最新競馬ニュース

【菊花賞】2冠追いエポカ、3馬身半先着


©サンケイスポーツ


 1,402  1  0

【菊花賞】2冠追いエポカ、3馬身半先着

 菊花賞の追い切りが17日、東西トレセンで行われた。栗東では皐月賞エポカドーロが、併せ馬で鋭く伸びて楽々と先着。2冠奪取へ陣営も手応えを感じているようだ。セントライト記念3着のグレイルが調教評価『S』となった。エタリオウジェネラーレウーノも好仕上がりを見せている。枠順は18日に確定、19日に金曜発売が実施される。

 日の出直前に登場したCWコースで、エポカドーロが2冠に向けて躍動した。余力十分に駆け抜けて3馬身半の先着フィニッシュ。動きを見届けた藤原英調教師は、満足げにうなずいた。

 「イメージ通り、しっかり反応して体を使って走れていた。いつも乗っている岡田騎手は『(前走より)上向いている』とのジャッジだった。よかったと思います」

 ゆったりとした序盤はトーセンアイトーン(500万下)を見ながら折り合いをつけて運ぶ。徐々に差を詰め、直線は内へ。馬体を併せる形で直線半ばで促されると、反応よくグイッと加速。あっという間に引き離し、6ハロン87秒1、3ハロン38秒1-11秒7でまとめた。

 今春は、舞台適性を見込んで臨んだ皐月賞を制覇。ダービーも2着と健闘した。母は短距離系だが、師は「3歳同士なので距離をあまり意識せずにつくっている。能力を信じていつも通りに仕上げてきた」と平常心で挑む。

 並外れた強心臓が、自然体での調整を可能にする。調整役を務める荻野助手は「調教の後でも息が上がったことがない。フーフーいった(息を切らした)ことがなくて、心臓がめっちゃ強い。体形は中距離から短いところ向きでも距離がもつのは、心臓の強さがあるから」と、長距離適性を証言。父は2011年の三冠馬オルフェーヴル。高性能のエンジンがあれば、未知の長丁場でも乗り切れるというわけだ。

 前走の神戸新聞杯(4着)はスタート後につまずいたのが敗因。前哨戦を勝ったダービー馬ワグネリアンはおらず、実績は抜けている。藤原英調教師は「ある程度前々の競馬で、というのは前走で確認できた。オルフェーヴルエポカドーロの能力を信じている。あとは、戸崎次第です」と笑顔で締めた。

 ラスト1冠へ向けて、不安はない。史上9頭目(三冠馬を除く)の皐月賞菊花賞の2冠をつかみ取る。 (川端亮平)

菊花賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

 ナイス!(1

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月21日()
フローラS G2
マイラーズC G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月14日()
皐月賞 G1
アンタレスS G3
4月13日()
中山GJ G1
アーリントン G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る