Tip coliseum > E.Yamazaki's TipJAPAN DERBY G1 - 27/5/2007 Tokyo10R |
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★PP指数で振り返るレースレベルチェック! 桜花賞 -22 (勝ち馬ダイワスカーレット) 皐月賞 -18 (勝ち馬ヴィクトリー) 青葉賞 -14 (勝ち馬ヒラボクロイヤル) プリンシパルS -15 (勝ち馬ゴールデンダリア) 京都新聞杯 -14 (勝ち馬タスカータソルテ) NHKマイルC -17 (勝ち馬ピンクカメオ) ※上記の指数は新馬の勝ちタイムを基準0とし、各レースの入線タイムを基準にレースレベルを数値化したもの。数値が小さければ小さいほどレベルが高く、例えば皐月賞なら新馬の平均的な勝ちタイムよりも、1.8秒速い決着だったということになります。 まず、みなさんがダービーを予想するにあたり、もっとも気になるのは今年の皐月賞のレベルだと思います。新馬の平均的な勝ちタイムよりも1.8秒速いという勝ちタイムは、果たしてスポーツ新聞などに書かれているように本当にレベルが低いのか? 参考までに過去5年の皐月賞の決着指数を列挙してみました。 2002年 -20 (勝ち馬ノーリーズン) 2003年 -20 (勝ち馬ネオユ二ヴァース) 2004年 -19 (勝ち馬ダイワメジャー) 2005年 -20 (勝ち馬ディープインパクト) 2006年 -21 (勝ち馬メイショウサムソン) 昨年の皐月賞のレベルが高かったにしても、今年の皐月賞は過去5年でもっともレベルが低かった04年よりも0.1秒遅い決着指数で、極端ではないけれどやや低調だった感は否めません。 それではダービーと同距離・同コースで行われ、ダービーに02年シンボリクリスエス、03年ゼンノロブロイ、04年ハイアーゲーム、06年アドマイヤメインなどのダービー上位入線馬を次々と送り込んでいる青葉賞上位馬はどうでしょう? 実は青葉賞組がダービーで活躍するには、ひとつの掟があります。その掟とは青葉賞の決着指数が皐月賞の決着指数と互角のものでなければならないことです。ダービーで2着に好走したシンボリクリスエス、ゼンノロブロイはそれそれ-20、-19、3着に好走したハイアーゲームは-19、そして昨年のダービー2着馬アドマイヤメインは-22という皐月賞とほぼ対等の指数でした。 それに対して一昨年のダービーで3番人気を背負って13着に負けたダンツキッチョウが青葉賞でマークした指数は-12で、とてもダービーで通用する数値ではなかったのです。今回もヒラボクロイヤルが距離実績を評価されて穴人気になっているようですが、ダービーで通用する指数ではないことがわかります。 また、青葉賞と同じ決着指数(-14)だった京都新聞杯の覇者タスカータソルテも皐月賞では7着に該当する程度では厳しいでしょう。 今年は同じトライアル組なら青葉賞や京都新聞杯よりも高い決着指数で、皐月賞では5、6着に該当する決着指数(-15)だったプリンシパルSの覇者ゴールデンダリアの方がややチャンスが高いと思われます。皐月賞上位馬をまとめて交わすだけのパフォーマンスが出来るかはともかく、キャリアが浅くまだ上積みも見込めることから、ノーチャンスではないと言えます。 それでは今年は皐月賞組なのかと言われるそれも?です。なぜならかねてから「今年の3歳馬は牝高牡低」と言われているように、今年の桜花賞は皐月賞よりもレベルが高かったからです。 ウオッカが制したチューリップ賞の指数-20、ダイワスカーレットが制した桜花賞の指数-22は、現3歳牡馬では1頭もマークしたことがない指数です。桜花賞で5着に負けたイクスキューズが次走の強豪相手のフローラSで3着に巻き返し、9着のカノヤザクラが次走の葵Sで牡馬相手に勝ち、そして14着のピンクカメオがNHKマイルCを制していることからも、今年の3歳牝馬は本当にレベルが高いと言えます。 もちろん牡馬は皐月賞からダービーかけてグンと成長します。それを織り込んでも実力の裏付けがあるウオッカを狙いたいです。問題は成長力そのものよりも、今回が初距離となる芝2400mへの対応力でしょうか? 持久力が身上のウオッカは本来距離伸びてこその馬ではありますが(桜花賞で2着に負けたのは持久力勝負に持ち込めなかったのが敗因)、芝2000mの皐月賞から直行するのと、芝1600mの桜花賞から直行するのとでは経験面においては大きなマイナスになります。なぜなら距離が一気に伸びると、道中我慢しきれずに折り合い欠いだり、ジョッキーがゴール前で失速するのを恐れて脚をタメ過ぎたりする傾向があるからです。しかし、それさえクリアできれば、ダービーで十分通用するでしょう。四位騎手は折り合いを付けるのがうまいので、その辺に期待してみたいと思います。 ※「ウオッカは強いけど牝馬だからなぁ~」と考えている方へ 「牝馬はダービーを勝てない」というのは鎖国競馬が招いた日本の常識で、世界の常識ではありません。実際に英国ダービーを制した牝馬はタガリー、ショットオーヴァーなど史上5、6頭存在します。それに世界最高峰と言われている昨年の凱旋門賞でディープインパクトに先着を許したプライドも牝馬でした。ようするに牝馬でも強ければチャンスがあるのです。角居調教師がオークスからダービーに目標を切り替えたのも、世界を知ればこそのことだと思います。ただ、どうせダービーを狙うんだったら、皐月賞から直行して欲しかったです。 ↓↓↓ナイス予想ボタンを「ブチーッ」と押して下さいませ。<(_ _)>↓↓↓ |
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