藤沢雄二さんの競馬日記

祇園太鼓を打ち鳴らせ!~POG第10節~

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今週のPOG戦線は2頭が出走します。
どちらも小倉の1200mが戦いの舞台です。

【出走】
・8月3日 小倉5R
△カーフライターク(川田将雅騎手)

まずは土曜日の新馬戦にカーフライタークが登場です。
新馬戦までの調整過程は以下の通り。

【カーフライターク】
助 手 6. 7 栗東 E良 14.5 ゲート強目
助 手 7.14 栗東 坂不 2 回-57.6-41.6-26.6-12.8 末強目追う
レノヴァール(古オープン)馬ナリに0.1秒先行クビ遅れ
助 手 7.17 栗東 坂良 2 回-53.7-39.0-25.3-12.3 一杯に追う
ショウナンダニエル(三未勝)一杯に0.1秒先行0.4秒先着
助 手 7.21 栗東 坂稍 2 回-57.1-41.0-25.9-12.5 馬ナリ余力
ナムラアッパレ(古2勝)馬ナリを0.1秒追走同入
川 田 7.24 栗東 坂重 2 回-52.8-38.3-24.7-12.4 一杯に追う
助 手 7.28 栗東 坂重 2 回-56.2-40.8-26.3-12.6 馬ナリ余力
ロニセラ(新馬)馬ナリに0.3秒先行同入
助 手 7.31 栗東 坂良 2 回-53.4-38.9-25.7-12.7 一杯に追う
パリスデージー(新馬)一杯に0.2秒先行0.2秒先着

さてエピファネイア産駒を1200mから使い出すのはどうなのか?という問題はあるわけですが、まず自身は3週連続坂路でビシッと追われていて、マズマズの時計を出しています。能力の元値はそれなりにありそうです。

で、相手関係ですけど、坂路で時計の出ているラインガルーダはシニスターミニスター×バゴなのでやはりダート色が強そう。これがパイロだと結構な脅威になるんだけど、重厚なイメージはありますね。
相手になりそうなのは素直に母がリトルゲルダのリヴェールでしょうかね。ただ時計的には使いつつっぽいムードがありますね。
ロードカナロア産駒のヴァーユがその次ぐらいの評価になりそうですけど、スカーレット一族ではあるけどダート色の強いスカーレットローズの流れなのでやはり重厚そう。
そうやって見ていくとバリバリの快速血統という馬は見当たらないので、川田を確保していることがなによりのアドバンテージになりそうです。
今でこそ夏場の新馬戦から、特に芝は距離選択の余地が増えましたけど、ちょっと前までは夏の新馬戦といえば1200mしかなかったのですから、それを思うと別に「1200m?」と訝しげに思わなくてもいいと思うんですよね。
首尾良くここを勝ったところで小倉2歳Sに拘ることもないでしょう。だって先週、同じサンデーテーシングのカイルアコナが勝って小倉2歳S参戦を表明しているのだから、無理してぶつけることもないのだし。だから勝てればその次は1勝クラスの1600mとかでもいいと思うんですよね。
と言ったところで、まずはここを勝たないと何も始まりません。相手はどの馬を連れてきてもいいから、しっかりと勝ち星を手にして欲しいものです。


・8月4日 小倉2R
☆サイクロトロン(松若風馬騎手)

日曜日の未勝利戦でサイクロトロンが3戦目を迎えます。

【サイクロトロン】
助 手 ■ 栗東 坂良 1 回-51.5-37.5-24.6-12.5 一杯に追う
助 手 7.28 栗東 坂重 1 回-57.1-41.8-27.7-13.9 馬ナリ余力
松 若 7.31 栗東 坂良 1 回-53.1-38.4-24.7-12.5 馬ナリ余力
ドゥーベ(新馬)馬ナリに0.3秒先行0.2秒先着

何が北海道だよ、普通に栗東にいましたね(^^;)
推測は大ハズレでしたw

で、サイクロトロンですがここ2戦の1400mから距離を短縮してきました。血統的には間違いなく向くでしょうし、そもそもここ2戦の敗因は「集中力の欠如」と内面に問題があった印象です。
今回はチークピーシーズを装着するようです。坂路の時計は出ていますし、とりあえず前に行ける脚はあるわけで、先週を見ているとやはり前有利の小倉コースですから、今回もポンとスタートを決めた上でチークピーシーズ効果が出れば押し切りは可能かと思います。
鞍上は川田騎手が空いているにもかかわらず松若騎手に戻るわけで、陣営の期待度も逆戻りみたいな印象はありますけど、それ故に妙に人気はしないでしょうから気楽な立場をフルに活かして強気に乗ってほしいですね。


【調教】

【ジュビリーヘッド】
助 手 6. 9 栗東 坂稍 1 回-59.6-43.6-28.5-14.2 馬ナリ余力
ナオミラフィネ(新馬)馬ナリに0.3秒先行同入
斎 藤 6.13 栗東 E稍 14.2-13.2-15.0 ゲート強目
助 手 6.16 栗東 坂稍 1 回-59.3-41.9-25.8-12.4 馬ナリ余力
助 手 6.20 栗東 坂良 1 回-55.1-39.5-25.1-12.4 馬ナリ余力
メイショウウズマサ(古1勝)馬ナリに0.1秒先行0.2秒先着
斎 藤 6.23 栗東 坂良 1 回-58.0-42.4-27.7-13.9 馬ナリ余力
ティラミス(新馬)馬ナリと同入
助 手 7.28 栗東 坂重 1 回-57.8-41.6-26.1-12.6 馬ナリ余力
助 手 7.31 栗東 坂良 1 回-52.7-38.8-25.2-12.7 一杯に追う

【ステージアクトレス】
助 手 7.11 美南 P良 57.7-42.4-13.4 [5] 馬ナリ余力
スパニッシュアート(新馬)馬ナリの外同入
助 手 7.18 美南 P良 67.3-51.9-38.6-12.9 [5] 馬ナリ余力
スパニッシュアート(新馬)馬ナリの外同入
助 手 7.25 美南 P良 キリ-12.6 馬ナリ余力
スパニッシュアート(新馬)馬ナリの外同入
武 藤 8. 1 美南 P良 67.4-52.8-38.7-12.1 [8] 馬ナリ余力
スパニッシュアート(新馬)強目の外0.2秒先着


【在厩】
△スタインウェイ(ゲート不安で予定は白紙に)
△グラマラスマリー(7月20日の新馬戦は4着→8月17日の小倉1800mの未勝利戦を視野に)
△ステージアクトレス(6月27日にゲート試験に合格→新潟デビューを目標)
△ジュビリーヘッド(6月13日にゲート試験に合格)

【放牧】
☆ラインベック(7月20日の中京2歳Sを快勝)
△フランジヴェント(7月21日の未勝利戦は2着)
△ビップリバプール(7月14日の未勝利戦は6着)
△ナオミラフィネ(7月6日の新馬戦は6着)
△ファシネイティング(7月20日の新馬戦は13着)
☆アドマイヤヴェラ(6月9日の新馬戦は競走除外)
△ヴェニュセマース(デビュー予定を撤回してノーザンFしがらきに放牧)
△マカロンパフェ(6月5日にゲート試験に合格→宇治田原ステーブルに放牧)
△プチジュラシック(6月7日にゲート試験に合格)
△スピッツェンバーグ(放牧先で軽い打撲)

【未入厩】
☆ガーネットチャームの2017(吉沢ステーブルWESTに滞在中)
☆ギミーシェルターの2017(社台ファーム)
△ビジュアルショックの2017(社台ファーム)
△ヨゾラニネガイヲの2017(状況不明)


今週の新潟の未勝利戦を予定していたスタインウェイ。想定に名前がなかったからどうしたのかと思いましたが、ゲート再審査をクリアできずに次走は先延ばしになったようです。あれ、出資者のブログには「ゲート練習が必要なだけで再審査は不要」って書いてあったのに。
それにしても予定していたレースのメンバー、ほぼ福島デビュー組の敗者復活戦って感じでスカスカだったのに…。

まあいずれにせよ、ゲート云々を言い出して予定変更なんて、これ罰金モノでしょう。昨シーズンのアガラスでも色々とやらかしているというのに。
せっかく難関をクリアして調教師をやっているのなら、せめてファンに「俺が調教師やった方がいい」と思わせないでくれ。


他方で少し心配なのは、阪神の新馬戦を競走除外になった後に立て直されたハズのアドマイヤヴェラが、7月21日の栗東の坂路で15-15を乗っただけで再度の放牧に出てしまいました。
これが「思ったより動きが良くない」程度ならまだいいのですけど、骨折とかだと話が厄介なことになりそうです。その辺は新たに話が出てくるまで静観ですね。


一喜一憂あるのがPOGですけども、今のところ8月はそこまで派手な動きにはならない感じになってきました。
それだけにラインベックの脇を固めるべく、出走する馬には一戦必勝モードで頑張ってほしいところです。

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