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【見解・展望】
12頭立てと頭数少なく、2頭の菊花賞馬が地力的に抜けたレースとあって、馬券的な妙味は少ないと思われるが、2頭ともに本番への前哨戦、同じような脚質と、どちらかが崩れる可能性はあると思っています。
それはタイトルホルダーの方ではないでしょうか。
阪神でのパフォーマンスに比較すると明らかに中山コースの適性は疑問、昨年も勝ちはしたがボッケリーニ・ヒートオンビートと僅差勝負でしかなく、今年はアスク以外にもディアスティマやキングオブドラゴンなど先行勢も多いとなれば、人気ほどの信頼感は乏しいと考えています。
菊の後輩、アスクビクターモア本命でよいと思います。
【最終予想】
◎アスクビクターモア 牡4 58 田辺
着差は僅かでも先行馬に厳しい競馬となった菊花賞の強さは本物
、中山コースも3-1-0-1と得意で、天皇賞への前哨戦といえども
逆らえそうにない。
番手からでも競馬ができるのは強みで安定度もあり、地力で抜け出しそうだ。
△ヒートオンビート 牡6 57 池添
ここ2戦の惜敗は瞬発戦で分が悪い彼にとっては向かない流れ、
持続戦になるであろう今回の中山コースなら地力発揮の場。
能力的にも、昨年タイトルホルダーと0.1差、天皇賞でも④着と
2強の一角崩し候補としては資格充分。
小頭数の割に先行馬が多い今回、流れは向きそう。
△ライラック 牝4 54 Mデムーロ
牡馬一線級相手や初めての距離など不安要素あり、エリザベス②着も外差し馬場のバイアスの恩恵ともとれるが、中山巧者で、
前走同様に馬場も悪くなり、展開も向きそうなら一角崩し候補に彼女を入れても良いかと思っています。
※紐候補
近走脚質に幅が出て地力強化してきているキングオブドラゴンと
いつ走るか判らないムラ馬も、G1で善戦できる地力あるマイネルファンロン、G1では足らないが、GⅡ大将とも呼べるボッケリーニまで買っておきたい。
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