Tip coliseum > E.Yamazaki's TipNIKKEI SHO G2 - 23/3/2019 Nakayama11R |
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日経賞は、先週の阪神大賞典同様に天皇賞(春)の前哨戦でしたが、近年は、主要メンバーが阪神大賞典に集うこともあり、本番・天皇賞(春)に繋がっていません。ただし、今年は阪神大賞典が優勝馬シャケトラ以外はイマイチでしたし、また、そのシャケトラも代打騎乗で本番に余力を残さないレースぶりでしたので、今年は砂がる可能性もあるでしょう。 また、日経賞は有馬記念と同じアップダウンの激しい中山芝2500m(長距離)で行われるため、しばしばスローペースが発生します。しかし、同じスローペースでも下級条件は単調なスローペースになることが多いのに対して、上級条件は中山の短い直線を考慮して仕掛けのタイミングが早くなります。(日経賞の過去10年を見ても、単調なスローペースになったのは、ゴールドアクターとサウンズオブアースがハナを譲りあった2016年くらい) 差し、追い込み馬は、向こう正面の下り坂である程度勢いに乗せて、3~4コーナーの外から位置を押し上げてくる傾向があるため、前も早めに動いてスタミナが問われるレースになることがしばしば。つまり、ある程度の長距離適性も問われるので、長距離適性に疑問がある馬が通用しないでしょう。 また、一昨年のこのレースで前年の有馬記念の3着馬ゴールドアクターや前年の菊花賞の2着馬レインボーラインが1~2番人気に支持されて馬群に沈み、また、昨年も菊花賞馬キセキや前年の阪神大賞典3着&京都記念2着のトーセンバジルも1~2番人気に支持されて、見事にぶっ飛んだように、今回が始動戦の馬は苦戦しています。 そもそも前哨戦は、実績馬にとっては叩き台のため、人気に応えられないことがままありますが、スタミナが問われるレース、長距離戦ほど取りこぼし率がアップする傾向。ただし、今年に関しては出走馬12頭中7頭が休養明け。それもレースを使われている馬たちは、格下や長距離適性に疑問を感じる馬ばかりなので、あっさりと休養明けの馬が勝ち負けするかもしれません。いやいや、休養明けの馬同士で決着する可能性も十分あるでしょう。 よって、◎には、昨夏のラジオNIKKEI賞を制し、秋の神戸新聞杯でも勝ち馬エタリオウと0.1秒差の(7)メイショウテッコンを推します。神戸新聞杯は、前半5F61.9秒のスローペースで逃げましたが、3~4コーナーから加速して後半4Fから11秒台のラップで押し切る強い内容の3着。スタミナの豊富さ、長距離適性の高さを見せつける強い内容の3着でした。 その次走の菊花賞では、やや出負けから中団馬群まで位置を押し上げるのもの、そこからスペースがなく、包まれる形。道中もカフジバンガードの後ろで、スペースを作りながらレースを進めるものの、全くペースが上がらないまま3コーナー。3~4コーナーでも包まれた状態、4コーナーでも進路がないので、馬場の悪い内に切り込んでスピードに乗せようとしたところで、エポカドーロと接触して怯んで終戦でした。ラスト2F目で10秒7という速い上がりを要求された中で、直線の不利は致命的。14着大敗も至極当然で、この馬の能力を出し切れていません。 また、前走の日経新春杯はタフな馬場で、自分の競馬に持ち込めず、向こう正面でやや強引に動いて、3コーナーで捲り切ったことで、レースをを超々ハイペースに持ち込んだのが敗因。スタミナが不足する休養明けで、体重増の状況の中で、いくらなんでも消耗戦に持ち込み過ぎました。前走の日経新春杯で先行して13着に失速したロードヴァンドールが先週の阪神大賞典で3着に巻き返したように、この馬も巻き返して来られるでしょう。また、今回は楽にハナを狙えるメンバー構成。さらに馬場状態も良く、明らかに前走時よりも楽な競馬ができるなのも好ましいでしょう。 ○は、昨年の青葉賞では、エタリオウを撃破した(2)ゴーフォザサミット。この馬は、次走の日本ダービーでは、1~2コーナーで外から来られて窮屈になり、位置を下げる競馬。3~4コーナーでも外からロスを作りながらの競馬で勝ち馬ワグネリアンと0.4秒差(7着)。この馬は後方で脚をタメてこその馬にせよ、前が楽な展開だったことを考えると、上々の内容でした。 また、消耗戦となったその次走の札幌記念でも、勝ちに行くティッフェリオを目標に動いて0.6秒差(7着)。前走の神戸新聞杯は、8着大敗と休養明け好走後を考慮しても不甲斐ない結果でしたが、立て直されての今回は巻き返しを期待します。この馬は今回のメンバーが相手となるとスタミナ面で見劣りすので、先週のスプリングSのディキシーナイトのように、先行させたがる石橋騎手への乗り替わりは不安材料。しかし、ペースが上がらなければ通用するレベルにはあります。 ▲は、昨年のこのレースの2着馬(11)チェスナットコート。昨年のこのレースは、キセキが早めに捲ったことでロングスパートが要求されるレースになりましたが、そこで結果を出したのは長距離適性の高さを示すもの。次走の天皇賞(春)でも5着と善戦しました。豪州遠征が酷い結果でしたが、立て直されたことで、調子を取り戻せば巻き返しに期待できるでしょう。 以下特注馬として、昨年のこのレースでは、◎チェスナットコートと0.1秒差(3着)の(4)サクラアンプルール。この馬は、トップハンデ57.5kgを背負った函館記念でも2着するなど、常に善戦。大外枠の前走のAJCCは、終始外を追走する苦しいレースになったために5着とやや凡走しましたが、今回は脚をタメながらのレースができる内枠。メイショウテッコンの近くなので、いい位置も取れるでしょう。 あとは△に初芝の3走前・準オープンでは、正攻法の競馬でいきなり結果を出し、芝適性の高さを証明した(9)カフェブリッツ。一気距離延長となった万葉Sでも、4着と悪くない結果ではあったものの、逃げたヴォ―ジュが逃げ切る中緩みの前が楽な展開が後押ししたのも事実。本質的にはステイヤーではなく、中距離適性のほうが高い馬。前走のダイヤモンドSから距離短縮で、巻き返しを期待します。 他では昨年の天皇賞(春)で勝ち馬と0.1秒差(3着)の(12)クリンチャー。この馬は、一昨年の菊花賞の2着馬でもあり、ここでは実績NO.1.。しかし、欧州遠征から帰国後の有馬記念では15着大敗。立て直されてたことで変わってくるとは見ていますが、ここは叩き台の一戦なので狙い下げました。 |
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