さいくろん山田さんの競馬日記

金鯱賞2018 予想メモ

 公開

980

中京2,000m
前半:緩い登りからスタートし、後半の長い直線と登り坂を意識してかペースは落ち着きやすい。先行勢有利。
後半:直線412mと長く、バンク気味のスパイラルカーブから勢いをつけられるため外目でも不利は少ない。むしろ、内に閉じ込められると勢いをつけられない形状。

考察:過去の金鯱賞好走馬からG1ではワンパンチ足りない馬の好走も多く、ディサイファ、サトノノブレス、エアソミュール、ヤマカツエース等、TSが若干足りない馬でもポジション取りと持続力があれば好走できるステップレースらしいレース。G1クラスの馬も出馬するが、適性面を重視して買いたい。

☆スワーヴリチャード
前走有馬記念、外枠14番Sペースの大外回して4着と能力はこの中でもトップレベル。凡走した皐月賞を見ても、距離は若干短いか。前哨戦で無理をしないデムーロであるし、想定オッズの1.8倍はいくらなんでも過剰すぎる気がするが。世代レベルが高いのは他のクラシック級を見ても明らかで、調教過程は一週前ビッシリ併せて反応も抜群、最終追い切り単走馬なりを掛かる気配なく悠々と走る。これは、崩れなさそう。

☆サトノダイヤモンド
大惨敗の凱旋門帰り。しっかりと休養も挟んでいるし海外帰りのダメージは少ないと見る。休み明けで馬の走る気があるかがポイントだが、元々真面目で操縦性の高い馬であるし、豊富なスタミナと高いTS、持続力も兼ね備えているタイプなので金鯱賞の傾向とはマッチする印象。一週前調教は併せた馬に直線で置いていかれる。喉なりの噂もあり、一週前、直前追い切り共に評価は低い。ここは飛ぶ方に賭ける方が妙味がありそう。

☆ヤマカツエース
距離2,000m、 Sペースで先行できるのはベストな舞台。過去の金鯱賞2勝が物語っている。 S先行得意なキンカメ産駒らしい馬で、G1に手は届かないが得意舞台で尚且つ3連勝がかかるここで陣営も力が入りそうな予感。戦績下降気味も適性は抜群なのでここは買っておきたい。調教は走る馬なので、体調の良し悪しは測りづらく。

☆メートルダール
グレードが一つ下がるがG3中日新聞杯勝利。かなり余裕のある勝ち方に見えるし、時計もそこそこ優秀。古馬になってから東京や新潟などの直線が長い左回りコースを意識的に使ってきているし、総合的な能力面では少し足りない印象も、適性で十分カバーできる評価。内を回った併せ馬も、しっかり先着して上積みに期待できる。

☆トリオンフ
上がり馬であるが、昨年8月よりずっと走らせ続けており流石にちょっと使い過ぎ感はある。とは言え、前走G3小倉大賞典はもう一つ上のレベルでも通用しそうな勝ち切り方であったし、下手に切るのは早計かも。体調面に不安がなさそうであれば未知の魅力に賭けるのもあり。回避濃厚。

☆ブレスジャーニー
若駒時期待されていたこの馬も、骨折明けからは一息。
古馬初挑戦のチャレンジCは3着と健闘も同世代2軍グループサトノクロニクルや、衰退しているデニムアンドルビーに先着を許すなど評価は微妙。雨馬場は得意そうな印象と左回りで変わり身期待、調教もベストタイム更新で調子良さそう。半信半疑だが、こういう時はしっかり買っておく。

☆ダッシングブレイズ
マイル距離を使われてきて、追走に苦労していた印象。距離を伸ばしてきたエプソムCは後半3F目最速のTS戦で、持続力を出し切っての勝利。距離は2,000mでも Sペースであれば十分許容範囲内だし、重たい馬場もキッチリ伸びる印象なので、雨で能力上位馬の脚が削がれればワンチャンスあっても。現状の想定オッズはなめられたもの。調教も良いし叩き2戦目で穴候補。

☆デニムアンドルビー
往年の力は既に無い。好走したチャレンジCはラップ内容からもレベルが高くなく、倒した相手もイマイチで地力の評価は上げづらい。ここ最近は引退レースでも仕上げてくる事が大いにあり得るのだが、客観的に考えて牝馬の8歳馬をG1クラスが混じる牡馬混合G2で買うのは無理があると判断。

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