競馬戦略研究所所長さんの競馬日記

重賞回顧 アーリントンカップ

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ここは自力と成長力で圧倒した所長◎タイセイビジョン。差し馬有利な展開とはいえ、直線では進路を選ぶ余裕を見せての優勝。10キロの馬体増に加え、2着馬以下に2馬身以上の差をつけた結果から、マイル路線では一歩抜け出した感があります。次走はNHKマイルでしょうが、このまま順調に成長して欲しいものです。

 2着には賞金加算の最低限の仕事をしてのけたギルデットミラー。ヤネも若手の岩田望騎手。正攻法の競馬をして前にいた馬は負かしましたが、勝った馬とは少し力の差がありました。次走は馬体が増えてくれば好走は必至の馬です。

 3着には2歳時は王道を進んでいたプリンスリターン。前走に敗戦でマイル路線に活路を見出すためにここに出走も、陣営の思惑がハマりました。血統的にも人気になりづらいですが、この先行力は常に注意しなければなりません。

 このレースで次走注目は差のない4着のボンオムトゥック。1800M以上なら間違いなく走ってきます。覚えておいて損はありません。

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