藤沢雄二さんの競馬日記

ウマニティPOG今シーズンのラインナップ⑤

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ウマニティPOGの指名馬ラインナップの5回目です。
別に狙ったワケではありませんが、偶然にも社台ファーム組の紹介になりました。


・シルヴァーカップの2020(牡/栗東・石坂公一)
父:キンシャサノキセキ
母の父:アルムタワケル
馬名:スズノハマヤ
馬主:小柴嘉之
生産牧場:社台F
生年月日:2020年4月10日
ウマニティPOG落札額:350万PP


この馬に関しては赤本のコンビニプリント版の
「ガサがあれば走る血統で490kg。短距離なら芝でもダートでも。4月27日にグリーンウッド到着」
というコメントに丸乗りしました。

調べてみると、実際、勝ち上がるかどうかのボーダーが460kgぐらいで大きければ大きいほど好成績でありました。

社台ファーム産全般がマークは薄めですし、現3歳世代からはセレクトセール1歳セレクションの社台ファーム産馬が活躍していたので2歳世代も「1歳セレクション」は狙い目と思われるのでその辺も強調材料になりますね。

日曜日のパラダイスSでハーツクライ産駒の半姉ラルナブリラーレが惜しい2着だったのを思うと、キンシャサノキセキ産駒の本馬は短距離志向になると思われます。
これまで1800m辺りを主戦場としてきた半姉とは逆に1400、あわよくばマイルまで距離が保てばレース選択の幅が広がりそうです。

5月27日にゲート試験に合格後は放牧に出ていますが、そのうち栗東入りの声も聞こえてくるでしょう。



・レッドシルヴィの2020(牝/栗東・武英智)
父:ミッキーアイル
母の父:ヴィクトワールピサ
馬名:ヒットザフロント
馬主:社台レースホース
生産牧場:社台F
生年月日:2020年4月11日
ウマニティPOG落札額:170万PP


今年が3世代めのミッキーアイル産駒。メイケイエール、ナムラクレアと牝馬は芝の短距離でスピードを活かして、牡馬はダートの中距離で先行力を活かすのがこの2世代の傾向です。

なので狙い目は牝馬ということになるのですが、より細分化すると
「関西馬・個人馬主・地味めの厩舎」
という辺りになりました。

実はウマニティPOGでは指名しませんでしたが、なんならウマニティPOGでも指名しようかと思ったくらいの上記の条件に合致する馬がいて、結局、非社台POGという100人規模の大会で自信満々に単独指名となった馬が函館でデビューしたのですが、スタートした次の瞬間に画面からフェードアウトして最後まで映らないままシンガリ負けでタイムオーバーになる事件がありましたw

う~ん、ミッキーアイル牝馬はプッツン系もそれなりにいるので難しい😅

話は逸れましたが、結局、指名したのは個人馬主ではなくクラブ馬のヒットザフロント。
netkeibaの掲示板には昨年7月の「出資できました」という出資者のコメントを最後に書き込めがない馬をどうやって指名したのかと、自分でも指名理由を忘れるような馬ですがw
メイケイエールの武英智厩舎なのでたとえグレてもリカバリーは利きそうだな~ぐらいに思ったことですね。

一応、丸ごとPOGには社台ファームの坂路で調教している写真が掲載されていてクレジットには477kgとソコソコのサイズは確約されそうなのでその辺が決め手でしょうか。

どうやら夏明けあたりのデビューらしいので、そのうち情報も入ってくることでしょう。



・ピンクガーターの2020(牡/美浦・黒岩陽一)
父:ロゴタイプ
母の父:アフリート
馬名:ロゴデザイン
馬主:吉田千津
生産牧場:広田牧場
生年月日:2020年3月12日
ウマニティPOG落札額:160万PP


この馬は社台ファーム産ではないのですが、1歳のセレクションセールで社台ファームが2200万円で買ってきた馬です。

丸ごとPOGの吉田照哉氏のインタビューで
「ロゴタイプ産駒なら日高で買ってきた馬も順調。これは早めに入れてもらうし、最初のうちから使うように言ってあります」
とのコメントが。
3月30日にはゲート試験に合格しており、また黒岩厩舎のロゴタイプ産駒は牝馬だけど昨年ラヴリイユアアイズが活躍したので推し材料は揃っていたのですけど、函館開催が3週経過した今でも再入厩は果たしておらず、新馬戦は15日ルールがあるのでもう函館の1200mは無理という状況になってきました。
ロゴタイプ自身が北海道シリーズからタフに使われて結果を出していった馬ですし、ラヴリイユアアイズも昨年の1回札幌デビューからクローバー賞を連勝したので、札幌開催が始まるまでは様子をみますが、札幌の新馬戦で1200mは8月6日の1鞍しかありません。
この馬はコメントからも北海道シリーズでデビューしないと意味がないと思っているので、動向次第ですがリターン対象になりそうな感じではあります。



・リベルタンゴの2020(牡/栗東・今野貞一)
父:イスラボニータ
母の父:Smart Strike
馬名:プエルトボニータ
馬主:谷掛龍夫
生産牧場:社台F
生年月日:2020年3月4日
ウマニティPOG落札額:320万PP


5月16日に行われた千葉サラブレッドセールの取引馬です。
通称・千葉セリと呼ばれるこのセールからの狙い目はブリーズアップセール同様に即戦力。
セリで落札後にすぐにトレセン入りする馬がいいんです。

ただPOG的な話をすると、ドラフト時期には入厩のタイミングがわかりにくいので盲点になりやすいのですね。
そもそもトレーニングセールですから、POG本では「千葉セリ上場予定」としか書かれませんし、もちろんPOG本の時点では厩舎どころか馬主もわかりません。

まあ、そういう意味ではデビューのギリギリまで指名可能なネットPOG向きの馬ではあるとも言えるのですが。

今回のウマニティPOGの指名馬ラインナップの中では、唯一、この馬が2週目の落札馬になります。
2週目にGoサインを出せた理由が「もう函館でゲート試験に合格していた」ということ。
千葉セリ→即函館入厩というのは昨年のアスクワイルドモアと同じパターンで、さらに言うと調教で荻野琢摩が乗っていて1週前には武豊騎手が跨がったというのも全く同じ。
違うのは馬主と厩舎ぐらいで、とにかく期待度大幅アップの1頭です。

7月3日の函館芝1800mでデビューということで、宝塚記念があるにも関わらず1週前追い切りに武豊騎手が跨がったというのが何よりの強調材料ですね。

アスクワイルドモアは2着発進だったので、勝つに越したことはないですが連対できればOKですね。
予想は馬連で書きますけど、馬券は3連複ですかね。


さてここまで19頭を紹介してきましたが、枠はまだ1頭分余っています。
その残り1枠については指名確定の際にその理由を。
あとキャンセルが発生した場合の落札馬があった時も同様に考えております。

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