さいくろん山田さんの競馬日記

アルゼンチン共和国杯2018 予想メモ

 公開

379

東京2,500m

考察:
坂下からのスタートとなり、坂を2回越えるタフなコース。大箱コースのコーナー4つのため、必然的にロスなく内を回っていく馬が好走率高い。かと言って後方からでは届かないため、前目につける機動力と後半の直線まで脚を残す距離スタミナも必要となる、前半型の機動力戦と見ている。過去の好走馬も、中距離以上のG1で活躍する、スピード重視の中距離専よりスタミナ内包型のステイヤータイプが多い。jpn1裏開催だが、騎手の要素は高めに評価が必要。

☆ノーブルマーズ
宝塚記念3着。トラックバイアスに乗った、経済コースイン突きの作戦で好走してきた。事実、外枠で差し馬場となった日経賞では惨敗しており、ここ数戦の好走は全て内枠確保に因ると言える。それでも宝塚記念3着は、この中に入ると大威張りできるし、同舞台の目黒記念も2着。機動力コースで好走するための下地は十分あるので、内枠に入れば買い。しかし、休み明けで割引は必要。

☆パフォーマプロミス
宝塚記念9着。内有利馬場で後方から大外ぶんまわして直線伸びず。そもそも馬の力が足りてなかったのも要因の一つだが、騎手の判断ミスと捉える。この馬は低レベルG2までなら好走できるので、仕上がり次第ではチャンス。斤量56kgも恵まれた。有能外人配置も取りに来ているという判断で。

☆ガンコ
オールカマー7着。前走は、休み明けの分息が保たなかった印象。パワー型の馬で時計が掛かる馬場の好走が多く、今の時計が出る東京コースはマイナス材料。叩き2戦目で本来の豊富なスタミナは発揮できそうだが、前で粘り倒して好走するタイプなので東京の長い直線は向いていない気が。斤量57kgも少し見込まれた感があり、調教を見て抑えまでか。

☆アルバート
京都大賞典3着。長距離を走った後にTS戦に対応できるのが強み。京都大賞典もG1級のメンバーと混じりTSを生かして馬券内。直線の長い東京コースでは4-1-2-4と得意コース。しかし、この馬の日本人騎乗重賞実績は0-1-0-5で、今の不調な田辺騎乗では買いづらい。斤量も58.5kgのトップハンデが昨年から据え置きで、年齢面を考慮すると昨年より厳しいレースとなりそうで。
ステイヤーズSの調整のようにも見えるし。

☆ムイトオブリガード
準OP六社S1着。上がり馬で勢いがある。条件戦ではあるが、2,400m東京コースでTS戦にもP戦にも対応ができているし、先行できる脚質もいい。G3レベルのこのメンバーでは、十分力は足りると思う。長距離東京コースであれば、良くも悪くも綺麗な乗り方をする四位鞍上は良さそう。調教を見て、状態良さそうであれば厚めに狙ってみたい。

☆ウインテンダネス
京都大賞典6着。単騎で楽に逃げるも後半失速。休み明けの分もあるだろうが、TSの絶対値が足りない印象でTS戦は不得意か。目黒記念勝ち馬でもあるし、ステイヤータイプが活躍するこの舞台設定は向くはず。目黒記念は時計も優秀。鉄砲駆けしない馬で、人気になり過ぎないのもいい。厩舎と騎手が若干頼りないが、ウインー松岡であるし、ここは狙ってきている一戦と見て買い。

☆ルックトゥワイス
六社S2着。ズブいのでTSにのせるまでに時間がかかるものの末脚は堅実で、毎レース上がり3位以内。初速は遅いが速い上がりを使える。目黒記念は上がりの速さが直結する舞台なので、必ず抑える必要があるし、藤原ー社台グループー北友であれば人的要素も相対的に十分買えるレベル。

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