Pro tipster MAX > N.Okamura's TipIBIS SUMMER DASH G3 - 26/7/2020 Niigata11R
N.Okamura 's Tip  Latest tips>>
26 Jul 2020 Niigata 15:45
11R IBIS SUMMER DASH G3
Turf 1000m Special Weight
Added Money (JPY) 39.0M 16.0M 9.8M 5.9M 3.9M

Required Gold(VIP member) 600G
Required Gold(Normal member) 1200G
Place BN HN Horse Name Sex/Age Weight Jockey Odds Tip Mark
What's TIP MARK?
◎ 1st Pick
○ 2nd Pick
▲ 3rd Pick
△ Good
× OK
Short Comment
1 5 9 Jo Kana Chan F5 54.0 Y.Hishid 7.8
2 7 13 Lion Boss M5 57.0 K.Samesh 2.4
3 6 12 Believer F5 54.0 M.Sugiha 19.6
4 8 17 Meisho Kazuhime F6 54.0 A.Nishim 50.5
5 4 8 Daimei Princess F7 56.0 S.Akiyam 8.0
6 8 18 Mikino Drummer M7 56.0 K.Kikuza 45.0
7 5 10 Iberis F4 54.0 S.Hamana 17.7
8 2 4 Kappatsuhatchi F5 54.0 G.Maruya 30.9
9 3 5 Naran Huleg M4 56.0 K.Maruta 12.5
10 1 2 Love Kampf F5 56.0 N.Fujita 25.1
11 4 7 Regina Forte F6 54.0 K.Miura 49.6
12 6 11 Ayutsuri Oyaji M6 56.0 D.Shibat 16.7
13 1 1 No One F4 54.0 Y.Fukuna 62.5
14 2 3 One After M7 56.0 R.Wada 159.0
15 8 16 Cool Tiara F4 54.0 S.Ishiba 34.8
16 7 14 Gold Queen F5 56.0 Y.Furuka 11.2
17 3 6 Nine Tails M9 56.0 K.Matsuy 163.3
18 7 15 Mont Perdu F4 54.0 Y.Nishid 15.5

Comment

ラップギアコース適性値【瞬3平5消2】に近い比率の馬が有利
番馬名   【ラップギア】瞬発指数
01ノーワン 【瞬1平1消0】 90
02ラブカンプ【瞬2平4消5】101
03ワンアフタ【瞬1平3消2】102
04カッパツハ【瞬2平1消3】102
05ナランフレ【瞬2平2消1】102
06ナインテイ【瞬1平5消2】 83
07レジーナフ【瞬1平1消6】 93
08ダイメイプ【瞬0平4消5】 97
09ジョーカナ【瞬0平2消4】103
10イベリス 【瞬2平0消1】100
11アユツリオ【瞬0平1消7】 98
12ビリーバー【瞬1平5消1】 99
13ライオンボ【瞬0平1消6】105
14ゴールドク【瞬0平2消4】104
15モンペルデ【瞬0平3消2】104
16クールティ【瞬1平0消5】100
17メイショウ【瞬0平2消3】 86
18ミキノドラ【瞬0平2消4】 87


 夏の名物レースとして定着した、JRA唯一の1000m重賞・アイビスサマーダッシュ。新潟直線芝1000mコースといえば2001年の創設当初から8枠有利が有名なコースだったのですが、その歴史を紐解けば、決して闇雲に8枠だけを買っておけば良いなどとという単純な話ではないことを思い知らされます。

 まず第一に知らなければならないのは、8枠が有利だったのは創設から最初の4年だけだったという事実でしょう。創設前には有利不利のないフラットなコースになるのではないかとも言われていた新潟直線芝1000mですが、フタを開けてみると目に見えて外枠各馬が伸びる映像ばかりが続きました。

 有利不利がないどころか、明らかに外枠が有利。最初の1年で外枠有利が周知のものとなり、内枠の各馬がスタート直後から外へ外へと殺到するようになっても、それでも外枠の絶対的優位が揺るがない特殊コースだったのです。

 しかしそれも2004年までのこと。創設5年目の2005年から8枠スタート馬の成績は急落し、その傾向は2015年まで11年間も続きます。その間もずっと「8枠有利説」が多くの競馬ファンの間で妄信されていたのはちょっとした驚きでもあったのですが、創設当初の8枠有利はそれぐらい強烈な出来事だったということなのでしょう。

 具体的な数字を出してみても、2005年から2015年までの新潟直線芝1000mコースは、1枠を除くと ほぼフラットに近い成績。このころ8枠ばかりを買った人は割と苦い思いをしていたかも知れません。

■2005年~2015年 新潟芝1000m 枠番別成績
1枠 510戦(15-20-29-446) 勝率3% 単勝回収 53%
2枠 527戦(33-18-20-456) 勝率6% 単勝回収 82%
3枠 532戦(35-23-25-449) 勝率7% 単勝回収123%
4枠 538戦(25-35-29-449) 勝率5% 単勝回収 53%
5枠 548戦(37-27-26-458) 勝率7% 単勝回収 51%
6枠 557戦(41-46-32-438) 勝率7% 単勝回収 76%
7枠 696戦(50-46-46-554) 勝率7% 単勝回収 81%
8枠 704戦(50-69-78-507) 勝率7% 単勝回収 71%



 このまま8枠神話だけが残り、フラットな成績に収束していくかと思われた新潟直線芝1000mコースですが、2016年辺りから また風向きが変わってきます。それは創設当初を超えるほどの、強烈な8枠有利傾向。2001年から2004年までを第一期、2005年から2015年までを第二期と考えて、2016年以降の新潟直線芝1000mは第三期(サードステージ)に入ったと考えるべきなのかも知れません。

■新潟直線 芝1000mの 8枠成績
第一期 277戦(27-18-28-204) 勝率10% 単勝回収155%
第二期 704戦(50-69-78-507) 勝率 7% 単勝回収 71%
第三期 278戦(34-23-25-196) 勝率12% 単勝回収113%
※第三期は2020年7月20日現在

 この傾向は8枠のみならず、7枠に関しても同様の傾向が見られるだけに、今後しばらくは(外枠有利が万人に知れ渡っているとしても)再び7枠、8枠を重視して予想を組み立てて行くべきなのでしょう。

■新潟直線 芝1000mの 7枠成績
第一期 272戦(18-20-19-215) 勝率 7% 単勝回収123%
第二期 696戦(50-46-46-554) 勝率 7% 単勝回収 81%
第三期 271戦(23-28-21-199) 勝率 9% 単勝回収103%
※第三期は2020年7月20日現在

 このように、競馬データには見かけ上の値『現状値(Current value)』と、最終的に収束すべき値『収束値(Convergence value)』があるはずで、現状値と収束値は必ずしもイコールの関係ではないことに注意すべきです。特にサンプルの少ないデータや理由が説明できない不思議データは現状値と収束値がかけ離れている可能性も低くはありません。高回収率で飛びつきたくなるその数値、それは収束値ではなく、偶然が産んだ現状値なのかも知れませんよ。

-----

それはさておき、第1回アイビスサマーダッシュからの前半3ハロンタイムを並べてみると
32秒3
32秒0
32秒2
32秒2
32秒4
32秒8
32秒5
32秒1
33秒1
31秒8
32秒3
32秒1
32秒9
32秒2
32秒5
32秒8
32秒2
32秒1
32秒6

最近の短距離戦(1200m戦)はG1でも前半の3ハロンが34秒台の「緩いレース」になっているのですが、さすがにこの新潟芝1000mでは逃げ馬を抑える騎手はいませんね。重賞クラスの“短距離馬逃げ馬”は、騎手や陣営の思惑が無ければ、本来これぐらいのペースで行けるはずという話の証拠にもなる数字でしょう。

つまり、アイビスサマーダッシュの狙いは「(逃げ馬に)前半3ハロンを32秒台前半で引っ張られても消耗しない馬」。目安としては、過去に「前半3ハロンを32秒台で先行し、しかも好走できている馬」。これがアイビスサマーダッシュ勝ち馬の最低条件と考えます。

ということで、それに該当する馬を抜き出してみたところ、今年は
(2)ラブカンプー
(4)カッパツハッチ
(6)ナインテイルズ
(7)レジーナフォルテ
(9)ジョーカナチャン
(13)ライオンボス
の6頭ぐらい。しかし参ったな、7枠、8枠の6頭スペースに入ったのは(13)ライオンボスだけじゃないてすか。しかも外枠に入れば面白そうだと考えていた(2)ラブカンプーと(4)カッパツハッチがどちらも内枠に。指数的には(13)ライオンボスがオッズほど抜けていないだけに、枠順次第では色々と考えることが出来たはずのアイビスサマーダッシュですが、ワタクシ的には最も望まない枠順に。

いや、ここはむしろ(13)ライオンボスの人気が盤石のモノになったことを歓迎し、(9)ジョーカナチャンを買うべきではないかという考えに至りました。元来この(13)ライオンボスという馬、新潟直線芝1000メートル初戦の2019邁進特別はまだしも、そのあとの4戦は決してスタートから快速という訳ではなく、押して押してやっとのことで先頭に立っている印象の馬なのです。

先頭に立ってからゴールまで持ちこたえるのがそれ以降の(13)ライオンボスの強さではあるのですが、『破格の強さを見せた2019邁進特別』での(13)ライオンボスを支えていた武器のうち、スタートダッシュという1つの武器には近走翳りがあるようにしか見えていません。

この新潟直線芝1000メートル、前走スピード負けした馬は、最終的に1着でゴールしたとしても、次走同コースで積極的に買うべきではないと考えています。ましてや今回は、直でスピード負けした(9)ジョーカナチャンがいるレース。斤量が4.5kg差から3kg差に縮まるのは承知の上で、それでも(9)ジョーカナチャンが本命。結局は冒頭の枠順論を無視する形になってしまったのですが、これが2020年アイビスサマーダッシュ渾身の結論です。


----------
※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト4ハロンのみに注目した適性分析です。JRA発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。

※ 瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70~上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、1走ごとに変化します。

Sure Tip

Normal Tip

Combination

Win Normal 9 6,000JPY 9 780JPY Hit!

Total Betting

Betting:6000JPY  Payout:46800JPY  Winnings:40800JPY

How about this tip?

 
8Nice

Tip view

562view