パトラッシュさんの競馬日記

セントライト記念、レイエンダ鉄板?

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レイエンダで鉄板という雰囲気を打ち破って、この良血馬を一敗地にまみれさせる伏兵はいるのでしょうか?
レイエンダが、クラッシックシーズンに間に合わなかったことで、割と、皆さん、期待値が高くなっていますが、このレースには、ダービー3着馬を筆頭に既存勢力も、そう簡単な相手ではありません。
まず、16番人気という低評価をあざ笑うかのように、馬券圏内に飛び込んで来て、三連馬券の購入者の多くを涙に暮れさせたコズミックフォース。
このレースでも、レイエンダ、タニノフランケルという超良血馬と同じレースを戦うことになって、一番人気とは、さすがにいかないでしょうが、上位人気に押されそうです。
とはいえ、人気は上位二頭に集中して、二桁になるかどうか、というところ、ギベオンと同じような倍率になるのではと思います。
もちろん、レイエンダが一番人気で、新潟記念のブラストワンピース程度の人気になるだろうと思います。
一方、タニノフランケルについては、前走の距離、相手関係も考慮されて、レイエンダほどの人気にはならないとみています。一桁の半ば、5倍、6倍というところだと思います。
冷静に考えて、皐月賞、ダービーでの3着馬が揃う中、2倍前後という人気は、やはりバブル感が漂いますが、ほとんど全力で走っていない以上、あっさり勝たれても不思議はありません。
それでは、主題であるレイエンダで鉄板かどうかについて、考えてみましょう。
率直な答から言えば、わからない、ということになりますが、それでは、せっかくここまで書いてきた甲斐もないので、何らかの尺度で判定することとしましょう。
一番、脈がありそうなのが、コズミックフォース陣営も引合いに出しているブラストワンピースとの比較でしょう。
このブラストワンピース、毎日杯では、ギベオン、ダービーでは、コズミックフォース以下、上位人気になりそうなところと軒並み対戦していますので、この馬との比較で考えてみましょう。
まず、毎日杯ではギベオンを一蹴とまでは言わなくても、完封していますし、まだ、余裕がありそうなレースぶりでした。
次に、ダービーですが、勝負どころで追い出しが遅れるという致命的な不利がありながら、コズミックフォースと差のないことを考えますと、この時点で力の差があったと思います。それ以下は、言わずもがなでしょう。
さて、肝心のレイエンダとの比較ですが、古馬との条件戦で圧勝したレイエンダですが、G3とは言え、新潟記念横綱相撲を見せたブラストワンピース、この馬にダービーで負けたとは言え、まともな勝負をしているコズミックフォースは、少なくとも、レイエンダを負かす可能性はあると思います。
また、ダービーでは変調をきたしたジェネラーレウーノも、皐月賞の舞台だつた中山であれば、あっさり勝たれても不思議はありません。
そういうことで、今回に限っては、馬場がしそうであれば、コズミックフォース、渋って、時計がかかるなら、ジェネラーレウーノのクラッシック組が、レイエンダ、タニノフランケルという超良血馬をしのぐと思います。

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