Tip coliseum > E.Yamazaki's TipLEOPARD STAKES G3 - 5/8/2018 Niigata11R |
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今年で早10年目のレパードS。過去の勝ち馬はトランセンドやホッコ―タルマエなど、名だたる馬ばかり。格付けはG3ですが、3歳ダート馬のトップクラスが出走してくるため、実質G2くらいのイメージ。ここから将来のG1で勝ち負けする馬が誕生するので、毎年とっても楽しみ。ぜひ皆さんにも注目してもらいたいレースです。 さて、このレパードSが行なわれる新潟コースは、実は小回りなコース。新潟は全競馬場の中でもっとも直線が長いせいか、大回りなイメージがあります。しかし、直線が長いからこそコーナーの距離が短く、実はコーナーの距離が350mもありません。札幌の3~4コーナーが約450mですから、新潟は相当な小回りで急カーブということになります。 後方の馬がトップスピードで最後のコーナーを曲がれば、遠心力で大外に振られます。そのため、3コーナーの入り口までにある程度、前目のポジションを取るか、遠心力との攻防で減速するしか手がありません。どのみち最後の直線でトップスピードに乗せきることが難しいコース。しかし、ベテラン騎手はこのことを熟知しているので、前半から馬を出して、先行争いが激化することがほとんど。 というか、過去9年を見ると、良馬場で行われた年の全てが、前が厳しい流れになっています。それでもトランセンドやホッコ―タルマエが先行策から押し切って優勝したことがあるのは、単に馬が強いから。良馬場の年は、将来のG1馬が先行策から押し切って勝つか、昨年の勝ち馬ローズプリンスダムのように、中団以降で立ち回った馬が勝つかのどちらかのパターンです。 一方、ダートが軽いと(稍重だと)そこまでペースが上がらずに、逃げ、先行馬が粘れています。2011年の2着馬・タカオノボル(2番人気)、3着馬・タナトス(12番人気)、2013年の勝ち馬・インカンテーション(4番人気)、2着馬・サトノプリンスパル(4番人気)、2014年の勝ち馬アジアエクスプレス(1番人気)、2着馬・クライスマイル(7番人気)など。 今年のレパードS当日は、かなりの確率で雨模様。また、何が何でもハナに拘る馬も不在なだけに、本命馬は先行勢とするのが得策でしょう。よって、◎には、前々走・青竜Sでは、休養明けながら速い流れを先行策からしぶとく粘り、強豪スマハマの追撃を振り切り、その後のジャパンダートダービーも2着馬オメガパフュームも寄せつけなかった(6)グリムを推します。 前走のユニコーンSは、内目で包まれて動けずに9着と敗れましたが、前々走がかなり強い内容だっただけに、巻き返しに期待! また、この馬ならば、このまま雨が降らずに時計の掛かる馬場だったとしても、善戦が可能でしょう。 ○は、ダートで2戦2勝、キャリア3戦ながら、PP指数の能力値上位(4位タイ)にランクインする(5)アドマイヤビクター。長期休養明け&初ダートで2着馬を4馬身、3着馬を12馬身ちぎった未勝利戦、前有利の流れをメンバー最速の上がり3Fタイムで差し切った前走500万下ともレース内容も優秀。キャリアの浅い馬の成長力を加味すると、不気味な存在です。 ▲は、鳳雛S、ユニコーンSともに2着、そしてジャパンダートダービーでも3着と好走した(14)グレートタイム。前々走のユニコーンSでは、直線の勝負どころで◎グリムとともに進路を失い、位置を下げる不利がありましたが、グレートタイムは盛り返しての2着。ただし、グリムは休養明け好走後の反動もあったと思われるだけに、グリムよりも上の評価ができませんでした。 以下特注馬として、前半で脚をタメることに徹して、レースぶりが一変し、前走・濃尾特別(1000万下)を制した(8)プロスパラスデイズ。レパードSは、古馬1000万下勝ちの実績があれば、通用するレース。実際に2013年の勝ち馬インカンテーションは、濃尾特別の勝ち馬でした。新潟ダ1800mが舞台だけに、コーナーロスの多い競馬になる可能性もありますが、後半勝負に徹することができるこの距離、そして前走同様に軽いダートは合っているでしょう。 あとは△に昨年の全日本2歳優駿では、3コーナーの内で詰まって致命的な不利を食らいながらも2着と好走した(4)ドンフォルティス。この馬は前々走の伏流Sでは、全日本2歳優駿で先着を許したルヴァンスレーヴを撃破。休養明けの前走ジャパンダートダービーではルヴァンスレーヴに完敗でしたが、ルヴァンスレーヴ自身が大きく成長したことも確か。一方、ドンフォルティスは成長力を見せられず、グレートタイムやテイオーエナジーにも先着を許す形。ひと叩きされての上積みを視野に入れても割引が必要でしょう。 他では、デビュー3戦目の500万下では、速い流れを先行策からしぶとく伸びてなかなか優秀な指数で勝利した(15)ヒラボクラターシュ。休養明けの前々走・リボン賞こそ、それほど強くない馬たちを相手に7着に凡退したものの、前走・濃尾特別では、特注馬プロスパラスデイズと0.6秒差(4着)と復調の兆し。休養明け3戦目の今回で完全復活ならば、前有利の展開を味方に上位入線する可能性もあるでしょう。 最後に今年に入って芝のレースを使われたことでスピードが強化されて、前々走の兵庫CSでは逃げて2着に粘った(11)ビックスモーキー。この馬は準オープンの前走・安達太良Sでも5着と善戦。休養明け好走の反動が出ることなく、順当に上昇すれば、ここでも前有利の展開味方にワンチャンスあるでしょう。 |
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