さいくろん山田さんの競馬日記

函館スプリントステークス 2018 予想メモ

 公開

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函館右回り1,200m
※自分用メモなので随時更新します。
前半:向正面奥からスタート後、上り坂を登っていく形状なので、スピードが乗りにくい。4コーナーから下りに変わり、直線262mの直線に向かう。開幕週、直線短い、小回り、の条件から逃げ先行の馬を狙うべきコース形態。

後半:直線短く、逃げ先行有利なのは周知。さらに開幕週で先行争いも激化し、直線入り口付近で大渋滞が起こりやすい。能力ある馬でも一度詰まると直線の短さから挽回が効きにくい。とはいえ、4コーナーで先頭集団にいなければ勝ち負けに加わるのは難しい。

考察:
牝馬の好走率が高い。
牡騸5-8-5-84 複勝率17.6%
牝馬5-2-5-31 複勝率38.7%
気温が上がって、夏は牝馬の格言がそのままの傾向であるがポイントは4コーナー付近の大渋滞と短い直線にあると想定。瞬発力に富む牝馬の方が、こういったローカル小回りでは優位。ギアチェンジがスムーズで、加速力が高い牝馬は仕掛けどころで詰まりにくいし、直線も短いが故にTS持続力が牡馬より乏しくとも雪崩込める。今回出走馬がいないものの、低斤量の3歳牝馬が活躍するのは低斤量が起因したスムーズなGC能力と関係があるのでは。

ローテ 複勝率:
2-2-0-12 高松宮記念 25.0%
2-0-0-2 桜花賞 50.0%
1-2-1-11 CBC賞 26.6%
1-1-1-9 NHKマイルC 25.0%
1-0-1-6 京王杯SC 25.0%



☆ナックビーナス
高松宮記念3着。中山巧者で前目に陣取って押しきる競馬もできるのは強み。1:07秒台の時計勝負になるとスピードの絶対値が足りない。体調万全であれば積極的に買っても良さそうだが、陣営コメントからも夏は例年バテる傾向にある馬で、本気度は薄い気がする。一番人気で積極的に買いたくはないが。

☆ダイアナヘイロー
高松宮記念18着。完全に負け過ぎの感はあるので、前提として1頭軸にするのは無理。高速馬場の軽い馬場が合っているタイプで、好走ラップはL3Fに息を入れて直線粘り切る。前走のような長い直線のコースは良さが生きないので当然の結果と言える。適性としてはこのレースあっていると思うし、馬場も高速馬場。馬場も調教も枠も良い。厚めに。

☆ワンスインナムーン
京都牝馬S5着。二の足が速いので、どの枠でも先行位置は確保できる。スプリンターズSでは前が垂れていく中、逃げてのS3着実績は評価。逃げ目に先行して粘り切るスタイルで、直線が短く、コーナーがきついローカル競馬場は合いそう。前半の機動力でG1好走の粘り腰を見せられればここは勝機も十分考えられる。陣営もサマースプリント狙いで、調教見るに調子は良さそう。軸候補。

☆セイウンコウセイ
京王杯SC12着。先行して粘り込みを図るが、絶対的なスピード量が足りないため時計がかかる馬場でないと好走は難しい。明らかなパワー持続型の馬で時計面の裏付けは足りない。賞金面から斤量が他馬より重いのもマイナス。昨年同様の高速馬場であればこの人気で買うメリットはあまりない。隣に飛ばす馬の枠並びは最悪で、包まれる心配も。切る。

☆キングハート
高松宮記念10着。後方から脚を使うも、持続力足りず。直線短いコースの方が良さそうで、昨年同レースもHペースで飛ばした2頭をキッチリ捉えきっての2着なので、適性はある。使って良くなるタイプに見えるので間隔があいてどうか。調教も若干もっさりして見える。夏自体は走りそうだが、前が速くなっての展開次第。

☆ジューヌエコール
高松宮記念17着。昨年同レース50kgで突き抜けて1着も、以降4走とも2桁着順。スプリンター特有の燃え尽きか、精神病発動か。とにかく連続凡走している中でのガラリ一変があるとすれば、昨年勝ちのこの舞台だが斤量が+4kg、この人気のまま推移するのであれば積極的に買いたくない。

☆ティーハーフ
鞍馬S1着。一昨年の函館SS以来、久し振りの勝利。鉄砲実績面から考えても、コースや展開が噛み合った偶然の激走と言える。こういった高齢馬の謎激走は2戦連続は続かない。一昨年勝ちの舞台であるが、高齢でズブさが出ているし詰まらないために外枠希望、尚且つHペース前崩れの展開待ちと条件は多く。

☆ライトフェアリー
鞍馬S2着。先行して前で粘りこむ。ローカル競馬場は得意で、先行して急カーブ付近で息を入れられるのが良いのだろう。昨年の条件戦実績から洋芝の適性も高そう。マイナー種牡馬で、時計の裏付け面が薄いため高速馬場で対応できるか微妙。だが、この人気であれば、先行できるし連続馬券内の勢いから体調も良さそう。ただ、時計面が足りなそう。高速馬場の対応次第だが、内枠に馬場適性もある先行馬が揃って、ここは3着に雪崩込めるか否かの紐程度の評価で。

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