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【徹底攻略10】レース出走による能力成長を探る
執筆者:横井顕 2016年12月17日() 16:33
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『ダビスタ』シリーズでは、レース出走によってスピード・根性・気性を伸ばし、残るスタミナを調教で重点的に鍛える……というのが育成のセオリーでした。

そのため調教は基本的にダートが中心。

このあたり、『ダビマス』ではどうなっているのか。

過去のシリーズとは作りが大幅に違いますし、今まで当たり前だったことも一度しっかりと確認しておきたいところです。



レース出走による能力の成長

そこで調教をいっさいせず、まずレース出走による成長分だけを純粋に調べてみました。以下の馬で馬体解析を使って調べています。





以下が入厩させたばかりの時点での能力です。どの能力も素質より1~2段階低い地点からスタートしています。体質は成長しないため、素質と同じDのままです。





3歳末まで育てたときの能力が以下の写真です。スピード、根性、気性の3つが成長しています。スタミナは変化なしです。どうやらこれまでのシリーズと基本的に同じと見てよさそうですね。





ちなみにこの馬は、なかなかの素質馬だけあって、調教しないで馬体重・調子がメチャクチャな状態でも1600万下まで勝ち上がってくれました。



成長のピークを過ぎるとどうなるか

ところで、成長のピークを過ぎてからレースに出走すると能力は伸びず逆に落ちる……という仕組みがこれまでのシリーズにはありました。レースに使ったときに能力が衰えていくわけです。

レースに使わなければ能力は落ちないので、ピークを過ぎてもBC登録には問題なし、という作品もありました。『ダビマス』ではどうなのか。

ピークを過ぎた馬をレース出走も調教もしないで8歳まで放置したところ、能力はピーク時のまま維持されていました。





つぎにレースに使ってみたところ、能力がドカンと落ちました。やはり『ダビマス』でもレース出走がトリガーとなって能力が落ちるようです。スピードと根性だけでなく、スタミナや気性まで落ちていますね。





ピークを大幅に過ぎていたので、能力の落ち方も強烈です。1戦ごとに一定量ずつ落ちるのではなく、ピークを過ぎてからの期間に応じたレベルまで一気に衰える……という、過去のシリーズと同じ仕組みと思われます。



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○執筆者プロフィール
横井 顕(よこい・けん)
 ゲームが趣味かつ仕事のフリーライター。1994年に『ダービースタリオンⅡ』の公式全国大会で優勝し、以後ゲーム攻略記事に携わる。『ダービースタリオンⅢ全書』(アスキー出版)、『ダービースタリオン96全書』(アスペクト)など90年代の作品から、最近の『ダービースタリオンGOLD全書』(KADOKAWA)まで、シリーズ全般の攻略記事を執筆。現在は最新作『ダービースタリオンマスターズ』をプレイし、本サイトで攻略コラムを公開中。

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