは
ノンコノユメに進路を取られたことで
2016年のカフジテイクのような立場になり大外へ。


序盤の運びで先団が消耗しているので
追い込んできた2~3着馬は展開利があった。

ここではコーリンベリー松山騎手の動きが
この流れの原因を生むことになったように思う。





【2014年】


12.7 - 11.9 - 12.9 - 12.9 - 11.9 - 12.2 - 12.4 - 11.7 - 12.4


コパノリッキーが出遅れて
クリノスターオーがソロっと逃げる展開。
後続からも競りかけてくる馬はなく序盤は馬群一団で緩い入り。

向正面に入った所で
中団馬群の外にいた馬たちが何頭か押し上げてきたため
2番手にいた勝ち馬のホッコータルマエがペースアップ。

後続もその流れに付いてくるが、
元々馬群が固まっていたためバラけることなく進み、
4角では前がペースを落としたことで
後ろの馬たちが更に窮屈な運びを強いられることに。

序盤を緩く運んで余力残しの先団に主導権を握られてしまい
前目にいた3頭がそのまま上位に雪崩れ込む形。


2016年と同じく向正面でのペースアップにはなったが、
先団がかなり緩めに運べたことで後方待機組は全滅。

コパノリッキーが出遅れずに逃げていれば
もう少し流れは速くなったかもしれない。






過去3年を見ると
序盤が緩かった2014年以外は
差し馬の台頭も目立ってはいるが、

馬券の中心になるのは
中団前からうまく立ち回った馬のような気もする。

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