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【京成杯AH】レース展望
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中山開幕週の日曜メインは恒例の京成杯オータムH(9月10日、GIII、芝1600メートル)。秋を告げるレース名ながら、サマーマイルシリーズ最終3戦目で、この結果次第でシリーズチャンピオン(馬主に2400万円、厩舎関係者に600万円の褒賞金)が決まる。初戦の中京記念を勝ち、2戦目の関屋記念2着で計15点を獲得してトップに立っているウインガニオンが今回は不在のため、登録20頭中3頭に総合優勝の可能性がある。
10点で2位のマルターズアポジー(美浦・堀井雅広厩舎、牡5歳)は勝てば文句なし、2着の場合でも、勝ち馬がダノンリバティ以外ならウインガニオンと並んでチャンピオンになる。逃げ切った前走の関屋記念は久々のマイル戦でもあり、7番人気と評価は低かったが、うまくスローペースに持ち込んでのV。今回はマークがきつくなるのは間違いなく、トップハンデタイで初めて背負う58キロの克服もポイントになるが、少々ペースが速くても単騎で気分良く行ければしぶといタイプだ。中山の芝1600メートルも、準オープンながら昨秋の秋風Sを楽勝しているだけにチャンスは十分ある。
6点で3位のダノンリバティ(栗東・音無秀孝厩舎、牡5歳)も、勝てばチャンピオンが確定する。前走の関屋記念はマルターズアポジーと1馬身半差の3着だったが、別定重量で57キロ対56キロと1キロ差があった当時と違い、今回は58キロ対56キロと2キロ軽くなる点は有利。どちらかというと左回りの方がいいタイプだが、以前より安定感が出ているのは強みだ。
5点で4位タイのグランシルク(美浦・戸田博文厩舎、牡5歳)も勝てば同点でチャンピオンになる。マルターズアポジーが2着の場合は3頭のチャンピオン誕生という異例の事態になるが、今年は堅実で重賞でもダービー卿チャレンジT3着、京王杯スプリングC3着、前走の中京記念も2着。重賞初制覇へあと一歩のところまできている。ハンデも、同じハンデ戦だった中京記念から据え置きの56キロなら好勝負必至だ。
シリーズの優勝の行方に関係がない馬でも、魅力的な存在が多い。トップハンデタイ58キロのダノンプラチナ(美浦・国枝栄厩舎、牡5歳)は2014年の朝日杯フューチュリティS優勝馬で、メンバー唯一のGIウイナー。その後、GIでは好結果が出ていないが、富士Sを勝っており、GIIIなら目が離せない。10カ月近い休み明けで出走した前走の関屋記念も5着なら悪くなく、状態面での上積みも見込める。
昨年の覇者ロードクエスト(美浦・小島茂之厩舎、牡4歳)は57.5キロ。出否は最終追い切り次第といったムードだが、出走に踏み切れば当然、争覇圏内だ。
ブラックスピネル(栗東・音無秀孝厩舎、牡4歳)は東京新聞杯で重賞初制覇を飾った後、マイラーズC4着、安田記念18着と尻すぼみの成績となったが、放牧で立て直しての一戦。3カ月の休み明けだが中間の気配は上々で、GIIIなら十分見直せる。ハンデ57キロも妥当なところだろう。今回は吉田隼人騎手との新コンビで臨む。
ここ数年、エアレーション作業の影響か、開幕週でも差し馬の活躍が目立つ。クイーンC、キーンランドC、福島牝馬Sと重賞3勝の末脚自慢ウキヨノカゼ(美浦・菊沢隆徳厩舎、牝7歳)=55キロ=にとっては、この馬場傾向が味方になるかもしれない。
ボンセルヴィーソ(栗東・池添学厩舎、牡3歳)=54キロ=は初勝利に3戦を要したが、その後はずっと重賞路線を歩み、朝日杯FS3着、NHKマイルC3着などすべて3着以内。先行力があるのでスタート次第では逃げの手もあるが、控えてもレースができるので今回も上位争いを演じそうだ。
フジテレビ賞スプリングS、阪神CとGII・2勝のロサギガンティア(美浦・藤沢和雄厩舎、牡6歳)=57キロ、昨年の中京記念優勝馬ガリバルディ(栗東・藤原英昭厩舎、牡6歳)=57キロ、中山芝1600メートル戦3勝のマイネルアウラート(美浦・高橋裕厩舎、牡6歳)=57キロ=といった重ハンデ勢も近況ひと息ながらマークしたい存在だ。
★京成杯AHの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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