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今回はMデムーロ騎手の好判断とルメール騎手のペース配分が名案を分けたレースとなりました。勝ったラウダシオンは、前走内容が仇となり、距離不安が囁かれ9番人気と人気を落としました。しかしながら今回は好枠を引いたレシステンシアが、身を切って骨を断つ逃げではなく守りの逃げ。これはレシステンシアにルメール騎手がテン乗りだったことと、東京コースを意識し過ぎた騎乗で、大敗はないという優等生の騎乗。そして、今週も直線の向かい風で差しが届かないレースになりました。デムーロ騎手はレシステンシアさえ交わせばというレースで完璧な騎乗でしたが、馬の成長も見逃せません。秋まで休んで層の厚くなって来た短距離からマイル路線てま頑張って欲しいです。
2着のレシステンシアも満点に近い騎乗。今週以降もルメール騎手の馬が中心になる事は間違いないですが、人気との戦いになりそうです。
3着のギルデットミラーは上位2頭を射程圏に入れながらも現時点では、これが精一杯。今後の成長次第ということでしょう。
所長◎のタイセイビジョンは、前走のような競馬ができず伸びないラチ沿いが災いもして4着と初めて馬券圏外。それでもゴールを過ぎてからの余力を見ると、まだまだ成長しそうです。
残念だったのはAI◎のルフトシュトロームとウイングレイテスト。完全に展開と逆風の影響でしたが、力負けではありません。次走以降も注目して行きたい馬です。
今回も、ルメール騎手、武豊騎手、石橋騎手の三者は複数の騎乗馬から騎乗した馬で勝てず悔しいと思います。今週以降もルメール、レーン騎手中心の乗り替わりもあると思いますが、注意を払いたいです。
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