最新競馬ニュース

【日本ダービー】27歳・松山、スタージョッキーへの分岐点


©サンケイスポーツ


 2,409  3  0

【日本ダービー】27歳・松山、スタージョッキーへの分岐点

 3歳馬の頂点を決める「第84回日本ダービー」(28日、東京、GI、芝2400メートル)の登録が14日に締め切られ、総勢19頭がエントリーした。今年も池江厩舎&音無厩舎の豪華3頭出しなどトピックには事欠かないが、まずは超王道の皐月賞を制したアルアイン、特に相棒の松山弘平騎手(27)にスポットライト。歴史的にも希な“20代ダービージョッキー”の誕生なるか。

 “ネクスト武豊”の出現は競馬界全体が長年待ち望んでいる重要なトピックに違いない。その課題に一筋の光明を射そうしているのが、アルアインに騎乗した皐月賞でGI初制覇を飾った松山騎手というのは決して大げさではない。

 近年、ダービーの栄誉に輝いたジョッキーのほとんどは経験値の高い30代以上。20代の制覇は03年のミルコ・デムーロ(24歳、ネオユニヴァース)までさかのぼらなければならない。

 そこに現れたのが27歳の松山騎手だ。09年に36勝をあげ最多勝利新人騎手を獲得した、JRA競馬学校出身のいわゆるプロパー。スマートな騎乗スタイルも武豊騎手に通じるものがあり、端正な顔立ちも含めて“ザ直系”か。

 実は競馬界のスーパースターも、ダービージョッキーとなったのは20代ギリギリの29歳(98年、スペシャルウィーク)。大御所を超える可能性も残されているのだから夢はグッと広がる。

 肝心のパートナー・アルアインにも全幅の信頼を置く。

 「自在性があって、追ってからしっかり伸びてくる。持久力が優れていて、最後の粘りも魅力。折り合いも問題はないし、ダービーに向けて今のところ、注文という注文はない」

 競馬界にとってもスタージョッキー誕生のビッグチャンス。近い将来、“競馬は松山”になるか否か。大きな分岐点となるダービーといえそうだ。(夕刊フジ)

日本ダービーの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

 ナイス!(3

このニュースへのコメント

コメントはありません。

関連競馬ニュース

新着競馬ニュース

人気競馬ニュース

会員登録(無料)でできること

レース情報

今週の注目レース

4月21日()
マイラーズC G2
フローラS G2
4月20日()
福島牝馬S G3

⇒今週の番組表へ

先週のレース結果

4月14日()
皐月賞 G1
アンタレスS G3
4月13日()
中山GJ G1
アーリントン G3

⇒先週の番組表へ

総賞金ランキング
JRA競走馬総賞金ランキング
4歳以上
1 ドウデュース 牡5
102,726万円
2 スターズオンアース 牝5
84,098万円
3 リバティアイランド 牝4
74,444万円
4 ディープボンド 牡7
67,569万円
5 ジャスティンパレス 牡5
65,388万円
6 シャフリヤール 牡6
59,685万円
7 タスティエーラ 牡4
57,005万円
8 ジャックドール 牡6
49,004万円
9 ソールオリエンス 牡4
48,668万円
10 ナムラクレア 牝5
47,685万円
» もっと見る

3歳
1 ジャスティンミラノ 牡3
27,482万円
2 ステレンボッシュ 牝3
21,547万円
3 ジャンタルマンタル 牡3
18,666万円
4 アスコリピチェーノ 牝3
16,854万円
5 コスモキュランダ 牡3
15,392万円
6 シンエンペラー 牡3
11,128万円
7 コラソンビート 牝3
9,942万円
8 エトヴプレ 牝3
9,644万円
9 スウィープフィート 牝3
9,386万円
10 レガレイラ 牝3
8,278万円
» もっと見る