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今週の函館日曜メインは、牝馬限定重賞のクイーンS。2019年以降の同舞台では、逃げ馬が圧倒的な強さを見せている点から、シャムロックヒルに注目。前走のマーメイドSで見せた華麗な逃走劇を再現して、重賞連勝に期待だ。
クイーンSは例年、札幌が舞台だが、今年は五輪開催による変則日程で2013年以来、8年ぶりに函館で行われる。ZBAT!ピックアップデータは、19年以降の函館芝1800メートルでの脚質別成績に注目。最後の直線はJRAの全10場で最も短い262・1メートルで、逃げが15勝(勝率26・3%)と、中団(同3・3%)や後方勢(同1・1%)と比べ、圧倒的な強さを誇っている。
そこで浮上するのがシャムロックヒルだ。前走のマーメイドSは格上挑戦で10番人気の低評価ながら、50キロの軽ハンデを生かして鮮やかな逃げ切り。近6戦で4勝の充実ぶりが光り、敗れた2走は苦手の左回りで度外視できる。コンビで5戦2勝の団野騎手は28日の最終追い切りで「状態の良さを確認できました。背が高くなって、精神面も大人になっています」と成長を感じ取っている。
前走が阪神内回りのマーメイドSだった馬は過去6年のクイーンSで2勝、2着2回、3着2回の好成績。同じコーナー4つで立ち回りのうまさが求められる舞台で、鞍上が「手前をすごく上手に替える」と話すシャムロックヒルはマッチしそう。芝は今週からBコース(最内から4メートル外に移動柵を設置)に替わって内めの傷んだ部分がカバーされ、先行有利の傾向が強まりそうなのも歓迎材料だ。
昨夏は札幌で未勝利、1勝クラスを連勝。パワーがあり、力の要る洋芝は得意。鞍上は「切れるタイプではないので、逃げるか自分でいつでも動けるポジションを意識したい。ある程度、後ろに脚を使わせつつ早めに動いていきたい」と積極策をイメージ。前走から5キロ増の斤量克服が鍵だが、戦法に迷いはない。飛躍のきっかけをつかんだ北の大地で、再び衝撃の逃走劇を披露する。
クイーンS出走のシャムロックヒルを管理する佐々木晶三調教師(65)=栗は、史上7人目のJRA全10場重賞制覇をかけて土曜のJ・GIII新潟ジャンプSにバイオレントブローを送り出す。
「ここまで、よく勝てたね。今年に入って団野、藤懸の初重賞(制覇)にも貢献できてよかったと思います」
障害4戦目の前走で障害初勝利を挙げ、今回が障害重賞初挑戦。「跳びもうまいし、置き障害の新潟もいい。チャンスはあると思います」と素質に期待を込める。
これまでGI2勝馬タップダンスシチーや2013年ダービー馬キズナなど数々の活躍馬を手がけ、JRA重賞49勝。土日の2頭で、史上27人目の50勝到達を十分に狙えそうだ。前走、ハンデ重賞のマーメイドSを逃げ切ったシャムロックヒルについては「今回は別定戦で相手も強い」と前置きしながら「洋芝はいい。前走ぐらいのデキにはあるはず」と一発気配を漂わせた。 (山口大輝)
★クイーンSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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