【コラム完全版】
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～～～～～『くりーくの中間調教チェック　ジャパンカップ　2021【完全版】　』～～～～～

こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回も前走からの中間の調整内容（評価はＡ～Ｆ）を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。




１１月２８日（日）　東京１２Ｒ　第４１回　ジャパンカップ（３歳以上ＧＩ・芝２４００ｍ）

【登録頭数：２１頭（外国馬３頭）】（フルゲート：１８頭）

②コントレイル（Ａ）中４週
休み明けの前走時は乗り込み量が多くパドックでも太め感はなくかなり良い仕上がりだった。この中間も前走後の１週間後には乗り出していて１週前の追い切りの動きも素軽さがあって良い動きだった。休み明けの前走時しっかり乗り込まれていたので反動はなく上積みが期待できそう。
＜最終追い切りＡ＞
坂路単走。ほぼ馬なりも終いの伸び脚良く仕上がりは万全。


④シャフリヤール（Ｂ）中８週
この中間４週前の動きでは硬さのある動きだったが１週前には併せて先着と終いの伸びも上々。
＜最終追い切りＣ＞
坂路で併せ馬。抑えながらの走りも終いの手応えあまり良くなく伸びきれていない。

×カレンブーケドール（―）中４週※脚部不安のため出走回避


⑤キセキ（Ｃ）中６週
当初はアルゼンチン共和国杯を使う予定もありその１週前追い切りがかなり良い動きだったのでそこを使っていた方が良かったかもしれない。使われて良くなってくる馬で目標が中途半端に変わったためか先週の１週前追い切りではジョッキーの手が激しく動くも伸び脚は物足りず。
＜最終追い切りＡ＞
ＣＷ単走。この調教助手の人が乗るとハミ受けが抜群によくコントロールがしっかり効いていてこれがレースで出来ればなお最高。


⑭ユーバーレーベン（Ｃ）中５週
秋華賞からの中５週で乗り込み量は豊富も１週前追い切りでは計測不能も動きを見ると終い伸びきれず外の２頭に突き放されていて変わり身が感じられない。
＜最終追い切りＢ＞
南Ｗ3頭併せの中。外の馬とは互角の動きも手応えのは余裕があって出来は前走以上。


⑰ワグネリアン（Ｄ）中４週
前走時は良い仕上がりだったがこの中間は乗り込み量が少なく１週前の追い切りも軽めと友道厩舎本来の調教内容とは程遠い内容でプラスになる要素がない。
＜最終追い切りＢ＞
ＣＷ併せ馬の内。勢いの良い走りも併走相手の動きが良すぎて見劣てしまうくらい。友道厩舎で最終追い切りでこれだけ強く追うのも珍しくそれだけ仕上りにまだ不安があるのかもしれない。


⑮マカヒキ（Ｂ）中６週
前走京都大賞典で久しぶりの勝利。この中間も乗り込み量は豊富で１週前追い切りでも終い追われるとしぶとく喰らいついて遅れも内容的には悪くなく出来自体は引き続き良さそう。
＜最終追い切りＣ＞
坂路で単走。馬なりでの調整も重心が高く走りに力強さがない。


⑩アリストテレス（Ａ）中６週
前走時の追い切りでは終いの伸びがやや足りない感じに見えたがこの中間の１週前追い切りでは手応えに余裕があり一度使われての上積みが期待できそう。
＜最終追い切りＢ＞
ＣＷ3頭併せの外。硬さのある走りも終いスッと楽に前に出て先着。


⑦オーソリティ（Ａ）中２週
昨年は有馬記念に向かったが今年は中２週でこちらに。休み明けの前走時パドックでは＋１２キロも太め感はなく好仕上り。前走勝利後の翌週土曜には坂路で時計を出し始めていて疲れはない。この中間も１週前には単走で馬なりも滑らかな走りで跳びも大きく休み明けを使われて状態はさらに上向き。
＜最終追い切りＢ＞
3頭併せの外を先行。先週と比べると力みがあるがその辺は内に馬がいるからで手応えは悪くない。


⑬モズベッロ（Ｂ）中３週
前走時はＣＷでの調整と普段とは違う調教内容だったがこの中間は坂路に戻して時計もしっかり出るようになってきた。映像がなかったので動きは見られなかったが少なくてもここ２戦よりは良くなっているはず。
＜最終追い切りＣ＞
坂路で単走。前走時よりは良くなっているがまだ良い時のような力強さと馬体を大きく見せる走りまではいかない。


⑯ユーキャンスマイル（Ｂ）中３週
昨年よりは１週余裕があるので追い切り本数は２本多い。映像はなかったが坂路、ＣＷと時計は優秀で出来は良さそう。
＜最終追い切りＣ＞
芝コース併せ馬の内。持ったままの併走相手と比べると追っても伸びそうもない手応えで物足りない動き。


⑪シャドウディーヴァ（Ｂ）中５週
この中間も１週前に坂路で好時計が出ていて好調キープ。相手は強くなるが出来は変わらず順調。
＜最終追い切りＣ＞
坂路で併せ馬。走りやすそうな馬場も終い伸びきれず。


⑫サンレイポケット（Ｂ）中３週
ここ２戦の追い切りではともに重たさの残る走りに見えたがこの中間１週前追い切りでは先行したこともあるのか前走時よりも動きが軽くなった感じ。
＜最終追い切りＢ＞
前に馬を置いて終い伸ばす内容。使われつつ伸び脚も良くなってきて終いの伸び脚も上々。


➀ムイトオブリガード（Ｃ）中３週
秋２戦を使われて追い切りの時計は良くなってきているが１週前追い切りの動きを見るとまだ終い伸びきれていない。
＜最終追い切りＢ＞
併せ馬の内で直線突き放して先着も走りに硬さがあり。


⑩ロードマイウェイ（Ｄ）中２週
前走時のパドックではある程度仕上がっている感じだった。馬体重はこれ以上減らしたくなく輸送もあるので強めに追えないのかもしれない。
＜最終追い切りＣ＞
坂路単走。首が高めの走りでもうひと伸びほしい感じ。


【外国馬】
⑥グランドグローリー（Ｃ）中７週
これまでイタリアのレースには出走したことがあるが日本までの長距離輸送は初めてで調整には不安あり。レースまでに速い追い切りができるかどうか。
＜最終追い切りＣ＞
白井ダート単走。硬さのある走りで左回りのためかぎこちなさがある。


⑱ジャパン（Ｂ）中２週
前走から中２週での遠征もブルームと一緒なので精神的な不安はなさそう。前走直線に向くところで前が壁になりブレーキをかける場面があったので４着でもまともに走っていたらブルームとの差はそれほどなかったハズ。
＜最終追い切りＣ＞
競馬学校と東京での追い切りではブルームの外を追走。力強さはありそうだが速い時計に対応できるか不安が残る走り。


③ブルーム（Ｂ）中２週
前走初めてのアメリカ遠征で２着に好走と中２週での輸送も問題なさそう。前走早め先頭もゴール前甘くなったところを見ると脚の使いどころが鍵になりそう。
＜最終追い切りＣ＞
競馬学校では内に併せて先行。集中した走りで疲れを感じさせない動きも金曜の東京ダートでは力強さに欠ける走り。


⑧ウインドジャマー（Ｂ）中６週
前走３勝クラスを勝って一気の相手強化。間隔は空いているので乗り込み豊富で南Ｗでも好時計が出ていて出来自体は良さそう。
＜最終追い切りＣ＞
南Ｗ併せ馬の中。抑え過ぎてと頭が上がり重心が上がり気味の走りでもうひと伸びがほしい。


×ゴーフォーザサミット（Ｃ）６ヵ月半※除外
休み明けで乗り込み豊富も終いの時計がややかかっていていきなりはどうか。

×トラストケンシン（Ｂ）中４週※除外
使われつつ馬体が増えていてこの中間も１週前には坂路で併せて先着と状態は良さそう。


このコラムからの推奨馬はオーソリティ、コントレイル、アリストテレス３頭を上げておきます。

今回は、ジャパンカップ　編でした。
今年はコロナ過ではあるものの外国馬が３頭出走と１頭でも多くの外国馬が出走してくれることは良いことだと思います。ジャパンとブルームは日本人関係の外国馬とは言えＡ．オブライエン厩舎の２頭でこのようなヨーロッパの一流の厩舎の馬が毎年出走してくれるようになるだけでも違うと思いますしこのパイプをしっかりと残しておく必要が今後のジャパンカップの盛り上がりには重要になってくると思います。日本馬が海外のレースに出走して馬券も買えるようになった現在それらのレースに出走してきたが外国馬が日本に集結して対決するレースがジャパンカップであってほしいものです。



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東京１２Ｒはジャパンカップ。今年の◎は②コントレイル。ここが引退レースとなりますが前走はスタート後のポジション取りが悪く後手後手に回ってしまい最後の伸び脚に影響が出てしまった。出来が良かっただけにスタート後に勝ち馬のポジションで積極的なレースができていれば結果も違っていたはず。ただ出来に関しては前走時も今回も昨年の秋と比べても今年の方が断然に良く仕上げに関しても余裕がありかなり良い状態で引退レースを迎えることができそうなのであとは運が味方してくれて無事に走り追えることを願います。◯は⑦オーソリティ。今年はアルゼンチン共和国杯～中2週での参戦も1週前にはしっかり追い切られていて動きも柔らかくルメール騎手でここを使ってくるだけのことはあるくらい状態は良さそう。東京もこの距離も向いているので鞍上も含めてコントレイルにとっては嫌な相手となりそうです。▲は⑫サンレオポケット。前走の天皇賞（秋）では人気薄での好走。休み明け2戦を使って状態はさらに上向きでここも良い状態で出走できそうです。△は⑭ユーバーレーベン。前走を一度使われて今回は関東での競馬で出来も良さそう。軽量53キロで鞍上も一発ありそうなＭデムーロ騎手なので警戒が必要だと思います。以下×印の馬たちも割って入ってきてもおかしくなさそうで押さえておきたい。


☆ご購入ありがとうございます。あなたの馬券が当たりますように!!
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