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来月より採用される女性騎手へのアローワンスを控え、予測通りにJRA通算50勝に到達し、グレーゾーンの★4キロ減量を回避した藤田は、今後何勝しても平場戦では2キロ減量が保証される。しかも100勝までの残る50戦は3キロ減となる訳だ。
斤量が、現実的に競走馬の走りに影響する訳では無いが、それを悟られ無意味が事が行われている事を隠匿したい日本中央競馬会(以後JRA)は、当然ながら、相応の措置を講ずる。
JRAは、公営である事で違法性を除籍し、堂々と運営し胴元として君臨し続けなければならない宿命を持っている。つまり、「日本競馬」に、次々と新しい不確定要素を織り込む事でギャンブル性の向上を図る。しかし、それは、射幸心を煽ってしまってはならない。
この意味が解れば、藤田騎手のG1初出走初勝利の蓋然性は自ずと見えて来るはずである。
菜七子アローワンスと揶揄されているが、それでも藤田人気は、留まる事を知らないし、3月に入りと一層拍車が掛かるだろう。そして、それなりの実績を残して行く事になる。発表当初、2019年の新人騎手の女性でもいるのかと思っていたが、丸坊主のアンちゃんと、逆輸入のオッサンが1人だけである。
過去の失敗を繰り返さないように、そして、それを払拭するように、JRAは細心の注意を払っているのである。
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