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【東西現場記者走る】疲れなし!パッシングスルー好感触
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密着取材でGI勝ち馬を探る連載『東西現場記者走る』。秋華賞を担当する東京サンスポの千葉智春記者(35)は3日目、栗東トレセンに滞在している関東馬パッシングスルーの追い切りに注目した。ローズS勝ちのダノンファンタジーと同じく、前哨戦の紫苑Sを制して勢いに乗るが、今回はこれまでで最も短い中4週の臨戦過程。好時計Vの疲れはないか、陣営を直撃した。
追い切り日は、紫苑S勝ち馬で、栗東滞在中の関東馬パッシングスルーに狙いを定めた。紫苑S組は2016年のヴィブロス、17年のディアドラがV。2000メートルで連続連対中という戦績はその2頭と重なり、2戦ともに小回りコースで結果を残している点が魅力だ。ただ、ここまでは間隔をあけて使われてきた。疲労が気になるだけに、追い切りは要チェックだ。
栗東・坂口厩舎のデンコウハピネス(2勝クラス)の胸を借り、坂路で2馬身ほど追いかけてスタート。徐々にペースを上げるとラスト2ハロンからジワリと差を詰め、内から併入した。4ハロン54秒5-13秒1(G前強め)と時計は地味だが、動きは軽快だ。
見届けた黒岩調教師は「昨日の雨で時計がかかっていたけれど、しっかり動けていました。いい状態をキープできています」と合格点。調整役の鈴木助手も「乗った感触では紫苑Sのときと同じ感じです」。デキ落ちはなさそうだ。
昨年10月の新馬勝ち以降、今年の夏前まではシンザン記念、サンスポ賞フローラSと重賞2戦のみ。脚元の不安や疲労を考慮されたものだった。2走とも4着と一定の結果を出したが、トレーナーは「フローラSの後に馬体もパリッとして、筋肉量も増加。回復も早くなりました。気持ちのコントロールもうまくなりましたね」と胸を張る。2走前の福島戦を勝ち、続く前走も大外(15)番枠から好位に付けて追い比べを制す快勝。成長に成績が伴ってきた。
福島・ノーザンファーム天栄への短期放牧から美浦経由で3日に栗東入り。短い間隔に加え、当日輸送で臨める利点を考慮して栗東滞在を選択したが、すぐに環境に順応したという。台風の接近によって生じる長距離輸送の不安を避けられ、雨の影響が残る馬場にも「湿った(稍重の)福島でも走っていますから」と不安の色はない。運も向いてきたようだ。
「戸崎騎手も“レースに向けての振る舞いがすごくいい”と言ってくれて、全く乗り難しくないみたい。相手は強くなるけど、楽しみを持って臨めます」と黒岩師は初のGI制覇に期待を寄せる。春の実績馬を破っての下克上もありそうだ。 (千葉智春)
★秋華賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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