Pro tipster MAX > N.Okamura's TipVICTORIA MILE G1 - 14/5/2017 Tokyo11R |
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春の最強牝馬決定戦として定着したヴィクトリアマイル。昨年は前哨戦を2着、それでも1番人気に支持され、惜しくも2着に敗れた(11)ミッキークイーンが、今年は前哨戦を快勝して万全の態勢でこのレースに臨む。 オークスと秋華賞の勝ち馬であり、前走・阪神牝馬ステークスの楽勝ぷりを見るに、人気になって当然の馬ではある。しかも6戦3連対の2000m以上に対して、1800m以下は7戦【2-5-0-0】のパーフェクト連対。2400mのオークス馬ではあれど、そういった意味では2400mジャパンカップよりも2200mエリザベス女王杯よりも2500m有馬記念よりも、1600mのヴィクトリアマイルが適鞍と考えることもできるのだろう。 たしかに前走・阪神牝馬ステークスは圧巻の内容だった。5馬身以上あった先頭との差が、ひと追いふた追いでアッという間に先頭へ。秋華賞以降の2年間、今ひとつ勝ちきれなかった競馬は何だったのかと言いたくなるような瞬発力だった。 ただ、その鮮やかさが逆に何か引っかかる。前走・阪神牝馬ステークスも含め、7戦【2-5-0-0】の1800m以下は、前年ヴィクトリアマイルを除き、そのすべてがスローペース戦。ここはハイペースで流れるヴィクトリアマイル、スローからの切れ味が(11)ミッキークイーンの武器だとするなら、ここはちょっと違うような気もするのだ。 そう、ヴィクトリアマイルで重要なのは、1にも2にも「ハイペース耐性」。キャリアの少ない2歳馬や3歳馬のレースはペース耐性など考える必要がなく、それらの若駒はアッサリと自己最速を更新したりしてくれるのだが(昔、これに悩まされた(笑))、キャリアの多い古馬にとってペース耐性の実績はかなり重要。歳を取れば取るほど、環境の急激な変化に対応できなくなっていくのは人間も同じではないだろうか。 さらに言うと、ハイペースであるにもかかわらず、上がりも速い。そんなデタラメな流れをこなせる馬がいるのかという話になってくるのだが、要するにそれは短距離馬の流れなのだ。ウオッカ、ブエナビスタなど名馬の勝利も見られるが、その両頭にしても(1番人気で)2戦しての1勝。過去2年の勝ち馬はスプリンターとして名を上げたストレイトガールだし、その前のヴィルシーナにしても1400mからの臨戦だった。 短距離に対応できる道中のスピードがあり、しかも速い上がりを使える馬。……それって(14)レッツゴードンキのことなのでは? 最早しっかり“ムラ馬”と認識されている(14)レッツゴードンキだが、実はオークス以降の常に折り合いを欠いていた1年間を除くと、12戦【3-4-4-1】、4着以下は1度だけという堅実な成績。唯一4着以下となったスプリンターズSも勝ち馬とは1馬身程度の0.2秒差(着順的には9着)だった。 と言うか、まともに走った時期は、敗れた9レースも含めすべて勝ち馬から0.3秒(1馬身半程度)以内の競馬。完全復調した現在、適性も加味すれば(11)ミッキークイーンとも互角以上に渡りあえるのではないか。 |
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