Tip coliseum > E.Yamazaki's TipKOKURA KINEN G3 - 4/8/2019 Kokura11R |
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夏の小倉の開催前半で行われる小倉記念は、例年、高速馬場で行われ、1分57秒台で決着することがほとんど。今夏の小倉開催はやや時計を要しているものの、それでも高速馬場と言える状態。1分58秒台半ば~後半の決着にはなるでしょう。 しかし、それほどの時計が出るのは、高速馬場の影響ばかりではなく、最初のストレートが長いぶん、レースが淡々と流れて、逃げ、先行勢に厳しいレースになることが多いから。むしろ、超々高速馬場で逃げ馬不在だった昨年のように、前半5F60秒0-後半3F56秒9mの超絶スローで中団・後方待機組は為す術がないことのほうが稀です。 実際に過去10年を見ても、過去8年が平均ペース以上で決着しており、何が何でもハナというホクトスルタンのような馬が出走していようものなら、オーバーペースが発生し、前が完璧に崩れています。それを裏付けるかのように、逃げ馬の連対はゼロ。先行馬もスローペースだった2016年と昨年を除くと、一昨年のタツゴウゲキ(ハンデ52Kg)しか連対していません。 今年は逃げ馬がタニノフランケルのみ。今回もハナを主張してくると見ていますが、最初の1コーナーまでの距離が約472mもあるので、他馬がハナを主張することも可能です。その場合にタニノフランケルが引くか引かないかで、ペースが決まるでしょうね。仮に引かなかったとしても、ハイペースになる可能性はかなり低いと見ていますが……個人的には、どう転んでも悪くない馬を本命にしたいです。 よって、◎には、前半3F60秒8-後半3F57秒8の超スローペースで流れた前々走の新潟大賞典で中団から外に出して、しっかりと直線で抜け出して勝利した(8)メールドグラースを推します。前々走で2着に降した相手は、ミッキースワロー。当然、好指数での勝利でした。その上、さらに前走で力の要る馬場で行われた鳴尾記念も制して目下4連勝。近走の勢いと前々走の内容から、ここも有力でしょう。 ○は、今年の中山記念をマイペースで逃げて3着、その次走の小倉大賞典では、内からハナを主張してくるサイモンラムセスに行かせて2着に粘った(3)タニノフランケル。前走の七夕賞はマルターズアポジーのオーバーペースに巻き込まれて失速も、差した勝ち馬ミッキスワローと1.0秒差(6着)ならば悪くない内容でした。厳しい流れの経験は、競走馬のスタミナ強化へと繋がることが多いので、今回マイペースで逃げ、先行しての粘り込みを期待します。 ▲は、力の要る馬場で行われた5走前のサンタクロースSでは、中団の内からしぶとく抜け出し、直線で後続を一気に突き放して勝利した(11)クリノヤマトオー。この馬が5走前で2着馬に3馬身半差。当然、指数もG3なら通用レベルものでした。この馬は重賞のメンバーが相手となると瞬発力不足の面があり、あまりに高速馬場だと通用しませんが、今の小倉くらいならやれても不思議ないでしょう。休養明けをひと叩きされての上積みを警戒します。 以下特注馬として、昨年の宝塚記念で3着、今年の日経新春杯で勝ち馬グローリーヴェイズと0.2秒差(4着)の実績馬(6)ノーブルマーズ。この馬は持久力タイプで、距離がもっとあったほうがいいのは事実ですが、宝塚記念のように道中の緩みを利して動いて行ければチャンスがあるでしょう。今回は休養明け3戦目。前走の宝塚記念からさらなる前進パターンを警戒します。 あとは△に京都芝1800mの新馬戦で13着大敗を喫して以来、しばらくダートを使われていましたが、3走前より芝路線に転向して上昇度を見せている(10)シャイニービーム。この馬はタニノフランケルの単騎逃げが濃厚の中で、先行できる強みがあります。展開上の大惑星でしょう。 他では、4走前の京都金杯で中団の内々で包まれ、ラスト1F手前まで進路がない状態でしたが、前にいたミエノサクシードの動きで進路が開いてからは、抜群の伸びを見せて4着に食い込んだ(12)アドマイヤアルバ。この馬はそれまで何度もメンバー最速の上がりをマークしているように瞬発力が抜群の馬。休養させたことで馬が立ち直っていれば、一発あるでしょう。 |
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