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【2歳新馬】1億円ホース・モーゼスが差し切り勝ち
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17日の東京4R2歳新馬(芝1400メートル)は、柴田善臣騎手騎乗の4番人気モーゼス(牡、美浦・大江原哲厩舎)がゴール寸前で差し切り勝ち。タイムは1分23秒1(稍重)。
ゴルゴバローズがダッシュ良く先手を取り、マイペースの逃げ。二の脚がついたモリカイソウ、モーゼスが2番手を併走して、外からジンクフィンガー、サインズストームなども好位につける。人気のエクラミレネールはスタートが今ひとつで最後方からの競馬となった。ゴルゴバローズは軽快に逃げて、直線もリードを保ったが、これをただ1頭、追撃したのがモーゼス。3番手以下は離れ、ゴール前は粘るか差すか、2頭の完全な一騎打ちとなった。最後は1完歩ごとに差を詰めたモーゼスが何とかかわして1着。昨年のセレクトセール1歳馬セクションで1億800万円(税込み)の高値がついた良血馬が初陣を飾った。クビ差の2着は3番人気のゴルゴバローズ。さらに3馬身差の3着には2番人気のクレーデリンテが入っている。
モーゼスは、父ダイワメジャー、母チャールストンハーバー、母の父Grindstoneという血統。全兄カレンブラックヒルはGI・NHKマイルCの勝ち馬。半兄レッドアルヴィスはGIIIユニコーンSの勝ち馬。
柴田善騎手は「けいこではまだ物足りなかったけど、芝がいいんでしょうね。期待されている馬だし、結果が出せてよかったです」と実戦で変わり身を見せたパートナーに目を細めていた。
★17日東京4R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら
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