藤沢雄二さんの競馬日記

フラーズダルム快勝で安堵の今シーズン初勝利♪~POG第2節~

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今シーズンのPOG戦線は2週目に初出走を迎えました。
日曜日の阪神の新馬戦でフラーズダルムが勝って今シーズンの初勝利を飾ることができました。


【出走結果】
・6月13日 東京5R
☆トレジャーアイル 7着 1.28.3・不良(1着馬とのタイム差+1.5)
単勝オッズ 4.3倍(3番人気)
【採点:4.5】
《ラップタイム》12.9-11.7-12.9-12.9-12.0-11.8-12.6

東京の新馬戦でデビューしたトレジャーアイルは7着でした。

《クリストフ・ルメール騎手》
体が重かったですね。
それに最後までスピードが速くなりませんでした。

《レース映像》
http://jra.webcdn.stream.ne.jp/web/jra/onetag2020/eqSpPlayer.html?target=202003050305
※JRAのサイトに移動します

レース後のルメールのコメントはかなり身も蓋もないものでしたが(汗)
実際にパドックの映像を見た限りではノソッとした感じで周回を重ねていたので、体が重かったのは否定できないですね。

不良馬場がかわいそうだったという見方もできるかもしれませんが、それは全馬同じ条件ですからね。
レース前に『血統的に道悪は向くだろうと』指摘した2頭がワンツーだったので、道悪の巧拙が明暗を分けた部分はあるかと思います。
まあ不良まで馬場が悪くなってしまったのはこちらの見立て違いで、せいぜい重発表ぐらいに止まるかと思っていたので、想像以上に馬場が悪かった点は考慮しても、それでも勝ち馬から1.5秒の差がついてしまえば道悪の巧拙だけが敗因ではないですね。

スタートは悪くなかったけど、二の脚は速くなかったですね。
ポンと出た4番の馬の番手に収めたかったのかもしれませんけど、行き脚のついた外枠勢に来られてしまったのを思うと内枠が仇になった感もあります。
ルメールは馬場のいいところを選んで走らせようとした感じですが、枠なりに走っていた同じミッキーアイル産駒のスターリングワースに4コーナーのコーナーワークで前に行かれたのを見ても、外に出したのは良手ではなかったですね。

実はレース後に知ったことが結構あって、その一つが気性面を考慮しての前日移動。
気性が前向きすぎて1200mの方がいいかも、という報道はあったのですが、個人的には美浦→府中の前日移動はあまり意味がないイメージがあって、策の一つかもしれないけどそこに縋るようではまだまだなのかな~と。

そして「勝てば函館2歳Sへ」という書き込みがあったので、最初はファンの戯言だと思っていたのですけど、それ競馬ラボの記事にあったんですね。
夏から秋の2勝クラスの条件戦だと、毎年のように「勝って菊花賞へ」というコメントを見かけるんですけど、それで勝った馬がいた記憶がないのよね。
それと同じで今の時期の2歳戦も新馬戦の前から重賞参戦プランのある記事を見かけるけどそれってホントにロクなことがない。わかっていても書くんじゃないよ。確かに期待の高さを伺えるワードだけど、期待馬を闇に葬るには十分すぎる。

いずれにせよ出直しですね。
とりあえず期間内に重賞を狙うのは限りなく難しいかもしれないけど、期間内2勝なら可能性はあるのでそこは諦めないようにしたいですね。


・6月14日 阪神5R
△フラーズダルム 1着 1.37.1・稍重(2着馬とのタイム差-0.7)
単勝オッズ 9.7倍(4番人気)
【採点:7.5】
《ラップタイム》12.7-11.2-12.3-12.5-12.9-12.3-11.4-11.8

阪神の新馬戦でデビューしたフラーズダルムは4馬身差の快勝劇で初陣を飾りました。

《福永祐一騎手》
1週前のCWコースでの動きが良かったんです。
道中ずっとスムーズでしたし、抜け出してからも集中できていました。
初めてにしては上手に走ってくれましたし、センスがいいですね。

《レース映像》
http://jra.webcdn.stream.ne.jp/web/jra/onetag2020/eqSpPlayer.html?target=202003090405
※JRAのサイトに移動します

戦前の陣営のコメントでは「少しテンションが高いところがある。落ち着いていれば」と出ていたので、パドックの映像を見るまでは不安でしたが、なかなかどうして、むしろ気合不足じゃないかと思うくらいの雰囲気で周回していました。この点においては無観客競馬が幸いした感じはあります。

当該週の坂路の併せ馬では遅れていたのが4番人気に止まった理由なのかもしれませんが、レースでは実にしっかりした走りを見せてくれました。
五分のスタートからスッと2番手につけると直線を向いて早々と先頭に。残り1ハロンのところで2発ステッキが入っただけで、後続に4馬身差の完勝劇には驚きました。

阪神の外回りでいい勝ち方ができたので、先々に期待が膨らみました。
個人的には「俺に何か恨みでもあるのか?」というくらい、自分の指名馬の勝ち方を酷評してくるJRA-VANの若駒コラムの勝ち上がりランクのタイムランクでも7と珍しく高評価を得ました。
あまり鵜呑みにはしないけど、悪い気分ではありませんw

半姉のグレイシアが新馬戦で6馬身差快勝→1勝クラスを連勝して向かったアルテミスSで1番人気の支持を集めましたが、11着と大敗してからは歯車が狂ったかのようにサッパリなので、フラーズダルムも気性面が課題になってくると思われます。
多少のことでは動じないメンタルを手に入れられれば大きいところも夢じゃないかと思います。

直後に適鞍もないので放牧に出ましたが、新潟2歳Sは検討してもらってもいいかと思っております。


第2節終了
1-0-0-1/2
《指名馬の騎手成績》
福永祐一:1-0-0-0
クリストフ・ルメール:0-0-0-1

《人気度数》
3番人気:0-0-0-1
4番人気:1-0-0-0

まあPOGのスタートはこんなもんでしょう。
ラインナップのわりには1番人気になる機会はあまり多くないかもしれませんが、常に人気以上の走りは見せてほしいものです。

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