山崎エリカさんの競馬日記

本日の見所(日経賞など)

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2019年 毎日杯、日経賞
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●毎日杯

かつての毎日杯は、NHKマイルCの前哨戦の意味合いを持ち、2008年のディープスカイ、2010年のダノンシャンティなどが、このレースを制して、NHKマイルCも制しました。しかし、近年は多様化。2013年のキズナや2016年のスマートオーディンのように、ここから京都新聞杯、そして日本ダービーを目指す馬もいれば、一昨年のアルアインのように、ここから皐月賞を目指す馬もいます。要は、この先の何かしらのG1を目指すための、賞金加算のレースです。

そのようなレースゆえに、決着レベルも年によってマチマチ。今年は、1戦1勝のマカヒキの全弟ウーリリvsマイル~中距離重賞の敗者復活戦のような対戦図式で、現状はレベルが高いとはいえません。ウーリリが一気に勢力図を塗り替えれば、一転してハイレベルになる可能性もありますが、結果は果たして?

また、毎日杯が行われる阪神芝外1800mは、Uターンコース。スタートして最初の3コーナーまで約665mもあるために、逃げ馬が揃うと隊列争いが激しくなり、オーバーペースが発生することもあります。しかし、逃げ馬不在や、逃げ馬が一頭の場合はそこまでペースが上がらないのがポイント。

ただし、そこまでペースが上がらなくても、最後の約600m~ゴール手前の約200mまでが下り坂のコースだけに、その下りで勢いに乗せて、ラスト1Fの急坂を楽に上がれる差し、追い込み馬のほうが有利でしょう。今回はランスオブラーナが単騎で逃げられるメンバー構成であり、同馬が逃げ切っても不思議ないですが、速い上がりが使える差し馬を軸馬とするのが最善策でしょう。


●日経賞

日経賞は、先週の阪神大賞典同様に天皇賞(春)の前哨戦でしたが、近年は、主要メンバーが阪神大賞典に集うこともあり、本番・天皇賞(春)に繋がっていません。ただし、今年は阪神大賞典が優勝馬シャケトラ以外はイマイチでしたし、また、そのシャケトラも代打騎乗で本番に余力を残さないレースぶりでしたので、今年は砂がる可能性もあるでしょう。

また、日経賞は有馬記念と同じアップダウンの激しい中山芝2500m(長距離)で行われるため、しばしばスローペースが発生します。しかし、同じスローペースでも下級条件は単調なスローペースになることが多いのに対して、上級条件は中山の短い直線を考慮して仕掛けのタイミングが早くなります。(日経賞の過去10年を見ても、単調なスローペースになったのは、ゴールドアクターとサウンズオブアースがハナを譲りあった2016年くらい)

差し、追い込み馬は、向こう正面の下り坂である程度勢いに乗せて、3~4コーナーの外から位置を押し上げてくる傾向があるため、前も早めに動いてスタミナが問われるレースになることがしばしば。つまり、ある程度の長距離適性も問われるので、長距離適性に疑問がある馬が通用しないでしょう。

また、一昨年のこのレースで前年の有馬記念の3着馬ゴールドアクターや前年の菊花賞の2着馬レインボーラインが1~2番人気に支持されて馬群に沈み、また、昨年も菊花賞馬キセキや前年の阪神大賞典3着&京都記念2着のトーセンバジルも1~2番人気に支持されて、見事にぶっ飛んだように、今回が始動戦の馬は苦戦しています。

そもそも前哨戦は、実績馬にとっては叩き台のため、人気に応えられないことがままありますが、スタミナが問われるレース、長距離戦ほど取りこぼし率がアップする傾向。ただし、今年に関しては出走馬12頭中7頭が休養明け。それもレースを使われている馬たちは、格下や長距離適性に疑問を感じる馬ばかりなので、あっさりと休養明けの馬が勝ち負けするかもしれません。いやいや、休養明けの馬同士で決着する可能性も十分あるでしょう。


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