Tip coliseum > E.Yamazaki's TipST.LITE KINEN G2 - 21/9/2020 Nakayama11R |
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神戸新聞杯は日本ダービーの上位馬が集う舞台に対して、セントライト記念は、上がり馬が集う舞台。これは3歳牡馬の関東馬劣勢を意味しているものもはありますが、日本ダービーで中下位だった馬vs上がり馬の対戦図式となることが多いです。 そこでセントライト記念の過去10年の連対馬20頭を見ると、12頭は前走が日本ダービーで、次点は前走2勝クラス(1000万下)で5頭。他2頭が前走・ラジオNIKKEI賞で、前走古馬1勝クラス(古馬500万下)が勝利したのは一度だけ。どうやら上がり馬よりも日本ダービー組がやや優勢のようです。 また唯一、1勝クラス組が優勝したが2013年は、15頭立てにして前走で日本ダービーに出走していた馬が1頭、2勝クラス組が5頭(全て3着以下)というメンバー構成でした。7月以降のレースを使われずに連対した馬は、日本ダービー出走馬以外にいません。基本的には前走日本ダービー前走2勝クラスに出走していた馬を、中心視するのが好ましいでしょう。今年はダービー組とラジオNIKKEI賞組がPP指数の脳勅値1~4位を独占しています。 さらにセントライト記念は、スローペースが発生しやすいのが特徴。このレースの舞台の中山芝2200mは、スタートしてから高低差約5.3mの最高地点(1コーナー)を目指し、後半で最低地点まで下って行くコース。このため前半のペースが上がりにくいことや、トライアルのため、出走権利や賞金のある馬は、無理をさせて消耗させたくないからでしょう。重馬場で行われ、アトミックフォースやナイママがリオンルオンのハナを叩いた昨年でさえも平均ペースで止まりました。 今回で逃げるのはバビットが濃厚。同馬を明確に突く馬はいませんが、ノーザンF軍の有力馬が後半型あので、ラインハイトが競ってペースを引き上げて行く可能性も視野に入れておきたいところ。それでも良馬場である以上、ハイペースになる可能性は極めて低く、逃げ、先行馬が有利と見て、予想を組み立てたいです。 そこで今回の◎には、前々走の青葉賞では、超高速馬場の中で強気のマクリからしぶとく踏ん張ってのクビ差の2着と好走した(10)ヴァァルコスを推します。この馬は押して押しても序盤で好位を取れず、1コーナーで外に誘導しながら早めに動いて、4~3コーナーでは好位の外々から。ロスの大きい内容でありながら、ジジリジリと伸びて2着を死守した辺りに、この馬のステイヤーぶりを改めて感じさせました。 超絶高速決着の前走日本ダービーでは、トライアルで消耗度の高いレースをした後の馬らしく、ペースアップしたラスト4F辺りから置かれ出して直線序盤では中団馬群に呑み込まれる形。しかし、ラスト2F目で進路が窮屈になったところで、鞍上が鞭を入れると、ラスト1Fでもうひと伸びしました。将来はステイヤーズSなどに出走しているレベルのステイヤーなのでしょう。ただ、こういう馬だけに例年と違って時計を要している、中山のようなタプなコースは合うでしょう。巻き返しに期待します。 ○は、勝ち上がるまでに3戦を要しましたが、今年4月に復帰してから3連勝で、前走ではラジオNIKKEI賞を制した(6)バビット。この馬は逃げてこその馬。前走は時計の掛かる馬場でしたが、マイペースで逃げ、2着馬に5馬身差をつけての完勝でした。他馬がバテて末脚が不発する中。メンバー最速の上がりを駆使しての勝利。この馬も持久力があるのでしょう。 しかし、今回は前走で消耗度の高いレースをした後の一戦で、今回での上昇度は「?」。この馬が前走で記録した指数はメンバー中でNO.1のもので、ここでは能力値1位ですから。対抗評価としました。人気の逃げ馬は一見楽に逃げられそうでも、他馬に突かれたり、競られたりすることが多いものですが、その宿命を突破すればここも上位争いでしょう。 ▲は、これまでのキャリア3戦でさらなる成長力に期待の(1)ピースディオン。この馬は前々走の未勝利戦では3着馬に5馬身差をつけており、この馬の走破タイムは馬場差ほど違えど、函館記念と同タイムです。また、前々走の2着馬マッチレスノヴェル(新馬戦戦で後の京成杯の優勝馬クリスタルブラックの2着)は本日の中山7レース・2勝クラスを楽勝しました。 ピースディオンがその時に記録した指数は、デビュー2戦目としては優秀なもの。前走の臥牛山特別は最内枠だったにせよ、正攻法のレースができており、今回もロスなく立ち回れるいい位置を取れるでしょう。格上挑戦になりますが、来れば高配当なだけに、一考します。休養中の成長力も加味すれば、馬券圏内突入のチャンスはあるでしょう。 以下特注馬として、新馬戦では先週の紫苑Sに出走していた レッドルレーヴを撃破し、3着馬に6馬身半差突き放して完勝した(4)フィリオアレグロ。この馬が新馬戦で記録した指数は出色。当然、今回の出走メンバーではNO.1の新馬戦の指数であり、将来、重賞のひとつは勝てる器なので、立て直されてのここは期待しました。キャリア3戦で挑んだ前走の青葉賞でも、最内を利してロスのない立ち回りができているにせよ、上がり勝負となった中でのメンバー最速は立派。ここで変れても不思議ありません。 あとは△に、デビュー2戦目まで芝のレースを使われていましたが、その後ダートで3勝を挙げた(5)ダノンファスト。この馬は芝1600mの新馬戦でも楽に好位を取れていた辺りから、芝のスピード競馬でも極端な高速決着にならない限り、通用するはず。ダートで成長を促してからの芝戻りえ警戒しました。 他では、3走前のスプリングSでは強敵ヴェルトライゼンデを撃破し、前走の皐月賞で3着、日本ダービーでも6着と善戦した(7)ガロアクリーク。この馬はスピードのあつ末脚型の馬らしく、超絶スローペースのスプリングSでも、ハイペースの皐月賞でも、超絶高速馬場の日本ダービーにも対応できている点が魅力。春の実績もここではNO.1ですが、際立つ死角はないのですが、休養明けの今回は狙い下げました。育成がノーザンFではないので、緒戦から走れない危険性があります。実際に陣営のトーンも低めなだけに、過信するとやられる気がしています。 さらに新馬戦では6着に敗れたものの、その後3連勝で弥生賞ディープ記念を制した(9)サトノフラッグ。弥生賞当日は重馬場で時計も要していましたが、そのような状況の中で4コーナーでマクってラスト2Fでマクれたのは持久力があればこそ。前走の日本ダービーは超絶高速決着の中、大外枠かで出遅れて位置取りが悪くなってさいまったことが致命的でしたが、基本的には距離がもっとあってもいい馬。今回も前走のように序盤で致命的な位置になるとか、前々走の皐月賞のように無理目にマクるとかがなけえば、巻き返して来れるでしょう。 最後に未勝利戦を勝った直後の4走前・きんもくせい特別では、3着馬を5馬身半差をつけて完勝した(11)ココロノトウダイ。今年に入ってからは、骨膜炎の影響で調整が遅れて体が絞れないなどのアクシデントがあり、クラシック出走権を逃しましたが、本来であればクラシックに名乗りを挙げていたほどの馬。前走の猪苗代特別では最内枠からスタートを決めてハナを主張し、外のコンダクトレスに行かせて2列目のインから、直線序盤で外に出し、ラスト1Fで抜け出して順当に勝ち上がって来ました。ただし、今回は再び立て直されての一戦。前走からパフォーマンスを下げる危険性もあるので狙い下げました。 ★★★★★★★★★★ Twitterもよろしく! @_yamazaki_erika ★★★★★★★★★★ |
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