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産経賞オールカマーの追い切りが21日、東西トレセンで行われた。2020年の無敗の3冠牝馬デアリングタクト(栗東・杉山晴紀厩舎、牝5歳)は、栗東坂路を軽やかなフットワークで駆け上がり、サンスポ調教評価は『A』。今年5月に長期休養から復帰し、今回は秋初戦になるが仕上がりは良好。1年11カ月ぶりの勝利を飾り、完全復活をアピールする。
心地よい秋風のように、涼しげに走り抜けた。一昨年の3冠牝馬デアリングタクトが、栗東坂路で軽快なフットワークを披露。手綱を取った松山騎手が胸を張った。
「時計を気にせず、馬のリズムを意識して上がってきました。馬も最終追いだと分かっており、順調にきています」
坂路での単走追いは、しっかり折り合いながら、15秒1―13秒6―13秒3と1ハロンごとに徐々にペースアップ。最後までぶれのないフォームのまま、ラストは12秒6でまとめた。全体4ハロンは54秒6と控えめだが、14日の1週前追い切りでは、栗東CWコースで6ハロン78秒6-11秒8の好時計。馬なりで自己ベストを更新しており、出走態勢は整っている。20日のプロ野球・阪神VSDeNA戦(甲子園)でデアリングタクトの勝負服を着用し、始球式を務めた鞍上は「リラックスして体に柔らかさが出てきています。体も起こして走れるようになっていて、(3冠を取ったときの)もとのデアリングタクトに近づいてきていると思います」とうなずいた。
昨春の香港GⅠクイーンエリザベスⅡC(3着)後に、右前肢の繋靱帯炎を発症。懸命なケアで1年1カ月ぶりにヴィクトリアマイル(6着)で戦線復帰し、前走の宝塚記念は外めから脚を伸ばして3着に善戦した。鞍上は「思っていた位置を取れて、流れ自体は良かったです。ただ、1着を目指してやっているので、悔しい気持ちもあります。そして、まだまだやれるなという手応えも感じました」と前向きに振り返る。
夏場は休養に充てて、3カ月ぶりに迎える秋初戦。今後は未定だが、エリザベス女王杯(11月13日、阪神、GⅠ、芝2200メートル)や、一昨年(3着)にアーモンドアイ、コントレイルと激闘を繰り広げたジャパンC(11月27日、東京、GⅠ、芝2400メートル)などが目標になりそう。主戦は「強いメンバーはいると思いますが、自分の競馬をしっかりしたい。何より勝ちから遠ざかっているので、勝ちに行きたいです」と意気込む。
一昨年の秋華賞以来、1年11カ月ぶりの復活勝利へ―。始動戦で完全復活をアピールし、大舞台でも堂々と主役を務めたい。
牝馬活躍…近年の産経賞オールカマーは、牝馬が活躍。一昨年は1着センテリュオ、2着カレンブーケドール、21年も1着ウインマリリン、2着ウインキートスと、2年連続で牝馬がワンツーを決めている。デアリングタクトを含め3頭の牝馬が参戦する今年も、牡馬を一蹴するか。
★杉山晴調教師TALK★
--最終追い切りの指示は
杉山晴師「いつも通りの馬なりで、と。力むことなく、いいバランスで最後まで走れていました」
--中間は?
「(滋賀県の)チャンピオンヒルズに放牧に出して、3週間前に栗東トレセンに戻しました。牧場でもしっかり乗り込んできていたので、併せ馬をやる必要はないなと。春先よりも良くなっていると感じました」
--秋初戦に産経賞オールカマーを選んだ理由
「次に向かう時にどこへいってもしっかりと間隔を取ることができ、レース選択の幅も広がるからです」
--初の中山競馬場
「どこでも一生懸命に走ってくれる馬なので心配していません。この馬と一緒に歩んできたジョッキーですし、何も気にする必要はありません」
--意気込みを
「本当にたくさんのファンの方々に応援されている馬です。秋華賞以来の1着を取るだけだと思っています」
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