Tip coliseum > E.Yamazaki's TipFAIRY STAKES G3 - 10/1/2022 Nakayama11R |
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■中山芝1600mは向正面がカギ このレースが行われる中山芝1600mは、タフなコースだけに前半から競り合ってペースが上がることは少なく、向正面の下り坂でペースが上がるか、上がらないかが大きなポイント。先日の中山金杯のように向正面でペースが上がれば差し、追い込み馬が台頭するし、向正面でペースが緩めば一昨年のこのレースのように、逃げ切り(前からの押し切り)が決まることもあります。 フェアリーSはまだ体力のない明け3歳馬同士の一戦ということもあり、向上面の下り坂でペースが緩んで、2016年のクラウンロゼ、2015年のノットフォーマル、2016年のビービーバーレル、2019年のスマイルカナのように、逃げ、先行馬があれよ、あれよと残ってしまうことの方が確率として高いです。 しかし、キャリアが浅く、脚質が定まらない馬が多いだけに、決めるけるのも危険でしょう。「迷ったら前と狙う」という馬券戦術は有効ですが、展開がどちらに転んでも問題のない好位~中団でレースを進められる馬を中心視するのがベストでしょう。 ■予想 ◎ (3)スターズオンアース 新馬戦では評判馬ルージュスティリアの2着だった馬。その走りが評価されて、前々走の未勝利戦では1番人気に支持されました。新馬戦はルージュスティリアの直後の後方でレースを進めて、ルージュスティリアよりも速い上がり3Fタイムを記録しながらも、前が有利な流れだったこともあり、差し切れませんでした。 それを踏まえて前々走では新馬戦よりも前目の中団外から、勝ちをある程度意識しながらの競馬。それでもしっかり伸びて勝利しました。これで新馬戦、未勝利戦と2戦続けてメンバー最速の上がり3Fタイムを記録。 前走の赤松賞ではナミュールに完敗も、大外9番枠から果敢に先行して、ラスト1Fでナミュールに交わされてからもしぶとく粘った点は評価できます。今回は1戦1勝馬がどこまで上昇するかはともかく、前走から相手弱化の一戦。前走でしまいの甘さを見せたあたりから、ペースが上がった場合の不安はありますが、まだ体力がない明け4歳牝馬ということもあり、ハイペースに持ち込めるだけの逃げ馬も見当たらないので同馬を本命としました。 ○ (8)ライラック 新馬戦では好位中目の直後で折り合ったライラック。最後の直線ではスムーズに外に出し、最後まで良く伸びて勝利した。ラスト2Fは11秒4-11秒7、上がり3Fタイムは33秒9。エリカヴィータが勝利した同日3レースの新馬戦と比較すると、ラスト1Fの伸びは落ちるものの、上がり3Fタイムは上回ります。こちらのレースの方が距離は長く、雨の影響が多少ある馬場だったことを考えれば、3レース新馬戦と同等くらいの指数評価になります。 しかし、エリカヴィータよりもこちらに重い印を打ったのは、先行馬に厳しい馬場状態の前走・京都2歳Sで好位の外のフィデルの直後の5番手と前目でレースを進めているから。京都2歳Sで逃げて2着のビーアストニッシドは、昨日のシンザン記念では距離不足で前に行けなかったことが祟って3着接戦の2着に敗れました。しかし、3列目の外3番手でレースを進めてビーアストニッシドとハナ差の3着だったフィデルは次走のホープフルSでも4着に善戦しています。 ライラックは前目でレースを進めながらも、3~4角で外から上がって来たジャスティンロックに抵抗するように位置を2列目まで上げては、直線で早々と失速したのも仕方のない結果と言えます。また、新馬戦で好走した疲れもあったと推測されるだけに、ここでの巻き返しを期待しました。 ▲ (2)ビジュノワール 新馬戦では6番枠から好スタートを決め、2列目の好位で折り合おうとしましたが、スピードがあり過ぎるようで、行きたがって逃げ馬に並びかけてしまうレースぶり。4角ではもう先頭。しかし、そこからバテることなく押し切って勝利しました。 ラスト2Fは11秒7-12秒5と大きく減速してのゴール。この点は全く評価できません。しかし、道中は行きたがるロスがあり、早仕掛けの競馬。能力のない馬なら失速のパターンでした。とりあえず新馬戦の勝利は能力を出し切ってのものではないはず。重賞の速い流れなら折り合えるし、案外とここで逃げて好走というパターンもあるかもしれません。 △ (1)エバーシャドネー 阪神ジュベナイルF当日の阪神芝1600mの新馬戦で、昨日のシンザン記念を制したマテンロウオリオンを撃破して勝利。しかし、このレースでは2列目中目でレースを進めるマテンロウオリオンに対して、同馬は離れた3列目の中目。マテンロウオリオンは3~4角から動いて逃げ馬に並びかけて行く、早仕掛けという状況下。 一方、エバーシャドネーは3~4角でじわじわ前との差を詰めて行く形。直線ではマテンロウオリオンより1頭分外から同馬との差を詰めましたが、そこは馬場のギリギリ良いところでした。3~4角の早仕掛け、最後の直線で馬場のギリギリ悪いところを通ったマテンロウオリオンとはレース内容が違います。しかし、3着馬に2馬身半差をつけての勝利だったことは評価でき、水準以上に強かったと言えます。マテンロウオリオンほどの期待は禁物ですが、今回のメンバーが相手となると侮れません。 △ (9)エリカヴィータ 新馬戦では12番枠からスタートを決めて中団中目折り合う競馬。直線でさらに外に出されると、しっかり伸びて快勝しました。ラスト2Fは11秒5-11秒4と最後まで加速。上がり3Fタイムも出走メンバー最速の34秒0。文句をつけるところはない勝利だったと言えます。ただこの新馬戦は全ての面で文句をつけるところはないのですが、飛び抜けて優秀と言ったレベルでもありませんでした。 新馬戦の内容のみで判断するならば、今後の活躍が期待できる馬ではありますが、トップクラスにはあと少しと言った感じす。今回の1番人気は、相手を考慮してもやや過剰人気。また、新馬戦後は休養させて成長を促しましたが、追い切りの動きからは大きな成長を感じ取ることができず、狙い下げました。 △ (7)ブルトンクール デビューから善戦はするものの勝ち切れませんでしたが、1番枠を利して逃げた前走では一変して勝利。今回は逃げ馬としてはスピードがあるタイプではありませんが、同型馬のフィールシンパシーが大外枠に入っただけに、ビジュノワールやウラカワノキセキの出方ひとつで逃げられるでしょう。逃げて展開の後押しがあれば、一発がありそうです。 △ (13)ヴァンルーラー 前々走の未勝利戦では、2列目中目から直線でさらに外に出して、最速の上がり3Fタイムで勝利。前々走はラスト1Fの登り坂で前がバテたとこを差したもの。同馬は出脚が悪いので、今回のメンバーで外枠だと後方からになりますが、ペースが上がった場合を考慮して一考しました。中山金杯のスカーフェイスのような競馬での一発がありそうです。 |
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