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【ターコイズS】冬の女王ミスパンテールが連覇
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12月15日の中山11Rで行われた第4回ターコイズステークス(3歳以上オープン、牝馬、GIII、芝・外1600メートル、ハンデ、16頭立て、1着賞金=3600万円)は、横山典弘騎手騎乗の5番人気ミスパンテール(牝4歳、栗東・昆貢厩舎)が好位追走から直線鋭く伸びて連覇を決めた。タイムは1分32秒7(良)。
好発決めたハーレムライン、番手にミスパンテール。一旦は隊列が決まったが、すかさずカワキタエンカがハナを奪いに行き、フロンテアクイーンが2番手に進出すると2コーナー付近で激しい先行争いが繰り広げられる。好位のインに控えて脚をためたミスパンテールは直線半ばで外に持ち出し、一気に前を差し切った。
半馬身差の2着には先行粘ったリバティハイツ(10番人気)、さらにクビ差遅れた3着に後方追走から直線は最内をついて伸びたデンコウアンジュ(13番人気)。W.ビュイック騎乗で1番人気のプリモシーンは中団のまま8着に敗れた。
ターコイズSを勝ったミスパンテールは、父ダイワメジャー、母エールドクラージュ、母の父シンボリクリスエスという血統。北海道日高町・三城牧場の生産馬で馬主は寺田千代乃氏。通算成績は戦績13戦6勝。重賞は2017年ターコイズS・GIII、2018年京都牝馬S・GIII、サンスポ杯阪神牝馬S・GIIに次いで4勝目。ターコイズSは昆貢調教師、横山典弘騎手はともに2017年ミスパンテールに次いで2勝目。横山典弘騎手はターコイズSがオープン特別だった時代に2勝(1991年キョウエイタップ、2010年カウアイレーン)している。
◆横山典弘騎手(1着 ミスパンテール)「ゲートでソワソワしたり悪いときもあるけど、今日はよかった。いいスタートが切れました。道中は位置を下げたというよりも馬の気分のまま、自然体で。パンテールのリズムで走らせました。直線は混戦だったけど、去年はもっと混戦。早めにスペースを確保できたので今日は楽でした。秋は長い距離でちょっと苦労したけど、マイルに戻っていいとこ見せてくれたので、また来年、一緒に頑張りたいと思います」
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