銀色のサムライさんの競馬日記

セレクトセール2017から未来のPOG馬を探す【1歳編】

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2017年7月10日に行われたセレクトセール2017の1歳セッションから、
POG候補として面白そうな馬たちをピックアップしていきます。

未来のPOG馬を探し出すにあたり、
以下の2点の縛りルールを設ける事にしました。

・非ディープ産駒に限定する
・落札額1億円以下に限定する

7月10日の日記でご紹介した通り、
現3歳のセレクトセール出身馬はディープ産駒と高額落札馬が目立つ活躍を見せていませんし、
ディープ産駒と高額落札馬の情報はネットで調べればいくらでも出てくると思いますので、
非ディープ産駒と落札額1億円以下の馬から注目すべき馬を探した方が良いのでは?と考えました。
http://umanity.jp/home/view_diary.php?id=667150ca91&owner_id=a19269913c

また、注目馬を5頭程度に絞る事も考えたんですけど、
今の時点でPOG候補馬を絞るのはナンセンスですから、
気になった馬はすべて取り上げる事にしました。

それでは、セレクトセール2017に登場した馬の名から、
POG2018-2019シーズンの指名候補として注目している馬たちをご紹介しましょう。


★№5 牡 ヴィアメディチ2016(父・ダイワメジャー)

誕生日:3月16日
落札額:5200万円
落札者:近藤利一
販売者:ノーザンファーム

母・ヴィアメディチはリウレイ賞という芝1600mのGⅢを制しています。
ダイワメジャーとのカップリングですから、マイル以下の距離で活躍してくれそう。

★№10 牡 ファルネーゼ2016(父・ワークフォース)

誕生日:4月8日
落札額:3100万円
落札者:田中成奉
販売者:ノーザンレーシング

フェアリーS3着の実績を持つダイワダッチェスの全弟にあたります。
ダイワダッチェス以外の兄姉の成績が振るわない点がネックですけど、
馬っぷりの良さが目立っていたので、ピックアップしてみました。

★№23 牡 ディオベルタ2016(父・ハービンジャー)

誕生日:5月25日
落札額:2500万円
落札者:鈴木史郎
販売者:社台ファーム

祖母にイタリアのオークスを制したディオニージアがいます。
生まれが遅い割には馬っぷりが良かったですし、
今後の成長力次第では面白い存在になるかもしれません。

★№44 牡 ピーチブローフィズ2016(父・ロードカナロア)

誕生日:3月2日
落札額:9200万円
落札者:金子真人ホールディングス
販売者:ノーザンファーム

近親にベッラレイア、ワイルドラズベリー、トウシンモンステラなどがいます。
全姉・ステラローザが小柄な馬なので、馬体重には注意したいです。

★№88 牡 プラウドウイングス2016(父・スクリーンヒーロー)

誕生日:3月12日
落札額:4000万円
落札者:村野康司
販売者:社台ファーム

母・プラウドウイングスは芝1600mのGⅡ・ミュゲ賞を勝っています。
半兄のマリオーロも芝1400mに実績がありますから、
マイル以下の距離での飛躍に期待したいです。

★№104 牡 カリズマティックゴールド2016(父・キンシャサノキセキ)

誕生日:3月31日
落札額:3900万円
落札者:近藤利一
販売者:ノーザンレーシング

筋肉量が多そうな馬体をしていますので、ダート向きかもしれません。
でも、兄姉の成績がイマイチである事が気にならないくらい、馬っぷりの良さは目立っていました。

★№124 牡 ピリカ2016(父・ジャスタウェイ)

誕生日:5月14日
落札額:9000万円
落札者:金子真人ホールディングス
販売者:社台ファーム

母・ピリカはヴェルメイユ賞2着やフォワ賞3着など、欧州の中長距離重賞で活躍。
生まれが遅い点が気掛かりですけど、馬っぷりは非常に良く、高めの落札額になるのも納得できる馬です。

★№135 牡 シーニーンガール2016(父・ハーツクライ)

誕生日:2月18日
落札額:9200万円
落札者:大城敬三
販売者:社台ファーム

POGでのハーツクライ産駒の狙い目は短距離色の濃い母系の血統を持つ事だと思っています。
母・シーニーンガールは北米のダート短距離重賞で活躍していて、ハーツクライ産駒の狙い目に合致。
馬っぷりも文句ないですし、牡馬クラシックを意識できる存在になるかもしれません。

★№161 牡 ミストラルグリーン2016(父・バゴ)

誕生日:2月8日
落札額:500万円
落札者:日本中央競馬会
販売者:松浦牧場

順調ならば、来年のブリーズアップセールに出てくると思うので、
現時点の馬体とブリーズアップセール時の馬体とをしっかり比較して、
ハッキリとした成長を感じ取る事ができれば、POG候補として考えたいです。


非ディープ産駒では、24番のミスセレンディピティ2016(キングカメハメハ産駒)に注目していたんですけど、
牝馬なのに1億円超えの落札額になってしまったので、泣く泣くカットしました。

クラシック候補生という観点で見てみると、
ピリカ2016とシーニーンガール2016の2頭が面白そうです。

他では、近藤利一オーナーが落札した2頭(ヴィアメディチ2016・カリズマティックゴールド2016)も楽しみ。

近藤オーナーは当歳セールで5億8000万円の馬を落札した事で話題を集めていますけど、
他の落札馬も骨っぽいメンバーがそろっていますから、今後の動向にも注目したいです。

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