Tip coliseum > E.Yamazaki's TipKIKUKA SHO G1 - 25/10/2020 Kyoto11R |
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2003年にスティルインラブが牝馬三冠を達成しました。その年はネオユニヴァースも皐月賞、日本ダービーを制しており、春を終えた時点では、「今年は牝も牡も三冠馬誕生が濃厚」と言われていました。もし同年に牝牡ともに三冠馬が誕生すれば史上初とのことでした。 しかし、スティルインラブはトライアルのローズSで5着に敗れたことで、秋華賞では支持率を落として2番人気。三冠目はやや危ういとされながらも、秋華賞では逃げ馬がペースを引き上げたことで展開に恵まれ、見事な差し切りで三冠馬となりました。 一方、ネオユニヴァースは神戸新聞杯で3着に敗れたものの、「前走は叩き台だから」とか、また、同レースが逃げ馬不在で超絶スローペースになったことで、「上位2頭の決め手に屈しただけ」と評価され、ネオユニヴァースは菊花賞でも1番人気。スティルインラブよりも死角が少ないと言われていたほどでした。 ところが同年夏の間に成長したザッツザプレンティとリンカーンに勢力図を覆され、ネオユニヴァースは3着に敗れました。コントレイルもそうなるかもしれませんが、ネオユニヴァースの年は、皐月賞、日本ダービーともレベルが低い年であり、菊花賞の時点ですでに勢力図を覆されていたという指数上の事実がありました。 それに対して(3)コントレイルは、ここでは能力値1位、最高値1位だ。6連勝目がかかった始動戦の前走、神戸新聞杯では中団で包まれて「ピンチか!?」という状況で直線を迎えましたが、3列目の6番手から狭い所を馬なりでスパッと割って先頭に立つと、最後は流して2馬身差の完勝。これまでのキャリアの中でもっとも「ヤバい」と思わせる状況になりましたが、難なく乗り越えての優勝でした。こうなると、これと言った死角はないと言っても良く、今回の◎としました。 今回もまた内枠ですが、キメラヴェリテ、バビット、ディープボンド、コントレイルのような隊列になって、ディープボンドがバビットの潰し役とコントレイルを外に出す、役目をかって出るので問題ないはず。バビットも強い馬ですが、休養明けの前走のセントライト記念が、この馬の得意とする時計の掛かる芝で、自身の指数最高値を記録した後の一戦となると、秋華賞トライアルを自身の最高値を記録して優勝したマルターズディオサやリアアメリアのように結果を残せないのではないかと見ています。 ○は、重馬場で時計を要した弥生賞ディープインパクト記念を優勝し、クラシック戦線に名乗りをあげた(10)サトノフラッグ。弥生賞は3コーナー手前で中団の外からじわっと動き、4コーナーではほぼ馬なりで先頭列2番手まで進出。直線序盤で抜け出して優勝と、持久力のあるところを見せました。 その後の皐月賞、日本ダービーは待機策で瞬発力を生かそうとして伸びあぐねましたが、前走のセントライト記念では弥生賞の時と同じように、早めに進出したことで2着と結果を残しました。これは休養期間中にしっかり成長していること、現状では瞬発力よりも持久力を生かした方が好走できることを証明した価値のある2着。菊花賞に向いている馬と言えそうです。 ▲は、デビューから3連勝で毎日杯を制し、日本ダービーでは4着と存在感を見せた(5)サトノインプレッサ。日本ダービーは、好走要因のひとつとして「ゴールデンゲート1番」を引いたことで最内を立ち回れたことが挙げられますが、NHKマイルCで追走一杯の13着から、日本ダービーで一変するような馬は、距離が延びてこそのタイプのはず。それまでは使う距離が間違えていた気がしてなりません。 3000mがベストかどうかはともかく、出遅れ癖がある馬だけに、天皇賞(秋)へ向かう予定を変更して、ここに出走してきたのは吉と出る可能性が高いでしょう。休養明けの前走、毎日王冠でも出遅れて、この馬本来の能力を出し切れていないので、ここは一変があると見ました。 以下特注馬として、超高馬場の青葉賞では序盤で好位を取れず、1コーナーで外に誘導しながら早めに動いて、向こう正面では一気に位置を押し上げながら、3~4コーナーでは好位の外々と強気のマクリからしぶとく踏ん張って2着を死守した内容がステイヤーぶりを感じさせる(14)ヴァァルコス。 超絶高速決着の日本ダービーでは、いわゆる正攻法の行儀のいい競馬したため、ペースアップしたラスト4F目辺りから置かれ出し、直線序盤では中団馬群に呑み込まれてしまう形。しかし、ラスト2F目で進路が窮屈になったところで鞍上が鞭を入れると、ラスト1Fでもうひと伸びしました。このようにエンジンの掛かりがかなり遅い馬ではあれいますが、今回のメンバーの中で一番スタミナがあります。それだけにかなり早めに仕掛けて、2周目の3コーナーまでになるべく前に位置を取りたいところ。仕掛けのタイミングが難しい馬ですが、うまく動けば一発あるでしょう。 あとは△に超絶スローペースの日本ダービーでは、直線大外に出してからの伸びが良く、サリオスと並ぶ2位の上がり3Fで追い込み、3着争いまで食い込んできた(15)ブラックホール。それまでの芝2000m以下のレースとの落差から、この馬も距離延びてこそのタイプです。休養明けの札幌記念は馬体重20kg増が示すように、体が太く、叩き台の一戦。今回では体が絞れて前進する可能性が高いと見て、警戒しました。特に外に出して行く◎コントレイルの直後を取れれば面白いでしょう。 他では、デビュー3戦目は、逃げて未勝利クラスとしては破格の好指数を記録した(7)ダノングロワール。デビューからの2戦は芝2000mで脚をタメる競馬で結果が出せませんでしたが、まさに一変。潜在的に相当なスタミナがあると感じさせられる勝利でした。その後も長い距離で安定した成績が残せるようになり、前走の九十九里特別は長く良い脚を使って辛勝。今回は休養明け好走後になるので、今回で反動が出る危険性もあるが、スタミナが必要とされる菊花賞は向く条件です。 さらに2歳時に北海道2歳優駿を逃げ切り、3歳春の若葉Sでも逃げて2着と激走した(17)キメラヴェェリテ一方、脚をタメる競馬では結果が出ていないことから、気性面に相当な問題があるか、スタミナがかなり勝ったタイプであると推測されます。前走のシリウスSは休養明けで逃げて苦しくなってしまったが、前走の厳しい競馬の内容は今回に向けてかなりのスタミナ強化策になるでしょう。今回はこの馬の能力は出せるコンディションになりそう。単会に恵まれれば、意外な粘りを見せてもおかしくありません。 ★★★★★★★★★★ Twitterもよろしく! @_yamazaki_erika ★★★★★★★★★★ |
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