Tip coliseum > E.Yamazaki's TipTANABATA SHO G3 - 7/7/2019 Fukushima11R |
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まるでサイン馬券のように、「七夕賞は、七枠が有力」と言われていたのは、七夕賞が福島最終週に行われていた頃の話。当時は福島の馬場状態も悪く、最終日ともなると内側の芝がボロボロになり、外差しが決まってばかりでした。何も考えずに、外目の枠の差し馬のボックス馬券買っておけば、軽く万馬券が獲れたこともあったほど。 ところが、福島は2012年に芝を密度の濃いものに張り替えて以来、馬場高速化。ここ2年はやや時計を要していますが、それでもかつてほどではないのは明確。さらに春の東京開催が2週延長されたことで、七夕賞は2回福島4日目に繰り上がり、七夕賞当日は、道悪にならない限り、昨年の3着馬パワースポットのように内枠の馬や逃げ、先行馬もがんばれています。 それでも七夕賞が行われる福島芝2000mのは、最初の1コーナーまでの距離が約505mと長く、さらに序盤から2度の坂を下るため、福島芝1800mよりも前半が速く、ハイペースが発生しやすいレース。それも逃げ馬が大失速するような超絶なハイペースが発生する年もあります。 しかし、今回出走の逃げ馬マルターズアポジーは、前半3F33秒9通過した一昨年ほどレースを引っ張れなくなっていることや同馬のような玉砕型の逃げ馬が出走していると、他が先行馬が消極的になる面があるのも事実。超絶ハイペースとなった近3年ほどペースは上らないと見ていますが、それでもハイペースにはなるでしょう。内枠の馬や逃げ、先行馬よりも、外差しのほうが優勢と見て、馬券を組み立てたいです。 よって、◎には、前々走の新潟大賞典では、前へ行った馬ががんばれる流れを、出遅れを挽回して、(3)ロシュフォールに次ぐ上がり3Fタイムで2着と好走した(12)ミッキースワローを推します。この馬は前走のエプソムCで10着大敗を喫したことで人気がありませんが、前走は超絶スローペース。出遅れて二の脚も遅いこの馬には、物理的に無理な位置取りで、外から位置を上げて行くものの、直線で伸びあぐねての大敗でした。 あの直線での反応の悪さは、休養明け好走による反動もあったはずなので、度外視して考えてもいいでしょう。また、この馬は極悪馬場で行われた一昨年の菊花賞でも6着と善戦しているだけに、時計を要す馬場もこなせるはず。今回での巻き返しを期待します。 ○は、昨年の目黒記念を内で包まれて掛かる場面がありながらも完勝した(11)ウインテンダネス。この馬は福島芝2000mで2戦2勝の実績があるように、このコースが得意。休養明けの前走・目黒記念では復調の兆しが見せられていただけに、ここは期待しました。 ▲は、前々走のキャピタルSで、グランチャーレやタワーオブロンドンと同タイムの3着に好走した(10)ベルキャニオン。距離延長が嫌われたのか(?)とてつもなく人気がありませんが、この馬は長らく芝2000mと使われていないだけで、遡ればホープフルS・2着やプリンシパルS勝ちの実績があります。休養明けをひと叩きされての上積みがあれば、ここでも上位争いに加われるでしょう。 あとは△に前走の目黒記念で3着の(4)ソールインパクト。この馬は、遡ればアルゼンチン共和国杯・2着、ダイヤモンドS・2着の実績があるように本質はステイヤー。超高速馬場の前走は内枠でロスの少ないレースができたために3着と好走しましたが、本質は時計の掛かる馬場のほうが合うでしょう。福島芝2000?の適性はバッリチですが、今回は休養明け好走の反動が出る可能性もあるので狙い下げました。 他では初芝の3走前・逆瀬川Sでいきなり結果を出し、芝での素質の高さを証明した(7)カフェブリッツ。この馬は前々走のダイヤモンドSでも3着と好走しているように、長距離戦でも通用する馬。時計の掛かる馬場の福島芝2000mは長距離適性も問われるだけに、この馬の一発を警戒しました。今回はスタミナが不足する休養明けですが、基礎の持久力があるので軽視禁物です。 |
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